桜、しだれ桜 ＠野々池周辺の桜 （その4）

野々池貯水池周辺で最も見事で見応えのする桜は、明石の沢野側土手にある「しだれ桜」。
ところが、今年も咲くには咲いたが、毎年少しづつ花の数が少なくなって、花を付けない枝が増えて垂れ下がっている。
一昨年まではそうでもなかった。満開になったしだれ桜は見事で、しだれ桜の下で花見をしながら弁当広げる見物客が数名、
写真を撮りながら野々池周辺の桜では一番だと口々に言っていた。是非このままの状態を維持してくれたらと喋りながら、
市役所も名物桜にしたいらしいとの話をしているのを聞いた。ところが、昨年になるとしだれ桜の上方部に桜の花が少し消え、
寂しくなり始めたので気になっていた。　それが今年は花の寂さが一層目立つ。

西明石駅付近から野々池貯水池までの道筋をつくる西明石緑道、その緑道の到達点が2本の「しだれ桜」。
貯水地の土手にあるので、ジョギングする人、ウォーキングする人、林崎疎水上方から西明石駅までのウォーキングルートでも、
この「しだれ桜」の近くで一休止す人多い。だが、もう野々池の名物桜では無くなった感あり。

今年の野々池貯水池の「しだれ桜」。花を付けない枝が目立つが、それでも垂れ下がった枝先の桜の花は奇麗に咲く。
　　　　「2016年4月」
　　　　　

2015年の「しだれ桜」。花の咲かない空間が目立つってくる。
　　　　　　　「2015年4月」
2014年までは枝先に一面に花を付けていた。この年は、しだれ桜の下で弁当を広げる人を写真を撮る人も目立っていた。
　　　　　　　「2014年4月」