野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

看板

2019-12-18 06:31:03 | その他
娘夫婦が経営している店「Flying Carpet Gallery」、明石の大久保から神戸の垂水にオープンしたのが昨年の5月。
ペルシャ絨毯、ギャッベをメインにイラン・トルコ雑貨等中近東の雑貨を加えた販売店だが、ペルシャ絨毯やギャッベは、昨年3月にTV放送され、今年の4月にも再放送された「マツコの知らない世界」でも紹介されたように、世界各国から引き合いがある有名なインテリア商品。ペルシャ絨毯はかっての昔、高額で手の出しようもなくただ眺めるだけだったが、最近は安価になって愛好者も多いと聞いた。また、ギャッベは羊の毛100%で織られ、化学染料を一切使わずに草木から取った100%天然染料の自然素材とかで、アレルギーや敏感肌の子供にとって最適のようで、しかも冬は暖かく、夏は涼しいと言う。値段も手ごろでデザインも品数も豊富なギャッベが注目され、まとめ買いされる愛好者が特に多くなったと聞く。
   
 「Flying Carpet Gallery」の場所は、JRの快速と私鉄山陽電車の特急が停車する垂水駅から徒歩5分の距離にあり、兵庫県有数の集客施設マリンピア神戸(高級ブランド品を取り扱う有名な商業施設で観光施設でもある)は徒歩3分の距離にあるので、マリンピアを目指すと簡単に行ける。年中引き合いがあるらしいが、寒さに向かうこの時期、絨毯が良く売れてるそうだ。しかも高価なシルクのペルシャ絨毯も良く出るのは如何にも神戸らしい。この店が、最近、山陽電車垂水駅に店の広告看板を設置したと聞いたので、どんなんか送って貰った。改札を出る辺りから、「Flying Carpet Gallery 」の看板か点在し、合計4箇所あるとのこと。加えて、明石〜垂水間のバスにも広告を入れたとあった。
  「山電 垂水駅の広告看板」

  
 
明石〜垂水間のバスの広告看板。


娘達が絨毯販売を始めるズ~と前、絨毯を初めて買ったのは、ちょうど30年ほど前、家を新築した際、フローリングの部屋が物足りなく中国の緞通を2枚買った。大きさは300*200と60*100の2枚で、揃いのデザイン。神戸大丸に買い物に行った際、たまたま絨毯展示をやっていたので買った。当時の安い給料で、今考えるとよく買ったものだと思うほど高価だったが、しかし買っておいてよかった。フローリングの部屋に絨毯を敷くと部屋の雰囲気が一変し、引っ越した際に持参したピアノを置くとぴったりと様になった。それよりも良いのは、冬場のフローリン板の冷たさが無くなり、ふんわりして冷たさから解放される。

その後、イランに行った際、今度はペルシャ絨毯を3枚手に入れた。これも2枚はウール製で1枚はシルク。中国の緞通と違い、310*210程の大きさがあるが、折りたためるので大型のスーツケースに十分収納でき、かなりの大きさだったがそのまま持ち帰った。見た目を中国の緞通と比べると、ペルシャ絨毯の方がはるかに豪華で華やかに見栄えがする。細かい織目が繊細にデザインされているので、フローリングの部屋の緞通と取り替える事にした。すると部屋全体が華やぎ、豊かな印象になって、ワンランク上の住空間の部屋に突然明るく変身する。ペルシャ絨毯は中国の絨毯に比べ薄く、なにせ軽いのが特徴だから模様替えが簡単だし、明る色合いが優れ物。持ち運びも便利で、重くてくるくる巻きにしかできない中国緞通とは大違い。緞通を部屋に置いたときはすごいなーと感心したが、その豪華さで言えば、ペルシャ絨毯が遙か上にある。豪華さに雲泥の差があると思う。一緒に買ったシルクのペルシャ絨毯は壁に掛けているが、ペルシャ絨毯を買って良かったと思う。
 
絨毯を部屋に敷き始めると、面白いもので殺風景な部屋ががらりと雰囲気を変えてしまう。結局、大型のペルシャ絨毯を二枚、大型のギャッベを二枚、玄関マット程の数枚と家に敷き、畳の部屋に敷いた赤色目のペルシャ絨毯は 和室の雰囲気を一変させた。障子を通して部屋に明かりが差し込んくるので、フローリングの部屋に置いていた時とは、随分と違った色調に見える。光の当たり具合や見る位置によっては微妙に色調が変わって見える。つまり深い色合いに変って、この和室に敷いて、これは成功だった。ペルシャ絨毯やギャッベを一度でも手にするとその丈夫で美しく繊細なデザインに魅せられ、その後、複数枚購入する人が多いと聞いたが、心情はよくわかる。気に入った絨毯を買うべく、遠くは東京からのお客さんが、最近、はるばる神戸まで来て数枚購入していったと聞いた。
  「シルクのペルシャ絨毯」
コメント
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