美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

人物画は「目と手」が命

2008年05月18日 08時10分41秒 | 姿勢&見た目
中山忠彦―永遠の女神展(横浜高島屋)に母と出かけました、島岡美延です。19歳で日展初入選、1965年の結婚以来、奥様をモデルに描き続けている画家です。ご本人によるギャラリートークで「何にこだわって描くのか」を聴くことも出来ました。
絵は等身大くらいの大作で、夫人が身に着けているのは、本物のアンティークドレス、という作品がほとんど。「見えているものをそのまま描くのではなく、見えない内面性を描く」のだそうです。コレクションのドレスも展示されていますが、描かれたサテン地やレースの質感の素晴らしいこと!
人物画は「目と手の表情」がすべてと語る中山氏。これがいい加減だと、絵はダメになるそうです。確かに、物言わぬ絵の中の人物ですが、私達にその意思や性格までもが伝わってくる気がします。「目は口ほどにものを言い」の真髄は、沈黙の中にこそ発揮されます。手の表情の雄弁さも同じ。日常でも心がけてみましょう!
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