「第33回全国豊かな海づくり大会」の式典出席等のために、昨日から私の地元の熊本を訪問されている天皇皇后両陛下。
昨日は熊本市に御到着された両陛下をお出迎えする提灯奉迎に私も参加させていただきましたが
(→天皇皇后両陛下熊本行幸 提灯奉迎に行ってきました)、
今日は午前中に熊本県立劇場での式典に御出席後、お昼頃にJR熊本駅から九州新幹線に御乗車になり、稚魚の放流行事等が行われる水俣会場まで移動される両陛下の「お召し列車」をお見送りに行ってきました。
九州新幹線に天皇皇后両陛下が御乗車されるのは、これが開業後初めてのこと。
史上初の「九州新幹線お召し列車」 が熊本駅と新水俣駅との間を走るのです!
鉄道好きにとっては憧れの、栄光ある本当の特別列車「お召し列車」を見ることが出来るチャンスも、九州の地ではなかなかあるものではありません。
「お召し列車」の運行ダイヤ等はセキュリティ対策で当然、事前には一切公表されることはありませんが、それでも一般に公開される熊本駅や新水俣駅周辺の交通規制情報等で、「お召し列車」が駅を発車するだいたいの時刻は見当を付けることが出来ます。
今回は、熊本駅周辺で10:50から11:40と17:00から17:50、新水俣駅周辺では11:30から12:40と16:00から17:10にそれぞれ交通規制が実施されると事前に熊本県警からの発表がありましたので、この情報をもとに推測して
行きの列車は熊本駅を11時半頃発車、帰りの列車は熊本駅に17時半頃到着と予想。
熊本駅と水俣駅では両陛下が御乗車と下車される際にお見送りの人達が大勢詰めかけて大混雑が予想されますし、また警備の迷惑になってはいけないと思い、途中の通過駅となる新八代駅で「新幹線お召し列車」をお見送りすることにしました。
朝11時過ぎ、新八代駅の新幹線のりばに行ってみると、果たして大勢の警備の警察官とJR社員の姿が。
上空には警察のヘリコプターも飛び、「お召し列車」を全方向から護る鉄壁の態勢が取られていました。
それでも、警備に当たるお巡りさんはとても気さくでフレンドリー。これから「お召し列車」が通過するプラットホーム上でカメラを構えているので注意されるかと思ったら「こんにちは。撮影ですか?鉄道がお好きなんですね~」と声をかけられて、ちょっと嬉しくなります。
爽やか好青年のお巡りさんと一緒にプラットホームの端に並んで、「本当は両陛下には『ななつ星』に乗ってのんびり旅して戴きたかったですね~」等と話しながら待つこと暫し。
予想通り、11時半頃から立て続けに3本の、定期運行ダイヤには無い列車がやって来て新八代駅を通過していきました!
おそらく、最初に線路状況の最終確認の為に先行する「露払い列車」、続いて両陛下が御乗車された「お召し列車」、そして最後は万一の車輌不具合時に備えた予備編成の「後追い列車」だと思われます。
実は事前に、「九州新幹線お召し列車は、『ななつ星』等を手掛けて園遊会にも招かれたJR九州のデザイン顧問である水戸岡鋭治先生の代表作品である『800系つばめ型車輌』が用意され、窓ガラスを防弾仕様にしたり御料車の室内インテリアを変える等の徹底改装が施された特別編成が走る…らしい」などといった噂がインターネット上では流れていたのですが…
実際には800系つばめ型ではなく「さくら」「みずほ」等にも用いられるN700系での運行でした。
それでも、並走し駆け抜ける3つ星のような「お召し列車」たちは車体がピカピカに磨き上げられており、
初めて天皇皇后両陛下を九州新幹線にお迎えするJR九州の鉄道員達の心意気を感じました。
「九州新幹線お召し列車」、素晴らしい列車です!!
午後5時前、今度は水俣から熊本に戻られる天皇皇后両陛下をお乗せした帰りの「お召し列車」をお見送りするため、再び新八代駅の新幹線のりばへ。
朝のお巡りさんとまた会って、和やかな雰囲気で「お召し列車」の通過を待ちます。
帰りの「新幹線お召し列車」も、予想通り午後5時過ぎに3本続けてやって来ました。
帰りの列車は夕焼けに照らされて、黄金色に輝きながら新八代駅を駆け抜けていきます。
きっと、天皇皇后両陛下もお忙しいスケジュールの合間に、九州新幹線で鉄道の旅のひと時を楽しまれたのではないでしょうか。
「お召し列車」を見守るように、美しい夕陽が穏やかに豊かな海の向こうに沈んでいきました。
「ああ、日本って、やっぱりいい国だなぁ…」
走り去る「お召し列車」を見送りながら、心からそう思った秋の夕暮れでした。
天皇皇后両陛下は明日、熊本訪問を終えて東京に戻られます。
昨日は熊本市に御到着された両陛下をお出迎えする提灯奉迎に私も参加させていただきましたが
(→天皇皇后両陛下熊本行幸 提灯奉迎に行ってきました)、
今日は午前中に熊本県立劇場での式典に御出席後、お昼頃にJR熊本駅から九州新幹線に御乗車になり、稚魚の放流行事等が行われる水俣会場まで移動される両陛下の「お召し列車」をお見送りに行ってきました。
九州新幹線に天皇皇后両陛下が御乗車されるのは、これが開業後初めてのこと。
史上初の「九州新幹線お召し列車」 が熊本駅と新水俣駅との間を走るのです!
