しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

平和の群像(二十四の瞳)

2021年05月01日 | 銅像の人
場所・香川県小豆郡土庄町

日本映画の最高傑作は「二十四の瞳」と思う。
たぶん、同じ思いの人も多いだろう。






「銅像歴史散歩」 墨 威宏 ちくま新書  2016年発行

木下恵介監督が1954年に高峰秀子主演で映画化した。
黒沢明監督の名作「七人の侍」などを抑え、この年のキネマ旬報ベストテンで一位に選ばれるなど大ヒット。
壷井の出身地の小豆島は有名観光地になって、56年に「平和の群像」が建立された。

この「平和の群像」の題字を書いたのが当時の首相の鳩山一郎だった。
壷井は「再軍備に忙しい鳩山首相と平和はどこで結びついたのか」と新聞のコラムで異議を唱えた。







(Wikipedia)

『二十四の瞳』は、
1954年(昭和29年)に公開された松竹大船撮影所製作、木下惠介監督・脚本、高峰秀子主演による日本映画である。
日本が第二次世界大戦を突き進んだ歴史のうねりに、否応なく飲み込まれていく女性教師と生徒たちの苦難と悲劇を通して、戦争の悲壮さを描いた作品である。

1952年(昭和27年)に発表された壺井栄の小説『二十四の瞳』が原作であり、この2年後映画が公開された。
なお、1987年(昭和62年)、朝間義隆監督により再度映画化された。


撮影日・2010年11月21日


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