7月4日の神戸新聞朝刊を何気なく見ていると、一面の下方に下図のような兵庫県の広告があった。「65才以上の県内在住者を対象に、自動録音機能付き電話機の購入に最大1万円を補助する」と書いてある。嬉しくなって早速、該当機材を購入し、6日に補助金の請求を神戸市に申請した。
ちょうど、1年半ほど前から家の固定電話の子機が不調で、電話機を買い替るべきか思案していた矢先に、65才以上の高齢者に録音機能付きの電話機を購入すれば補助がでると報道されたので、兵庫県の担当部署に電話すると、神戸市の住民は神戸市に電話してくれと回答だった。県担当ではなく各市町村が担当するなら最初からそのように書いてくれたらと少々不満あるも、いずれしても年寄りの電話機購入に補助を出すと言うのだから、神戸市の「特殊詐欺対策電話機等の購入費補助」を読んでみた。
要するに、 高齢者の 特殊詐欺被害が過去最悪のペースで増えていることを受けて、詐欺の電話は固定電話にかかってくることが多いので、65歳以上の県内在住者を対象に、自動録音機能付き電話機を購入すれば最大1万円を補助するとある。で、神戸市に電話すると、予算の制限もあって、いつ何時中止が発表されるかのも分からないが、現在の所、予算超過の指示は来てない、とのこと。
つまり、65才以上の高齢者が、自動録音機能付電話機等を購入すれば補助が受けられる。特殊詐欺の犯人は、この機能がついている電話機を嫌がるため、特殊詐欺の被害防止に効果があるとされているとのこと。そして、補助対象の自動録音機能付きの電話の型番等が同時に記載されている。補足として、現在、非常に多くの補助申請があるので申請書類の提出、補助金の交付決定・補助金の支払いまで、1か月以上を必要とする、しかも、先着順で受け付け、予算上限に達し次第終了予定で、4月から実施中だとも書いている。だから、高齢者は必要なら早くせよとのことだろう。
我々年寄りが、65歳以上高齢者への電話機購入補助の件を初めて知ったのは、上記7月4日付け神戸新聞の公告だが、本件は既に4月1日から施行中で、先着順受付、予算額に達した時点で終了だそうだ。
子機付きの固定電話を買いたいと思案中だったので、これ幸いと市指定の補助金付き電話機を調べ、近くの家電量販店に行って如何なる電話機かと聞くと、今、電話機購入の問い合わせが多くなっていると言う。年寄りはみんな気になっているんだと知った。電話機の型番の値段を調べると、同じ型番でも1万円以上から数千円の物まで色々あった。早速、何時も購入している家電屋にパソコン注文すると、1日後には電話機が手元に届き、新聞広告から2日後に必要書類を揃えて神戸市の担当部署に送った。多分、問題なく承認されると思う。今時、携帯電話を持っていない人は珍しいとよく言われるが、パソコンと固定電話があれば、固定電話はパソコンのブロバイダーと同時契約なので安く、だから日常の生活は困らない。
★ 高齢者を狙った特殊詐欺、電話一本で済む、色々な詐欺の形態があるもんだと感心するが、実は、私も2018年の4月、この還付金詐欺屋から電話を受けた。「もしもし、健康保険の還付金について、先日、郵送しましたが回答されましたか?」と言う。延々と回答が必要と還付金の話をしてくるので、話の内容を理解することができず、健康保険金の事なら担当の区役所に聞いてみますと言うと、直ぐに電話が切れた。この間、非常に柔らかい物腰の話し方なので、何の違和感もなく、ただ内容が理解できなかっただけなので、念のため、区役所に確認してみると言うと電話がきれた。電話が切れても、まだ詐欺の電話などは気付かず、区役所の健康保険窓口に電話して、初めて詐欺の電話だと気付いた。
以下は、2018年の出来事を当ブログに投稿したもので、再稿するとこうだ。
「4日の午前10時頃、「もしもし区役所です。10月~2月までの健康保険に関する問合せの回答はされましたか?」との電話口から男性の声。第一印象、不思議に思わず、何の事やろうとわからず、「そんな問合せはあったかかどうか忘れた。どんな内容でしたか?」と返事した。すると、「区役所からの健康保険に関する問い合わせです」との再質問。当方は些かも記憶にないので、「神戸市の特定検診に○×問い合わせの回答は済んだ」と言うと、「区役所からの保険金還付についてです」と言う。電話に不自然さは全く感ぜず、落ち着いた声で「昨年10月からの健康保険の還付金が2万○○ありますので、銀行に行って」と言い出したので、還付金と銀行と何が関係あるんだろうと疑問があったので「区役所に行くんですね?」言うと、突然電話が切れた。おかしな電話に、区役所の健康保険係に問合せると、「もうだいぶ少なくなってはきたんですがね」と担当者の回答。続けて「区役所から保険金を還付すること等ありませんし、銀行に行ってくれと言うはずもありません」と、また、「還付金があるとして銀行名を聞き、その後銀行の担当者と称する人物から電話が掛かってくる手口です」として、「前も同じ事例があって、電話番号を○○から入手するらしいので、気を付けてください、と教えてくれた。
詐欺師が「健康保険の還付で銀行・・」と言ったので、これは怪しいとその後は思ったが、神戸市の健康保険料は高いと常日頃から思っていたので、珍しい電話だなと思いはしたが、当初暫くは何も怪しいとは思えなかった。まさか、その電話が還付金詐欺の電話だとは思えないほど流暢な電話だった。それにしても、宝くじに一度もあたったこともないのに、詐欺師からの電話にあたったとは、くわばらくわばら。」
以下は、2018年の出来事を当ブログに投稿したもので、再稿するとこうだ。
「4日の午前10時頃、「もしもし区役所です。10月~2月までの健康保険に関する問合せの回答はされましたか?」との電話口から男性の声。第一印象、不思議に思わず、何の事やろうとわからず、「そんな問合せはあったかかどうか忘れた。どんな内容でしたか?」と返事した。すると、「区役所からの健康保険に関する問い合わせです」との再質問。当方は些かも記憶にないので、「神戸市の特定検診に○×問い合わせの回答は済んだ」と言うと、「区役所からの保険金還付についてです」と言う。電話に不自然さは全く感ぜず、落ち着いた声で「昨年10月からの健康保険の還付金が2万○○ありますので、銀行に行って」と言い出したので、還付金と銀行と何が関係あるんだろうと疑問があったので「区役所に行くんですね?」言うと、突然電話が切れた。おかしな電話に、区役所の健康保険係に問合せると、「もうだいぶ少なくなってはきたんですがね」と担当者の回答。続けて「区役所から保険金を還付すること等ありませんし、銀行に行ってくれと言うはずもありません」と、また、「還付金があるとして銀行名を聞き、その後銀行の担当者と称する人物から電話が掛かってくる手口です」として、「前も同じ事例があって、電話番号を○○から入手するらしいので、気を付けてください、と教えてくれた。
詐欺師が「健康保険の還付で銀行・・」と言ったので、これは怪しいとその後は思ったが、神戸市の健康保険料は高いと常日頃から思っていたので、珍しい電話だなと思いはしたが、当初暫くは何も怪しいとは思えなかった。まさか、その電話が還付金詐欺の電話だとは思えないほど流暢な電話だった。それにしても、宝くじに一度もあたったこともないのに、詐欺師からの電話にあたったとは、くわばらくわばら。」
△改定
8月2日、神戸市の危機管理室から電話機補助金交付決定通知あり。