野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

大相撲秋場所も中盤、2024

2024-09-16 06:09:43 | スポーツ
大相撲秋場所も中盤になった
今場所は、横綱照ノ富士が糖尿病のため休場で、上位力士大関琴桜と豊昇竜に大関狙いの大の里がどのような相撲を取るかが、最大の面白いところ。15日の8日目を終わった時点で、トップは大の里で8戦全勝。琴桜は6勝2敗、豊昇竜は初日からの敗退が影響し4勝4敗で、秋場所を引っ張っていくと期待された大関陣は序盤から失速した。

今場所の大の里は、先場所、大関とり失敗を受けて、今の所は安定性抜群の相撲を取っている。持ち前の馬力にスピードが加わり、その上に器用な相撲をみせるのだから、我々年寄りの大相撲ファンの評価は高い。それを最も感じた相撲は好調平戸海との一番だった。仕切り前の両者を見比べると、巨体の大の里に小柄な平戸海の構図だが、平戸海は誰にも引けを取らないスピードと動きの良さ、加えて勘の良さで、ここまでのし上がってきた力士だ。この勝負にすごく興味があった。しかしながら立ち合いから、大の里のスピードが功を奏した。右のかいなを深く入れ胸を合わせると小柄な平戸海は逃げ場がない。体を寄せ、平戸海には何もさせずに一気に押し出した。相手力士以上に素早く動き回ることで勝ってきた平戸海を完全に封じた。上手い相撲だった。この勝ちで大の里の実力を認めざるを得なくなったと思うし、今現在の相撲界の第一人者に大の里は名実とも位置づられた、と思う。
平戸海ー大の里の一番は「NHKが解説」している。 
  「7日目の大の里:日刊スポーツ」
大の里の活躍について、NHKが「西岩親方にインタビュー」して聞いているが、親方の意見はこうだった。
(西岩親方)  「好調の要因は下半身の充実。ひざをしっかり曲げて相撲が取れているところがいい。これまで腰が高いのが課題の1つだったが、しっかり修正している。ひざを曲げて相撲を取るのは簡単なようでなかなかできない。この夏の間にしっかりと鍛えてきたと思う」
(西岩親方)  「下半身が充実しているので、攻められても1歩も下がることなく逆に相手を押していける。相手を押し込めるだけの馬力が大の里の1番の持ち味なので、ひざを曲げて相撲を取ることができれば安定感が増してくる」
(西岩親方)  「まだ10日間あるので、負けることもあるかもしれない。1つ負けた時に次の日までに立て直すことができるかどうかがポイントになる。どんなに強い力士でも負けることはあるので、そこで連敗しないこと。また前を見て歩んでいくことができるかが大事」と話している。

これからの大相撲を牽引する力士は琴桜と大の里の二人だと素人ながら思うが、今場所の中盤までの印象では大の里が一歩も二歩も前に出てきた。
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’90KX・・the best looking green machines ever

2024-09-14 06:07:48 | オフロード車事業
9月13日付け米国MX専門ネット誌「motocrossactionmag.com」の「RUMORS, GOSSIP & UNFOUNDED TRUTHS」に、’90KXシリーズの広告宣伝用写真があった。’90KXシリーズはカワサキのモトクロスマシンの歴史の中で、突出して”格好良いマシン”だと紹介している。

• MXA AD OF THE WEEK: 1990 “HOLY KAW” KAWASAKI AD
 
The 1990 Kawasaki KX line-up was among the best looking green machines ever. Back in 1990 Kawasaki had a KX60, KX80, KX125, KX250 and KX500.

