「 今年も咲いた、庭のヒチダンカ」
昨年、お茶の先生から「これはヒチダンカです」と教えて貰ってから、この時期になると気になって毎日眺めている。
庭にあった数種類の紫陽花を整理し、現在あるのは3種類だけ。このヒチダンカがメインの紫陽花となった。
冬枯れした先端の茎をうまく選定しておくと、初夏に花が咲く。
近所の西洋紫陽花に比べたら、少し早めに花が咲くようだ。
良く見ると、一本の株から出る花の色は淡い青色が基本だが、薄紅、濃紫、藍色そして白色等に変化する。
名の由来は、萼片が七段に重なるというところからきているとあるが、とても七段に重なっているとは思えない。
それでも、朝日がさして上下の萼片に陰が出来始めると、花弁がより浮かび上がって際立たせるから面白い。
毎日、朝起きるとヒチダンカを見に行くが、飽きることがない。
ぼってりとした大型で豪華な西洋紫陽花とは違い、小さな星がきらめくように咲くヒチダンカは、
ことなく気品のある清楚な佇まいをみせる。気にいっている花の一つだ。
「ヒチダンカ(七段花)は、1950年代に発見されるまで、幻の紫陽花と呼ばれていた。
ドイツ人医師シーボルトが著した「FLORA JAPONICA: 日本植物誌」の中に、他の17種類のあじさいと共に紹介されていたが、
実物の所在がわからなかった。 ところが、約130年後の昭和34年に神戸市立六甲山小学校の職員が、
六甲ケーブルの沿線で発見し採取した。
その後、ヒチダンカは神戸市立森林植物園などでさし木にされて増やされ、各地で植えられるようになった。」
現在、発見された株から挿し木によって増やされた苗が全国各地に広がり、今では幻ではなくなってしまったようだ。
「写真の駅」の紫陽花の項を拝見すると、華やかな西洋紫陽花に混じってヒチダンカを取上げている写真家も多い事に気付いた。
好みの対象が多様化しつつあるのかな。
昨年、お茶の先生から「これはヒチダンカです」と教えて貰ってから、この時期になると気になって毎日眺めている。
庭にあった数種類の紫陽花を整理し、現在あるのは3種類だけ。このヒチダンカがメインの紫陽花となった。
冬枯れした先端の茎をうまく選定しておくと、初夏に花が咲く。
近所の西洋紫陽花に比べたら、少し早めに花が咲くようだ。
良く見ると、一本の株から出る花の色は淡い青色が基本だが、薄紅、濃紫、藍色そして白色等に変化する。
名の由来は、萼片が七段に重なるというところからきているとあるが、とても七段に重なっているとは思えない。
それでも、朝日がさして上下の萼片に陰が出来始めると、花弁がより浮かび上がって際立たせるから面白い。
毎日、朝起きるとヒチダンカを見に行くが、飽きることがない。
ぼってりとした大型で豪華な西洋紫陽花とは違い、小さな星がきらめくように咲くヒチダンカは、
ことなく気品のある清楚な佇まいをみせる。気にいっている花の一つだ。
「ヒチダンカ(七段花)は、1950年代に発見されるまで、幻の紫陽花と呼ばれていた。
ドイツ人医師シーボルトが著した「FLORA JAPONICA: 日本植物誌」の中に、他の17種類のあじさいと共に紹介されていたが、
実物の所在がわからなかった。 ところが、約130年後の昭和34年に神戸市立六甲山小学校の職員が、
六甲ケーブルの沿線で発見し採取した。
その後、ヒチダンカは神戸市立森林植物園などでさし木にされて増やされ、各地で植えられるようになった。」
現在、発見された株から挿し木によって増やされた苗が全国各地に広がり、今では幻ではなくなってしまったようだ。
「写真の駅」の紫陽花の項を拝見すると、華やかな西洋紫陽花に混じってヒチダンカを取上げている写真家も多い事に気付いた。
好みの対象が多様化しつつあるのかな。