
野々池貯水池の藤棚を見に行った際、すぐ下に位置する黒星池と野々池との間の水田に沢山のレンゲが咲いているのを見つけた。レンゲの花など何処にでもある極々普通の野草の花だと思うが、改めて繁々と見ると美しい花びらをしている。レンゲの項を読んでいると「レンゲ草は、水田における緑肥として利用され、植物の生育に必要な肥料成分である窒素、リン酸、カリウムを豊富に含んでいます。特に、根に共生する根粒菌が空気中の窒素を固定し、植物が利用できる状態にするため、窒素肥料としての役割が重要です。レンゲ は『緑肥』といって、植えつけられる水稲の肥料として役に立つからです」だそうだ。

