惑星分光観測衛星「ひさき」(SPRINT-A)イメージ画像 提供:JAXA
イプシロンロケットが初めて宇宙に産み落とした子が、目を覚ましました。
開いたばかりの瞳で星空を見据えて、宇宙からさっそく好奇心いっぱいに惑星たちを見つめているようです。
惑星分光観測衛星「ひさき」(SPRINT-A)の初観測データの取得及び定常観測運用開始について
(JAXAプレスリリース 平成25年11月26日 宇宙航空研究開発機構)
あの日、灼熱の聖地・内之浦で、皆で誕生を見守った星の子が今、無事に宇宙で産声を上げました。
おめでとう「ひさき」!
そして…ありがとうイプシロンロケット試験機。
衛星の定常観測運用開始をもって、ロケットの使命は完璧に全うされました。
最初のイプシロンの、熱くて長い長い夏が、これでようやく終わったような気がします…
この次は、冬の旅です。
2015年度の冬期、次の星の子であるジオスペース探査衛星(ERG)を載せて、イプシロンは再び翔び立ちます。
“2年後の冬、凍てつく海風吹き付ける聖地で、君と再び会おう!その日を待ちわびている…”
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます