しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

モーターグレーダーが国道2号線を直す

2023年09月25日 | 失われた仕事

城見小学校前の国道2号線を通る車両(エンジン付き)は1時間に1台くらいで、
道はもちろん未舗装だった。
たまにモーターグレーダーが通っていた。

当時の城見小学校の生徒が目にするものでは、ずいぶん大きな車両で、
「道直し」とか「道削り」と呼んでいた。
この車両は”道直し”をする車で、
道を直すために、”道を削って”いた。

 

 

つまり国道2号線の路面の凸凹を削って、平に均しながら走行(自走)する工事車両。
走行後にローラーが来て踏めば固まるが、ローラーが来ることはなかった。
だから「道直し」の効果はほとんどなし。
家庭から出るアサリの殻を水たまりに捨てる方が、
まだ「道直し」の効果があった。

そういうモーターグレーダーの「道直し」だったから、1~2年ほどして国道2号線で見ることはなくなった。
城見小学校前の道路が舗装されるのは、それから5~6年先のことだった。

 

 

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