しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

稲作

2021年11月01日 | 江戸~明治
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日本の米

米は主食であると共に、酒や醤油、味噌、酢などの原材料。
うるち米ともち米に分けられる。
ごはんはうるち米で、餅やおこわはもち米。
今から2500~2600年前、縄文時代晩期に大陸から伝わり北九州から広まったという説が有力だ。

食糧管理法(1942~)
不足する米を国民に平等に分配する目的で食管法が制定された。
米の過剰(1971~)
農村と都市の所得格差が開いたため、生産者米価を引き上げた。
1960年から8年間で2倍になった。
米の消費は1962年をピークに減少し、米が余り始めた。
1971年から減反政策、最初単純休耕だったが、後に大豆・小麦などの転作が推進された。
自主流通米(1969~)
政府は在庫が増え、赤字が増え、
ヤミ米(自由米)が売れたので、1969年食管法を改正して、自主流通米がスタートした。
ウルグアイ・ラウンド(1993)
冷夏で、中国やタイから米の緊急輸入。
現在まで毎年輸入されている。
食糧法(1995~)
米を直接統制から間接統制へ大転換した。

うるち米の品種
2019年の作付割合は、
コシヒカリ 33.9% 
ひとめぼれ 9.4%
ヒノヒカリ 8.4%
ほか。
「最新日本の農業図鑑」 八木宏典 ナツメ社 2021年発行

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「岡山の歴史」 柴田一 岡山文庫  昭和49年発行

稲作

岡山県の稲作は、明治30年代になると幕末・維新のころの7~8割がた増加している。
増加したのは綿作から稲作へ転換したなどによる。

また二毛作も70~80%に達し、菜種にかわって小麦の栽培が増加した。
外綿の輸入や石油ランプの普及によって圧倒された。

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コメ(米)
日本では縄文時代の終わりから稲作がはじまった。
現在にいたるまで多品種の米が作られています。
丸みがあるジャポニカ種と、細長いインディカ種があります。
うるち米ともち米に分かれます。
精米後、時間と共に酸化するので、精米したてのものがよい。
「野菜まるごと辞典」 成美堂出版 2012年発行
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