野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

故郷 ー 雲仙普賢岳・国見岳のミヤマキリシマ

2013-06-01 06:20:45 | 故郷

FB友達の松嶋 哲哉さん(九州博多の「医療法人 才全会」 理事長)から雲仙国見岳のミヤマキリシマの写真が私宛FBに送付されてきた。
先日、同様に松嶋さんから普賢岳の写真が投稿されていたので、我が故郷としてシェアしたら、気に止めて頂いたのか再度写真が投稿された。
とにもかくにも非常に嬉しい。雲仙は、最高峰の平成新山 (1,483m) を中心に、周囲に、普賢岳 (1,359m) 、国見岳 (1,347m) 、妙見岳 (1,333m) 等で成り立つ。
昔の主峰は普賢岳だったが、現在では大噴火で形成された平成新山の方が高く、平成新山は長崎県の最高峰でもある。
数年目、島原に帰郷した際、雲仙・仁田峠までは車で行ったことはあるが、普賢岳や国見岳等へ遠足で登ったのはもう50数年前の遠い昔なので懐かしい写真だった。
こんなにたくさんのミヤマキリシマが一面に咲いている場面など、遠足でもお目にかかったことがない。
雲仙の普賢岳や国見岳、そして近くの妙見岳は「九州の山」では少し知られた場所で、特に春のミヤマキリシマ、秋の紅葉、冬の霧氷が有名。
50数年前は、普賢神社(火砕流で燃失)や直ぐ側に立つ屏風岩近くで休憩して弁当を食べた。屏風岩はそそり立つ一枚岩で行基が書を書いたと聞かされていた。
これが、22年前、1991年に大噴火をおこし、島原雲仙の風景は一変した。写真を見ると、大噴火をおこした普賢岳の平成新山の溶岩ドーム付近は今だ草木も生えていない。
しかし、周辺のミキマキリシマはあいも変わらず綺麗に咲きほこり、毎年多くの登山客を招き入れているようだ。

因みに、松嶋先生はカワサキのロードレースコース「スパ直入」を懇意にされており、スパ直入の関係者や
カワサキロードレースライダーである柳川選手や西嶋選手の体のケアをなさっていると聞いている。
                       
                        「中央の山が平成新山」
                       
                       
                       
                        
   
島原の海の玄関口、島原外港から見た雲仙の平成新山(中央のはげ山)と眉山(手前)。
220年ほど前、普賢岳が大爆発を起こした際、眉山が大崩壊し崩れた土砂が有明海に流出、それが大津波になって熊本に押し寄せて大被害をもたらした。
熊本に押し寄せた大津波は反動で今度は島原に戻り、島原が津波に飲み込まれたと言われている。これが世に言う、「島原大変、肥後迷惑」。
熊本と島原を繋ぐ有明海航路があるが、この航路からみた島原外港が最も綺麗な場所だと思っている。
 「島原⇔熊本のフェリーより見る島原外港と眉山、平成新山」

参考:
雲仙普賢岳」・・・’91年6月、雲仙・普賢岳で大規模火砕流が発生。
コメント
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