庭にて

今日のように、休日があいにくの空模様だったりすると、もうカメラの出番がありません。
それで、平日のお昼休みが私の貴重な撮影タイム。
庭も少しずつ、春の花が咲き始めました。
和歌山市からもらわれてきたラッパ水仙です。



日向にもめげず、シャガが咲いています。
わが家では木洩れ日の下とはいかないので、少しかわいそうです。
この子は、潮岬の知らないお家から、友人を介してやってきました。



十津川村出身の、一重のヤマブキです。
花たちの背後には、私を支えてくれる友だちの存在が垣間見えます。

ヒロメ漁

紀南に春を告げる、ヒロメ漁です。
「撮影に行っておいで」という理解ある一言で、意気揚々と勤め先を飛び出して、漁場までひとっ走り。
私がヒロメを食べるようになったのは３０年ほど前からですが、漁を目の前で見るのはもちろん初めてのこと。
長い竹竿のようなものを巧みに操り、先端の器具でヒロメを絡め取るようです。



ヒロメを上げてきたところです。
対岸は、大島。
このヒロメ、湯通しすると茶色から鮮やかな緑色に変わり、酢の物などにしていただきます。
夕方はスーパーで、トレーに入ったヒロメを買ってきました。
今日は、私のヒロメデーでした。

山桜には海

桜ばかりで恐縮ですが、今は花酔い気分ですので、しばしのお付き合いを・・。
海の近くに住んでいると、山桜には海が似合うと確信してしまいます。
見事というにはほど遠いですが、枯れた蔓などがからみついていて、そのまま海を見下ろしている山桜。
雑木とい風情です。
でも、一年のうち、ほんのわずかな間だけ存在を現すつつましさもいいな。
（お昼休み、コンデジで撮りました。）

那智駅の桜

桜が続きますが、先日那智駅を通りかかってひときわ華やかな桜が眼に止まりました。
２月に撮影した琉球寒緋桜はすでに青葉に覆われていて、それとも少し趣が違っています。
下から見上げると、ぼんぼりのような枝も。



一口に桜といっても、種類が豊富なことに改めて驚かされます。
わが潮岬の山桜も、ぼちぼち開花が始まりました。
今日のニュースでは、染井吉野も潮岬で開花とか。
例年よりずいぶん早くて、何だか追い立てられる気分です（笑）。

白い桜

カメラ散歩の途中、保育園の庭で見つけました。
濃いピンク色をした寒緋桜の大木の近くで、ひっそりと。
残念ながら、花の名はわかりません。



撮影していると、車椅子の女性が通り過ぎ、布団を干す隣の家のおじさんに声をかけられ、心和むひとときでした。
車の危険のない生活道路は、いいものです。

古座川スケッチ

日曜日に出かけた、古座川の続きです。
１組だけですが、もうカヌーで川下りを楽しむ人たちを見かけました。
川原の菜の花を撮ろうとしていて突然現れたので、急きょカヌーにピント合わせを。
慌てたので、もたれていた石垣で肘を擦りむきました。
（その夜は、お風呂にはいるとしみ痛くて・・）



川を望む土手では、野生化したムラサキハナナが咲いていました。



菜の花も、一輪。

芽吹き

古座川にて。
草はまだ冬枯れ状態ですが、柳がいっせいに芽吹いていました。
目覚めたばかりのこんな風景が好きです。

いよいよ山桜

山がいっきに染まりそうな気配です。
あ、桜！と遠くに眼をやると、あちらこちらに、彩りが。
ほんのり桜色にけぶるのは、もう数日先でしょうか。
これは、山茶花さんの庭と呼ぶべき場所です♪

移ろいゆくもの

仕事で外出中に、偶然見つけた見事な白木蓮。
夕方、「撮らせてください」とそのお宅へ立ち寄りました。
あいにくすでに陽が翳っていて、翌朝少し早めに家を出てきて、出勤前に撮影。
その翌日から２日間、風雨が吹き荒れました。
花には、「今」がいかに大切かと実感・・。



これは今日、お昼休みの帰宅途中で撮影しました。
嵐の置きみやげです。
ありのままをとどめて置きたい気がして。

庭にも小さい春

去年の秋だったか、植えて間もない雪柳が、花を咲かせました。
昼間の撮影は、猫たちが食事に来ないお昼休みがチャンス。
（日によって彼らの行動パターンは変わります。）
急いでレンズを取り替えて、「ひるめし前」の行動です。



オオイヌノフグリとそっくりな園芸種です。
これも去年、友だちから株分けしてらって植えたもの。
そのときは名前を覚えていたのですが、今はすっかり記憶から抜け落ちています。
オオイヌノフグリが空の色なら、こちらは海の色。