鉄道好きにとっては憧れの、栄光ある本当の特別列車「お召し列車」を見ることが出来るチャンスも、九州の地ではなかなかあるものではありません。
「お召し列車」の運行ダイヤ等はセキュリティ対策で当然、事前には一切公表されることはありませんが、それでも一般に公開される熊本駅や新水俣駅周辺の交通規制情報等で、「お召し列車」が駅を発車するだいたいの時刻は見当を付けることが出来ます。
今回は、熊本駅周辺で10:50から11:40と17:00から17:50、新水俣駅周辺では11:30から12:40と16:00から17:10にそれぞれ交通規制が実施されると事前に熊本県警からの発表がありましたので、この情報をもとに推測して
行きの列車は熊本駅を11時半頃発車、帰りの列車は熊本駅に17時半頃到着と予想。
熊本駅と水俣駅では両陛下が御乗車と下車される際にお見送りの人達が大勢詰めかけて大混雑が予想されますし、また警備の迷惑になってはいけないと思い、途中の通過駅となる新八代駅で「新幹線お召し列車」をお見送りすることにしました。
朝11時過ぎ、新八代駅の新幹線のりばに行ってみると、果たして大勢の警備の警察官とJR社員の姿が。
上空には警察のヘリコプターも飛び、「お召し列車」を全方向から護る鉄壁の態勢が取られていました。
それでも、警備に当たるお巡りさんはとても気さくでフレンドリー。これから「お召し列車」が通過するプラットホーム上でカメラを構えているので注意されるかと思ったら「こんにちは。撮影ですか?鉄道がお好きなんですね~」と声をかけられて、ちょっと嬉しくなります。
爽やか好青年のお巡りさんと一緒にプラットホームの端に並んで、「本当は両陛下には『ななつ星』に乗ってのんびり旅して戴きたかったですね~」等と話しながら待つこと暫し。
予想通り、11時半頃から立て続けに3本の、定期運行ダイヤには無い列車がやって来て新八代駅を通過していきました!
おそらく、最初に線路状況の最終確認の為に先行する「露払い列車」、続いて両陛下が御乗車された「お召し列車」、そして最後は万一の車輌不具合時に備えた予備編成の「後追い列車」だと思われます。
実は事前に、「九州新幹線お召し列車は、『ななつ星』等を手掛けて園遊会にも招かれたJR九州のデザイン顧問である水戸岡鋭治先生の代表作品である『800系つばめ型車輌』が用意され、窓ガラスを防弾仕様にしたり御料車の室内インテリアを変える等の徹底改装が施された特別編成が走る…らしい」などといった噂がインターネット上では流れていたのですが…
実際には800系つばめ型ではなく「さくら」「みずほ」等にも用いられるN700系での運行でした。
それでも、並走し駆け抜ける3つ星のような「お召し列車」たちは車体がピカピカに磨き上げられており、
初めて天皇皇后両陛下を九州新幹線にお迎えするJR九州の鉄道員達の心意気を感じました。
「九州新幹線お召し列車」、素晴らしい列車です!!
午後5時前、今度は水俣から熊本に戻られる天皇皇后両陛下をお乗せした帰りの「お召し列車」をお見送りするため、再び新八代駅の新幹線のりばへ。
朝のお巡りさんとまた会って、和やかな雰囲気で「お召し列車」の通過を待ちます。
帰りの「新幹線お召し列車」も、予想通り午後5時過ぎに3本続けてやって来ました。
帰りの列車は夕焼けに照らされて、黄金色に輝きながら新八代駅を駆け抜けていきます。
きっと、天皇皇后両陛下もお忙しいスケジュールの合間に、九州新幹線で鉄道の旅のひと時を楽しまれたのではないでしょうか。
「お召し列車」を見守るように、美しい夕陽が穏やかに豊かな海の向こうに沈んでいきました。
「ああ、日本って、やっぱりいい国だなぁ…」
走り去る「お召し列車」を見送りながら、心からそう思った秋の夕暮れでした。
天皇皇后両陛下は明日、熊本訪問を終えて東京に戻られます。
天皇陛下、皇后陛下、ありがとうございました!
天燈茶房亭主mitsuto1976
天燈茶房亭主mitsuto1976
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます