
自民党元衆院議員で「国会の暴れん坊」や「ハマコー」の異名をとった浜田幸一氏が5日、急性心不全のため、千葉県富津市内の自宅で死去とした。
’93年に政界を引退し、著書「日本をダメにした九人の政治家」は150万部を超えるベストセラーになったとある。
その後、数々のテレビ番組にも出演し、激しい言葉で論敵をやり込めて痛快な面もあったのが懐かしい。
「たかじんのそこまで言って委員会」が放送される前までは、彼らとは主義主張は少し異なるが、アクの強い政治家で面白い解説を説いていたのが印象深い。
いい悪いは別にしても、脳裏に残る政治家だった。
死去ニュースが出たので、本棚から「日本をダメにした九人の政治家」を取り出し再度読み始めた。
読書印象記はまた後日ブログにて書いてみたい。
「日本をダメにした九人の政治家」で指摘され九人:
●浜田幸一 ●中曽根康弘 ●竹下登 ●三塚博 ●宮沢喜一 ●小沢一郎 ●梶山静六 ●田辺誠 ●宮本顕治(元日本共産党中央委員会議長)
まだ拾い読み始めたばかりだが、下記2名は面白そう。
★小沢一郎:
「政治改革論にしても、外交、防衛、予算のあるべき姿にしても、彼はそういうことについては一家言持った男だ。
度胸もあり、腹も座っている。決断力の切れ味は、素晴らしいものがある。なにしろ、後藤田さんも彼の手腕を評価していたくらいだ」
「この男は、人の道に外れる事を平気でやるし、いずれ、親分の首でも平気で獲るだろう」
今なお話題の人「 小沢一郎」の解説はその通りだろうと思っている。
この本は’93年に発行されているので、もうかれこれ20年も前の話。
人の性格はそう簡単に変るものではないから、これだけの決断力を持つ男の実力を「東北大震災」で発揮して欲しかったと思うと残念だ。
無能・無恥・厚顔ぶりを晒け出し、リーダー像を徹底的なまでに地に落とした民主党政治家の筆頭である鳩山由紀夫と菅直人・両元首長に比べれば、
遥かに決断力と実績を持った政治家だっただけに、今の小沢一郎の動きや報道をみると、20数年前の評価とは必ずしも一致しない。
何処かで変ってしまったのかな。
★そして、この本の圧巻は元宮本共産党議長評価のくだり。
日本共産党の正森成二議員が質問中、当時浜田幸一予算委員長が正森成二議員の質問と無関係に発言したことの趣旨説明の内容だが、
「我が党は終戦直後に殺人者である宮本顕治君を国政の中に参加せしめるような状況を作りだしたときから、最大の懸念をもち、最大の闘争理念をもっておりました」
などと発言し、最終的には予算委員長を辞めた経緯全文が記載されているが、共産党思想の時代背景が判り易い。
暫く時間をかけて読んでみるとするか。