2014年に発行された「RACERS vol26 」誌は、’90年KXのペリメータフレームを取り上げている。「RACERS」は日本の購買層が多いロードレースのワークスマシンを主に取り上げ記事にしているので、モトクロスバイクを取り上げて特集を組むのは異例だが、「編集長がKXペリメータフレーム開発物語を取り上げた理由」を巻頭言で、編集長はペリメータフレームを採用したカワサキKXデザインの”圧倒的かっこよさ”を「RACERS」特集に選んだ理由として述べている。かつ、他社比較車と対比しながらKXを絶賛し、この”圧倒的かっこよさ”が多くのユーザーを引き付け、例えば当時カワサキKXの最大の競争相手だった、ホンダの技術者でさえ、ホンダのモトクロッサーではなくKXを買ったと書いてある。その理由とは”KXが格好良いから”だったという。それまでのモトクロスフレームとは一線を引いた、言わばモトクロッサーのフレームとはこれだと言う既成概念を一掃してしまう”かっこよさ”がKXにはあった。

もう一つ、’90KXのアイデンティティの一つである、スプラッシュ”KX"のデザインを発案したデザイナーが、2023年に開催した「KX50周年を祝う有志の会」で、「KX50周年記念車のデザインについて」を講演してくれた。2024年モデルKX50周年記念車KX450、KX250に採用されたグラフィックデザインの原点である、'90年KXのグラフィック、スプラッシュピンク等の適用を考案した松見康祐 さん(元カワサキ技術部のグラフィックデザイナーで現在は熊本在住)が、当時の事を話ししてくれた。この’90年KXのグラフィックは、その後の’90年代の二輪車のグラフィックデザインに大きな影響を及ぼし、二輪の業界では初めての「グラフィック大賞」をもらった二輪車のグラフィックデザインとしては革新的なデザインだが、日常的に接した仕事仲間内では普通の話も、初めて聞く人や日頃から興味を持った人が聞くと甚く言葉が染みるような話だった

追加して話せば、「RACERS vol26 」誌には、米国の有名デザイナー・トロイリーとダートクール誌浦島編集長のKXデザインに関する談話だが面白い。カワサキがペリメータフレームをMXマシンに採用して以来、アフターマーケット部品市場が拡大した。ペリメータフレーム採用によって、燃料タンクをシュラウドが覆うことでデザイナーの担当分野が広がった事によるが、従来からMXレースではライダーがニーグリップする際、燃料タンクに泥を巻き込み傷が着きやすいという問題があった。こすれ傷があってもレース使用上は何ら問題ないが見栄えが悪い。そこで燃料タンクをシュラウドで完全に覆ってしまうことで高価な燃料タンクを交換することもなく、安価なシュラウドだけの交換で新しいマシンに変えることが可能となった。シュラウドは重要なデザインパーツになった。更にもうひとつ、当時、蛍光プラスチックをUS Kawasakiのワークスレースチームが多用していた。群を抜いて格好良く素晴らしかったので、是非量産適用してくれと強い要求がきた。数種の蛍光グリーンの樹脂部品を試作してみたが、これが見栄え抜群。しかし、蛍光樹脂部品の問題は色劣化がある事。各種試作し環境テストセルでテストしたが色落ちの経時変化を改良できず、当時は量産採用不可。今思い出しても蛍光グリーンは兎に角格好よく、KXに良く似合っていた 。蛍光グリーンのKXは遠い昔の話で、カワサキがモトクロスビジネスのリーディングカンパニーを自負して活動していた時代の、ごく一部の活動に過ぎないが、面白い愉快な時代だった。こうして、米国のMX専門ネット誌”Motocross Action”が’90年KXを再び取り上げてくれたので、昔を振り返ってみた。

 *参考: 




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・・・そうなると思った

2024-09-13 06:11:07 | その他
9月11日、共和党のトランプと民主党のハリスとの直接討論会が開催される。
NHKがLIVE放送するので、この討論会は楽しみにしていたが、翌日の新聞やネット情報では、ハリスを評価する声が多かったようだ。同じ日経WEBの一面に「VW、最大労組との協約破棄 工場閉鎖・大量解雇に道筋」として、「独フォルクスワーゲン(VW)は10日、本国で検討する工場閉鎖に関し、雇用保障を含めた労働組合との労働協約を破棄すると明らかにした。同国最大の産業別労組IGメタルに通知した。工場閉鎖に伴う大規模な人員削減の現実味が増してきた。」と続けている。電気自動車の販売失速で経営が悪化し、人員削減や工場閉鎖といった抜本的なリストラを行うとあった。あの欧州連合の経済の中心地であり、かつ機関車が失速し始めたという記事だ。これには多少どころか大いにびっくりした。ドイツ経済は早晩、困難な状況に陥るだろうと一部の識者が指摘していたが、経済の基幹産業である自動車産業のVWが、ドイツ国内の自社自動車工場の一部を閉鎖するのだから、その本当の理由を知りたかった。

