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八代駅とJR三角線にマヤ34形高速軌道試験車(マヤ検)がやって来た!

2016-02-27 | 鉄道
八代駅に停車中のマヤ34形高速軌道試験車(マヤ検)


2月最後の土曜日の朝の八代駅
肥薩線の人吉駅方面から到着したのは…




「ななつ星」カラーのディーゼル機関車DE10に牽かれた1輌だけの青い客車。
走りながら線路の検測を行うマヤ34形高速軌道試験車、通称“マヤ検”と呼ばれる列車です!




八代駅ではプラットホームの無い2番線に入線して停車。
停車後、乗務員が降りてきて何やら車体の確認作業を行っています。




かつて九州にブルートレインが健在だった頃は、熊本地区では時々ブルトレ「なは」号の機関車の後ろにこのマヤ検が連結されている姿を見かけたものですが、
連結相手の「なは」も「はやぶさ」や「みずほ」もいなくなった今ではマヤ検は1輌だけでDE10に索かれて走るようになりました。

八代駅に数分停車後、マヤ検は熊本駅方面に向かって発車。





走り去るマヤ34形高速軌道試験車を見送ったら…

午後はJR三角線に移動。




三角線の普通列車に乗って、向かった先は網田駅
熊本県内最古、明治32年建築の木造駅舎があり、休日の昼間は駅カフェなどもやっているレトロな駅で、マヤ検を待ちます。

やがて夕陽に照らされてマヤ検が到着。




網田駅に停車するマヤ検。
終点で行き止まりの盲腸線の三角線に入る為にディーゼル機関車DE10を増結して、マヤ34形の前後をDE10で挟み込むプッシュプル編成になっています。


普段は気動車ばかりが走る三角線に乗り入れる唯一の機関車牽引の客車が、このマヤ34形。
…いつの日か「ななつ星」が三角線を走ることは無いのだろうか?


網田駅では暫く停車して、熊本行きの普通列車と列車交換します。

普通列車と列車交換後、マヤ検は三角駅方面に向かって発車。





夕陽に向かって走り去るマヤ34形高速軌道試験車を見送ったら…


僕も後続の三角行き普通列車に乗って、沈む夕陽とマヤ検を追いかけます!

三角線の終点、三角駅でマヤ検に追いついた!
後から到着した普通列車が折り返し発車するのを駅の先まで伸びた待避線に入ってやり過ごしていたマヤ検が、プラットホームに入線して来ました(許可を得て撮影)





三角駅のプラットホームに据え付けられたマヤ34形高速軌道試験車。


そして、暮れなずむ三角駅を後にしてマヤ検は出発。熊本に戻って行きました…
今日は一日、お疲れ様!

マヤ検がいなくなって静かになった三角駅の駅舎。
マヤ検はちょうど三角線に列車の設定が無い時間帯を狙って帰って行ったようで、この後約1時間は列車が来ないので駅には誰もいません。



昼間は観光特急「A列車で行こう」が発着して賑わうであろうレトロモダンで豪華な待合室もこの時間は寂しい…

この次は、昼間に「A列車で行こう」に乗ってまた三角駅に来たいですね。世界遺産の三角西港や網田駅の駅カフェにも行きたいなぁ。


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