「コンビ」を考える２作品

急遽、公開中の映画を２本見てきました、島岡美延です。いずれも主演の俳優コンビが絶妙で、充実の４時間でした。
まず「最高の人生の見つけ方」。病院経営者でわがままな男をジャック・ニコルソン、家族を大切に生きてきた男をモーガン・フリーマン。同室に入院した男二人に残された時間はわずか。「やりたいことリスト」を実践するため、ともに旅することに。交差するはずがなかった人生は、最期に大きな影響を与え合います。
二つ目は「相棒－劇場版」。さすがに事件のスケールも大きく、ユーモアよりは、社会の問題をえぐるシリアスな部分がクローズアップされて見ごたえあり。「忘れてしまう罪」を日本人はもっと考える必要がありそうです。
この２作品、一つは病気、一つは組織命令のもと、否応なく出会う二人。お互いに自分と正反対のタイプだからこそ、実は惹かれあう・・・そんなことを気づかせてくれます。あなたの相方はどんなタイプ！？