6日付けのBloomberg にも書いてあるが「ドイツ激震、VW工場閉鎖は「氷山の一角」-工業力衰退の象徴に」には、ドイツが、輸出主導の自動車製造大国から、半導体やEVバッテリーといった先端を行くクリーンエネルギー大国への速やかな移行が成し遂げられなかったと書いているが、本当にその通りなんだろうかと、VWという世界企業がEV戦略に乗り遅れるなど信じられなかったので、本当の理由を探していると、こう言う分析「ドイツはもうおしまいだ…フォルクスワーゲンが国内工場を閉鎖した「真の原因」があった。
そこには、ドイツ経済の衰退原因を書いている。
 ● 頑なな反原発姿勢を変えていないショルツ政権のドイツは、当然ながら、高い電力代は家計ばかりでなく、企業にとっても大きな負担になっている。ドイツの電力料金は、2023年下半期の場合、原発比重の高いフランスと比べると、家庭用で概ね55%、産業用では80%も高い
 ● 製造業が国を支えてきたドイツでは、このエネルギーコストの高さは致命的で、国内の製造業の空洞化が進むのは避けようがない。
 ● フォルクスワーゲングループのオリバー・ブルーメCEOは「欧州の自動車業界は非常に厳しく深刻な状況にある」としたうえで、特に製造拠点としてのドイツは競争力の面でさらなる遅れをとりつつある」と語った。欧州市場に参入している新たな競合企業とは、安価な電力料金に支えられた中国に製造拠点を持つ、BYDなどの中国企業やテスラのことだろう。
 ● 労働組合は、これまで優等生的なリベラル政策を支持し、脱原発にも賛同してきたのだろうが、そんなあり方が自分たちの生活基盤を破壊することにつながっていることに、今更ながら気づくことになったのではないか。
 ● そもそも稼働を停止した旧原発の再稼働ができないように、現在のショルツ政権は、原発の冷却塔を相次いで爆破することまでやっている。したがってドイツが仮に原子力回帰ができるとしても、新原発の稼働は早く見積もっても10年後にならざるをえず、その間は原発の生み出す安価な電力をドイツが利用することはできない。こうした中でドイツ製造業の空洞化が進む一方、(多くの電力を消費する)データセンターなどの拠点がドイツに設置されていかないことも、もはや避けられないだろう。

ドイツを除く、昨今の欧州各国の原発再開に向けた動きの背景は、ロシアのウクライナ軍事侵攻に伴って、安全保障政策、エネルギーコストが大幅に上昇した ことが政策の抜本的見直しを必要にしたということだと思う(一昔前までは、パイプライン経由で送られてくるロシア産の安価な天然ガスがドイツの製造業を助け輸出を増やしていたと言われている)。EUの原理主義者が強硬に進めた、脱炭素化のとどのつまりが産業空洞化を進めてしまったと言うことだと思う。ドイツ在住の日本人女性がかなり以前に、ドイツのエネルギーコストが大幅に上昇した現実を、これも地球を救うために手段だと信じて耐えているドイツ国民のことを書いていたが、早々と原発を廃止し再生可能エネルギーに補助を出したら、ドイツの電気代が2倍になってしまったそうだ。そしてウクライナ戦争でロシアの天然ガスが入らなくなって、エネルギーコストが更に上昇し、これらのコストアップが競争力を奪い、基幹産業がドイツから無くなったという結論に至ったようだ。

そもそも、 環境団体は「産業革命前に比べて地球の平均気温が1.5度を超えてしまうと、気候変動の影響はより破滅的になる」と力説し、世界破滅を防止するために、欧州を中心とする政治家たちは鳩首して1.5度を守るべく、やれ脱炭素やれ脱原発だと盛んにあおってきた。それがなんと、既に誤差範囲の1.5度上昇したにもかかわらず、明日、壊滅的破壊に至るようにも思えず、我々はこうして健全に生きている。いま世界の大きな話題は、ウクライナやガザ地区の人的戦争を危惧しても、地球の温度が1.5度上昇した、すわ大変だ!とは誰も言っていない。現実は、1.5度上昇しても何も起こらなかった。そもそも、脱炭素思想には無理があったのだろう。

