雨のち晴れ

今日の午前中は思いがけなく、一時的な風雨に見舞われました。
ここしばらくカメラを持ちだしていないので、ちょっと禁断症状（？）。
お昼休みに帰宅して、２～３日前から咲き始めたキンシバイを撮ってみました。
水滴がきれいなのに、何だかいい雰囲気出ないなぁと思いつつ・・。



午後は見違えるような青空になりました。
これは少し前に撮った画像ですが、手前に白く写っているのが掲示板の方で話題にしたミズキです。
クマノミズキとの違いは、葉が互生（クマノミズキは対生）で花期が少し早いとのことですが、残念ながら崖に咲いていて接近できません。
また潮岬以外では、近くで見かけたことがありません。

小さなものたち

この春植え付けたニオイゼラニュームの花に、生まれて間もないカマキリを見つけました。
体長１ｃｍ余り。
でも、ポーズは立派に大人カマキリと同じです。
カメラを近づけられるのが怖いらしくて、葉の裏に隠れようとします。
ちょっとかわいそうだけど、撮影させてもらいました。



花の直径１ｃｍ。キキョウ科のキキョウソウです。
今年初めて庭に現れました。
先日撮影したときは撮り方が不充分で名前がわからなかったのですが、siiraさんより教えていただきました。
またの名をダンダンギキョウ（段々桔梗）といい、北アメリカ原産の帰化植物らしいです。
子供の頃にはなかったアカバナユウゲショウ、ニワセキショウ、マツバウンランなど、身近に小さな帰化植物が増えているようです。

海の色

日曜日、久しぶりに望楼の芝の遊歩道を歩いてみました。
海にはまぶしく陽が降り注いで、風は冷たいくらいさわやか。
何の変哲もない風景ですが、ボーと眺めているのも悪くありません。



海を背景に、山桜のサクランボが熟していました。
あまりに美味しそうなので、ひとつ口に。
まずいとは言えないけれど、観賞にとどめておく方がよさそうな味です。



崖下の海底の色。
見慣れた海とはいえ、やはりどこか神秘を感じました。

ころも替え

庭には、今年も２匹のツチイナゴの子供が登場です。
まだ体長１ｃｍそこそこ。
なぜか毎年ほぼ同じ場所。
メキシカンブッシュセージなど、ハーブ系の植物がお気に入りのようです。
これは、その隣のブッドレアの葉ですが。



抜け殻は１個しか発見できませんでした。
何しろあわただしいお昼休みの時間ですから、無理もない・・。

イソヒヨの子育て

イソヒヨにもヒナが生まれているようです。
今日は午前中、わが家の屋根にいるイソヒヨの♀を発見。
ずいぶん長い間、あたりを警戒して眺め渡していました。

たぶん、という勘が当たって、数十メートル離れた向かいのおうちのとある場所へ餌を運んでいます。
すばやく給餌して、さっとどこかへ。
すぐさま今度は♂が餌をくわえてやってきました。
このわかりにくい画像は、♂の方です。

夕方、外へ出てみて、今度は斜め向かいの倉庫の屋根に、巣の方をまっすぐに見つめている♂を見つけました。
餌をつかまえても一直線に巣へ向かうのでなく、近くの高い場所から念入りに安全を確かめています。
そして巣のそばまで来て、またしばらく周りの様子をうかがって。
♀と♂が協力し合い、こうして慎重に子育てしている場面には、心打たれるものがあります。

それしにても、せっかくのチャンス、もっと鮮明に撮れたらと残念・・。

野バラ

野山では今、野バラ（ノイバラ）が甘い香りを漂わせて満開です。
大木になった見応えのある木もあれば、まだようやくまばらに花をつけ始めた小さな木もあります。
５月から６月にかけて、白い花が美しい季節ですね。

ちょっと前ボケをねらってみましたが、ボケすぎたような・・。
撮影してみて、つぼみが淡いピンク色をしていることを初めて知りました。

子スズメの巣立ち

夕方、隣の畑でおぼつかなく羽ばたいているスズメを見つけました。
怪我でもしているのかと覗き込むと、巣立ちを迎えたスズメの子のようです。
巣作りを見かけたのは、もう１ヶ月以上も前のこと。
たぶん、巣は畑と反対側のお隣さんの屋根に設けられているはずです。
盛んに鳴いているので、親を呼んでいるのでしょうか。
飛ぼうとして防護ネットに引っかかったところを、両手でそっと保護してみました。
なんて、ほわっと暖かい感触・・・。



わが家の方が屋根にいる親スズメの目につきやすく安全だと、おせっかいにも庭に放してみました。
ところが親は現れず、子供も花にとまったり、蔦の葉の壁にもぐり込んだり・・。



再び畑の方向（道路側）に、チョン、チョンと歩いていこうとします。
引き止めてはいけなかったのかもしれません。
あらためて１ｍの近さに寄って観察してみると、もう立派な大きさと顔つき。
気をつけて行くんだよ～、と後ろ姿を見送りました。

ジャガイモの花

念願のジャガイモの花を、撮影に行ってきました。
（正確には、畑に入って撮影させてもらったわけですが。）
クローズアップすると、ふわふわした帽子のような印象です。



「早起きして、朝露のついた花を撮れれば最高なんだけど・・」などと言いながらも、それが無理であることを百も承知の私です・・。



これは、おまけです。
今日は撮影させていただいた上、お土産まで。
ジャガイモの隣で色づいていた、立派なイチゴです。

川岸で

古座川シリーズの最後です。
新緑の向こうに見えるのは、地元の河内祭（御船祭り）でお馴染みの河内大明神の祀られている「清暑島」と呼ばれる小さな島。



光が跳ねている若葉と、水面の輝きがゆらゆらする枝がきれいだったのですが・・。
意図したようには撮れなくて、トホホです。

光に向かって

古座川の続きです。
一度は撮ってみたかった、小さなヒナギキョウ。
カメラを向けていると、そこへ思いがけない立役者が登場しました。
花には虫が重そうに見えますが、大事な役割を果たしてくれるはずですね。



光に向かって、ニワゼキショウも咲き乱れていました。
薄いブルー系と、このピンク系、２種があるようです。
ブルー系は花が小さくて、一見したところヒナギキョウと見間違えそうです。