4月1日からの阪神・巨人3連戦、初戦は巨人6-5阪神で、阪神は開幕から7連敗。新聞によると、開幕からの連敗記録は55年トンボと79年西武の12連敗で、7連敗以上は02年ロッテ11連敗以来、20年ぶり8度目。セ・リーグでは54年広島7連敗、79年ヤクルト8連敗に次いで3度目だそうだ。更に新聞は言う「開幕7連敗以上した過去7チームの最終順位を見ると、54年広島と02年ロッテの4位が最高で、優勝どころかAクラス入りしたチームがない」と、データは示すとある。
「4月1日」
そして、2日付けの新聞見出しは「阪神 屈辱の開幕7戦7敗 デッドライン超えでV確率0% 」とある。開幕第1戦は、開幕投手藤浪が好投し、8対1でオープン戦の好調さを維持していたが、何と、抑えの今年新加入のケラー投手が誤算で8対10と逆転されたのが運の尽き。ヤクルト戦第2戦も阪神0-6ヤクルトの結果で、その後の阪神打線は全く打てなくなり、4月1日の東京ドーム巨人戦迄、連敗記録更新中となっていた。素人ながら思うに、シリーズ初戦で、7点差を終盤あっけなくひっくり返されたヤクルトとの開幕戦のトラウマを引きずっているかのようで、昨年のような勢いが阪神には感じられない、と見ている。 面白くもないので、試合結果をちょい眺めては負けていると、他のチャンネルに合わせる。
で、対巨人第2戦、今日(2日)も4対5で負けた。とっくにテレビ放送は終り、9回表の阪神の攻撃をパソコンで追っ掛ける。糸井のヒットで1点返すも、佐藤のショートライナーでゲームセット。これで8連敗。翌日の産経ネットの実出しは「巨5―4神 阪神が開幕8連敗」と大きく載った。
そして、3戦目の今日(3日)、NHKの見出しは「阪神 セ・リーグ最長の開幕9連敗 昭和54年ヤクルト8連敗上回る」として「巨人対阪神は巨人が9対5で勝ちました。巨人は1回に中田選手の2号満塁ホームランで先制し5回に岡本和真選手の3号ソロ、7回には吉川選手の3点タイムリーツーベースなどで4点を加えました。先発したルーキーの赤星投手は7回2失点でプロ初勝利をあげ、巨人は6連勝です。阪神は投手陣が打ち込まれ、開幕からの連敗がセ・リーグ最長の9連敗となりました」だそうだ。 ただ今、阪神タイガースは開幕9連敗を継続中!
昨年迄、阪神タイガーズの試合は、関西地区での中継放送がある場合は、ほとんど見ている。テレビ放送がない場合は、パソコンでの試合経緯をみながら楽しんでいる。がしかし、巷で言われる所謂”阪神教”の信者でもないし、読売テレビが度々放送する説教じみた解説者が解説する阪神タイガーズの試合は見ない。阪神タイガーズの試合を見る一番の根拠は、実に面白いからだ。だから、負け試合は途中でチャンネルを切り替える。要は阪神タイガーズが勝っている、もしくは勝ちそうな試合しか見ない。従って、9回に逆転勝利した場合は、それまでが負けている試合なので、試合終了後しまったと後悔するが、逆転勝利の面白さに巡り合ったことはない。つまり、阪神タイガーズが勝っている試合だけ、気分が高揚する試合だけをみることにしている。というのが、阪神の試合を見続ける理由だ。
だからその点で言うと、9連敗などとは不愉快極まりない試合で、楽しみはない。