不満ながら思うに、我々日本の冬と夏の気温の差を見ると30度くらいあるし、その中での1度上昇を誰が不満を持つのだろうか等々と、頓珍漢な考えが頭の中を占めている一方で世界の平均温度が1.5度上昇すると地球は破滅すると書かれているのに、今、1.48度上昇したが、世界は破滅することなかった。多額な政府補助金いわゆる我々の税金支援なしには成立し得ない再エネ事業やEV車、脱炭素等のカーボンニュートラルの現実に、未来があるようにも思えなかった。

一方、世界の最大人口を持つグローバルサウスはと言うと、すこし前のCOP28に関する記事「グローバルサウスが主役になったCOPはゆるやかに死んでゆくにも書いているように「グローバルサウスが求めているのは、100年後の温暖化防止ではなく今の経済発展である。再エネだけでは工業化はできず、化石燃料は不可欠である。いま熱帯で起こっている洪水などの被害を防ぐには、脱炭素化より堤防などのインフラ整備のほうがはるかに効果的だ。 ・・こうしてゆるやかにCOPは死んでゆく。それは社会主義インターナショナルが失敗に終わり、消えていった歴史の再現をみるようだ。脱炭素化は社会主義であり、それを理想とする国では実現できるが、それを認めない国は協力しない。・・気候変動をゼロにしようという理想は美しいが、世界にはまだ電力のない生活をしている人が7.6億人もいるのだ。100年後のCO₂濃度を心配するのは、衣食住の足りる生活ができてからで十分である」と書いている。地球の温暖化で、麻生副総理が言う「北海道でおいしいコメが作れるようになったのだからいいではないか」の意見のほうが素直に頭に入ってくる。人類に自然を改造できるような力があるんだろうか思う反面、むしろ、地球の気候変動に適応して上手に生きる道を模索したほうが賢明で、なんとなくだが、電気モーター自動車も水素もそのうちに消えてしまうような気がしてならなかった。 その前哨の表れの一部の方向が、ドイツの自動車産業の工場閉鎖へと繋がった、と思う。 ・・・なるようになった。


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庭の野菜もまだまだ成長中

2024-09-11 06:26:49 | 
 
上の写真は今なお、旺盛に実をつける庭の「ゴーヤ」
台風10号がもたらした雨を吸ってゴーヤの成長が早い。今年の夏、最も食卓に上ったのは、このゴーヤで沢山取れすぎるので、知り合いに配り続けた。ゴーヤは真ん中から縦半分に切り、スプーンで端から種とわたをいっしょにかき出したあと、新聞紙上に並べて水気を少し取り、ビニールに包んで冷蔵庫に保管しておけば保存がきく。

庭には2本のゴーヤを植えているが、隣との垣根を一面覆ってしまう程に成長している。その横は「シシトウ」を2本、そのシシトウの枝までゴーヤが伸びて実を吊るしている。このシシトウ、何本かに一個、当たりがくる。
 
その他に、「長ナス」「ピーマン」を数本。
 
加えて、昨年貰い物の「サツマイモ」を食べきらずにそのまま保管していた丸まる2個を、面白半分に丸ごと庭に埋めてみた。長い芋ズルを伸びているが、サーどうなるだろう。「ニラ」は現在白い花を咲かせている。このニラもいざという時に便利。
 
「茗荷」は葉っぱばかりが茂ってはいるが、花芽は止まった。今年一番の野菜は「アイコトマト」で、庭に出ると赤い実をつまんで口に入れるが、実に旨い。アイコトマトももうすぐ終わり。
 

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9月のアケビ

2024-09-09 06:12:27 | 野々池周辺
野々池貯水池へと注ぐ林崎疏水沿いにはアケビが群生している場所があり、今年の5月連休過ぎ、小さい実(約10㎜程度)がなっているのを見つけた。その後の様子を確認しようと6月末に見に行くと、その大きさも約5㎝と、5月連休明け時に比べるとかなり大きくなっていた。そして、台風10号が去った9月初め、巻き付いていた枝が折れたりしていないかと見に行くと、アケビの実は約8㎝ぐらいに大きくなり落下することもなく、しっかりと枝に巻き付いている。
  
  
  
  
アケビが巻き付いている樹の上方を見ると、更に一個見つけた。今まで、目につくすぐ近くだけを探していたが、上を見ると枝に隠れて、しかもかなり上方にあるので全部を見つけることは難しいが、6月に見に行った頃に比べ結実したアケビの数が増えている。ところで、野々池周辺で食べられる実をつける樹のうち、花梨の樹(3本あった)は花も咲かないようになり、ザクロは花を咲かすが結実せずで、今は、このアケビとグミの2種類となっている。
   
   

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黄色の”タマスダレ”

2024-09-06 06:05:44 | 
先日、6月に咲いていたゼフィランサスが、9月なって再び咲いたと書いた。
過去のブログを紐解いてみると、庭のゼフィランサスは6月と9月初旬に二度咲いていると確かに書いているが、もう少し読み続けると、同じ時期に仲間の「タマスダレ」も咲いたとも書いている。で、今、庭をよく見ると、庭の一角に黄色の「タマスダレ」が咲いている。
   

その庭の「タマスダレ」だが、昔、庭に咲いていた「タマスダレ」は白色だった。もっと沢山あったような記憶もあるが、今は、白色のタマスダレは咲いておらず、この黄色のタマスダレ数本が庭の一角に咲いているだけとなった。2,3年前の庭に、結構たくさん咲いていた白の「タマスダレ」だが、今はもう見ない。
     「2、3年前のタマスダレは白色で結構沢山庭に咲いていた」
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9月のゼフィランサス

2024-09-04 05:49:06 | 
8月末の台風10号が去って、9月になった。
台風の余波を受けている間はやや涼しさも感じられたが、10号が去ると突然暑さがぶり返してきた。それでも最高温度は32度付近と、8月のくそ暑い日に比べると2~3度低い。天気予報によると、ここ1週間は晴れ続きで最高温度も32度くらいに落ち着きそうとある。

10号の大雨の後、朝夕は涼しくなってきた。今の庭には色気が少ないが、真夏の強い日ざしの中でも元気に咲き続けたマツバボタンだけは変わらず元気に咲いている。しかし、9月3日の朝、庭に出ると、桃色の ゼフィランサスが、9月初めを思い出したように再び花を付けていた。だが、明らかに桃色の濃さが違う。いつ見ても清楚な感じのする花だが、6月頃に咲いた時期に比べると、今はかなり薄い色となって咲いている。現在咲いている場所は3か所、玄関の脇、エアコンの室外機の横、物置の横。
 ① 玄関の新聞受けの下
  
 ② エアコンの室外機横
  
 ③ 物置の横
  
印象では突然咲いたと言う印象でもある。と言うのは、花茎と葉っぱの形状にあまり差がなく見分けが付きにくいので、花茎が伸びているのを気が付かない。ゼフィランサスにとって、普通に花芽を伸ばし普通に咲いたつもりが、毎日の成長を見ていない我々にとっては、花芽が伸びているのを気付きにくいので、ピンクの花がパッと出てくると、突然咲いた印象がある。  
しかし思うに、このゼフィランサスは結構しぶとく、どこの場所でも生き抜いて咲き続ける。鉢植えのまま放置しているのもあるが、すぐに目詰まりするほどに増えるので、球根を整理するのだが、抜き取った球根をどこかに置き忘れても、いつの間にか其処を起点に花が咲く。ゼフィランサスは白い花を咲かせるタマスダレと同じ仲間なので、タマスダレが耐寒性もあり丈夫で放任でよくふえるようにゼフィランサスにも期待している。

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台風10号が過ぎ去った日曜日

2024-09-02 06:00:14 | 日常生活
「庭のモミジアオイ:9月1日」
9月1日日曜日の朝、薄曇り空で部屋の気温は27度。
台風の余波で雨が降り続いた日にも庭のモミジアオイは咲き続けていたが、今日の朝も一輪咲いている。昨日はクーラーを付けずに寝たが涼しくて心地良かった。西明石に近い神戸市西区、日は照っているが曇り空で風は弱く、台風が過 ぎた後の静かな朝となっている。台風情報を得て片付けやしまい込んでいたものを早速、元の位置に戻した。

台風10号は九州上陸後四国を縦断し、1日現在、東海道沖にあって、ほぼ停滞している。今後は本州を北上し、今日の夜には風が弱まり熱帯低気圧に変わる予報となっている。当地は庭の野菜の水撒き不要程度の雨だったが、東海地方や関東地方は大雨で交通がかなり乱れていると報道にあった。
  「デジタル台風」9月1日朝7時頃の情報」

いずれにしても、24,25日の台風進路予想の大坂・神戸付近に直接上陸する恐れありの情報から一変し、迷走しながら、結果的に当地は何も被害がなく大助かりで、女房や娘・孫たちは其々に神戸やユニバーサルスタジオジャパンのイベントに参加することが出来、喜んでいた。31日はMLBのドジャーズの試合を見ていたが、大谷選手は43・43を達成した。大谷選手を見ていると、こんな大記録もごく普通に成し遂げてしまう様に見えるので、すごいの一言。こんな漫画の主人公のような選手が現実活躍し、その活躍をLIVEで楽しめる事に感謝している。で、1日の9時半になったので、NHKBSをつけると、なんと大谷選手44号と画面の右上にでた。大谷選手は初回の第1打席で今季5度目となる先頭打者弾を放ち、今季44本塁打としたと解説していた。暫く見ていると二回、満塁の場面で大谷選手に打順が回ってきたので満塁ホームランを妄想するも、この打席はセンターへの大飛球に終わった。試合は救援投手を継ぎこんだドジャーズが8:6で勝ち、ダイヤモンドバックスとのゲーム差を「6」に広げた。 

一方、31日の阪神・巨人の甲子園、30日の初戦は台風で流れたが、31日の試合は開催された。結果は阪神が4:2で勝った。初回、先発の才木の球が走らず連打を浴びて2点を先取された。連打された才木の顔は浮腫んで紅潮しているようにもみえ、かなり焦っていた。打線は巨人の先発投手戸郷に五回までわずか1安打に封じられていたが六回、2死から森下のヒット、大山の死球を受けて一、二塁。続く佐藤が逆転の11号3ラン。その後も、木浪のヒットで計4点。初回苦戦の才木はその後立ち直り11勝目となった。

そして1日の対巨人戦、阪神1:3巨人で阪神の負け。豪雨で7回コールドゲームとなったが、こんなにエラーが続き(両リーグワースト21失策やて)、これを上手く巨人に利用され、誰かは知らんけど、はたまたは三振続きでは勝てない。巨人の先発菅野選手のニタニタ笑う顔が印象的だった。今年はかなり苦しい。

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台風10号はどこに向かう

2024-08-31 05:42:01 | 日常生活
今日(30日)の午後、女房は娘と孫と一緒に神戸ポーアイのイベントに出かけた。ここ数日、台風の進路とその規模を心配しながら、JR神戸線の運行状況をこまめにチェックしていたが、当日の神戸は特に風もなく、雨も小ぶり程度に収まってよかった。しかし、前日の夜、NHKの台風情報を確認していると、突然、「兵庫県南部に竜巻発生のおそれ」とか「淡路に線状降水帯発生」とテロップに出たので、すわっ大変と慌てたが、開けて今日30日は晴れ時々雨程度で良かった。

台風がやってくると反射的に何処に、中心気圧は、と見る癖は治らない。
今回の台風10号、鹿児島に上陸する前の中心気圧が935hPa と強大な勢力になっていたので、気になって仕方なかった。鹿児島の指宿・川内あたりから島原半島に移動し、その地に暫く停滞。島原はわが故郷につき心配で仕方なかったが、島原に居座り移動しないからなおさらだ。その後、熊本の玉名辺りに移動し九州を抜けたのが30日の朝。1時間毎にGoogleMapで進路を確認するが念のためにウエザーニュースや気象庁の予報も見てみるも微妙に変わっているので(進路が住居に近いほど、その進路を知るのは重要)、その度に一喜一憂している。各出典機関の進路が違う場合、更に確認するのが米軍の「Joint Typhoon Warning Center (JTWC)」で、何時も最後に見て確認する。台風が過ぎ去って進路を確認すると、この米軍のJoint Typhoon Warning Center (JTWC)の台風情報がほぼほぼ正解に近い進路であった事が度々あった。

米軍の台風情報は「アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)が発表する台風情報です。この台風情報は、本来は米国の政府機関による利用を意図した情報ではありますが、一般の人々もアクセスすることができます。通常は6時間おきに情報を発表します」とある。30日の午後3時ころの米軍「Joint Typhoon Warning Center (JTWC)」の進路が下記図。  

ところで、台風の進路を確認する場合、ウエザーニュースや気象庁情報と「Joint Typhoon Warning Center (JTWC)」の予測進路が微妙に異なることがしばしばある。その理由は良く分からないが、今日(30日)日経記事に面白い分析「台風10号の進路予想、気象庁と米軍でなぜ異なった」があったので、すごく参考になった。その内容が下記。
「台風10号が日本列島を縦断する可能性がある。気象庁によると29日午前8時ごろに鹿児島県薩摩川内市付近に上陸した。台風経路図によると進路を東に変えて西日本に接近する見通しだ。ただ、ほかの気象機関の進路予想は速度が遅かったり、進路が異なっていた。機関によって台風の進路予想が異なるのはなぜか。

気象庁の台風情報は、赤道から北緯60度、東経100〜180度までの範囲で発生する熱帯低気圧のうち中心付近の平均風速が17.2メートルを超えた場合を対象とする。気象庁によると、九州地方を通過中の台風10号は、マリアナ諸島付近で8月22日に発生した。当初はほぼ真っすぐ北に進み、27日ごろに四国から近畿地方に接近するとされていたが、次第に進路を西に変えた。29日午後9時時点では九州に上陸しており、今後日本列島を縦断するとみられる。

進路予想は米軍合同台風警報センター(JTWC)や欧州中期予報センター(ECMWF)などの海外機関も公表している。米軍は海上行動に生かすため風速の定義など独自の方法をとるが、欧州の気象機関などは世界基準にのっとって予想している。

台風は日本列島から遠いところで発生するため、発生直後の予想は誤差が大きくなりやすい。接近したり上陸したりするまでに時間がかかり、大気中の状態が変わってしまうためだ。日本以外の機関でも同じ理由で進路の精度は高くなく、予想が外れることも多くなる。発生当初には、おおむね真っすぐ北上する予測をしていた気象庁やJTWCに対し、ECMWFは一度西に反れて四国の南まで進んでから、東に向きを変えて日本列島に上陸する可能性を示していた。結果的にこの予想が台風10号の実際のルートに近くなった。

欧州中期予報センター(ECMWF)では22日午前9時の時点で一時西に進路を取る予測が多かった=ECMWFの資料を引用29日午後9時時点で各機関の今後の予想はおおむね一致し、31日〜9月1日にかけて近畿地方に向かうと見られる。ただ、九州上陸前後の各機関の予想は、速度の見通しなどに違いがあった。

29日午前時点の予想では、気象庁は9月3日に関東を通過し太平洋に抜ける可能性を指摘していたが、JTWCは東海地方周辺に位置すると予想した。進路の予想にも違いがあった。気象庁は29日午前には、9月1日ごろに近畿地方周辺で一時蛇行すると予想した。ECMWFは大きく蛇行して、一時的に日本海に抜ける予想を示した。香港の気象庁にあたる香港天文台も、蛇行時に四国沖で円を描く可能性を指摘するなど各機関で異なる予想がみられた。

予想の違いには、台風予測の手法が影響している。気象庁では、スーパーコンピューターを活用し「全球アンサンブルモデル」などを使って台風の進路を予想する。全球アンサンブルモデルは、予想のスタートに使うデータを加工して複数の結果を出す。台風の中心が入る確率が70%の範囲を示す「予報円」が大きくなるのは、それぞれの分析結果が大きく異なるためだ。各国はほぼ同様の仕組みで進路を予想するが、分析に利用する①気象データ②計算手法③スーパーコンピューターの性能――が機関によって異なる。そのため、同じ現象の予想でも大きく結果が変わってくる。

誤差は台風が日本列島に近づくと小さくなる。上陸や最接近までにかかる時間が短くなり、行き先がある程度限られて予想がしやすくなる。29日午前に比べて午後の方が各機関の予想が一致したおおむね理由はここにある。台風が日本列島から離れているときの予測は、どの機関の予想がより正確なのか。台風に詳しい名古屋大学の坪木和久教授は「現状はドングリの背比べのような状態だ。それだけ台風の進路予想は難しい」と指摘する。台風の気圧などの予想に使う基礎データは直接観測が難しいため、人工衛星の画像を基に予測しており、「世界のどの機関も精密なデータを取得できていない」(坪木教授)。

台風は災害に直結する可能性が高い。気象庁は台風情報の解説をする場合には「気象庁の情報の解説の範囲にとどめる必要」があるとしており、単一の発信元からの責任ある情報提供(シングルボイス)を重視している。坪木教授は「台風予想は接近すると精度が高まる。気象庁の情報をマメに確認するのが大事だ」と話す」と書いている。

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台風10号、再び関西方面に向きを変えた、2024

2024-08-28 06:41:59 | 日常生活
小さい時からの習慣だろうと思うが、台風とか大雨とかの報道があると、何処に、どのくらいの規模で、と気になってくる。小さい時、有明海の沿岸に住んでいたので、何もない普段の時は波が砂をこする音が聞える程度のまことに住みやすい地域なのだが、年に数度、大なり小なりの台風の通路に当たり、それは大変だった。台風の海は大波に荒れ、塩風がどす黒い空を舞う様子は、それは怖いものだった。いつ来るかさえ予測もできない大地震に比べると、台風は予測された道を必ず通るので心構えの準備はできる。

で、今回の台風10号、8月23日の朝見たときのその進路は名古屋方面で、関西地域は特に影響なしだった。それが24日の昼過ぎに確認すると大阪と神戸方面へと進路を変えて25日の朝、朝6時の予報では姫路に上陸するとなっていた。そうなれば我々の住んでいる地域は台風の目玉の即右側で、しかもその台風の強さ955hpaにまで下がっており、”非常に強い”になっている。これは大変な事態になったと心配で、今一度、周辺の片付けを行った。しかし、26日になると、台風10号は九州方面に向かい鹿児島から宮崎あたりに上陸する予定だと報道され、その後は広島か岡山あたりを通過し、日本海に抜けるとあった。明石方面は台風の進路から大きく外れるも進路の右側に位置するので、注意が必要ぐらいの程度だと理解していた。

ところが、27日の朝みると、10号の進路がかなり変わっている。
台風10号は鹿児島の奄美地方に接近し、29日〜30日頃には鹿児島辺りに上陸し、熊本を北上、その後、急右折して神戸・大阪方面に向きを変える予報となっている。
  台風10号:デジタル台風(Google Map) 27日午前7時予報」 
  
1時間毎にGoogleMapで進路を確認するが、最も気になるのは、自分が住んでいる地域にくるかどうかで(誰でもそうだと思うが)、その後の進路が岡山方面から日本海に抜けるか、あるいは大阪よりも下の方向に来るかで、時間が過ぎる度に進路が目まぐるしく変わる。再確認に、ウエザーニュースや気象庁の予報も見てみるが微妙に変わってくるので、その度に一喜一憂しながら寝てしまった。

開けて今日28日、朝起きると即デジタル台風(Google Map)みると、台風10号は同じ近畿方面でも和歌山方面に進路を変更している。当地からかなり離れた。念のため、ウエザーニュースで再確認すると同じルートになっている。
  台風10号:ウエザーニュース 28日午前6時」 

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