早朝とはいえない時間に散歩していて、
朝露まみれの草を見つけました。
マクロレンズは持っていなくて、ちょっと苦しい撮影です。
その先の陽当たりのよくない暗い場所で、コウヤボウキも発見。
林の中で咲く花と思っていたので、意外でした。
車がやかましく行き交う国道の傍、大きな木の根方に住んでいたのです。
たぶん誰も気づいていないのではと、ひとりニンマリの私でした。
メジロなどの小鳥から大きなトビにいたるまで、
鳥のふっくらしたお腹や胸が好きです。
特に、飛ぶための羽とは別に、
生き抜くための大切なものがずっしりと詰まったように見える
まるいお腹。
だから、下から見上げるアングルが好き～。
これは、水の中にいたカモメが一直線に飛び立つところです。
何年か前から庭に出現した、アヤメ科のヒオウギ。
これは「ぬばたま」と呼ばれる、つややかなその種子です。
万葉集では枕詞としてよく使われているそうです。
古来から日本に自生していたのですね。
キチョウを初めて撮ってみました。
黄色が愛らしいわりには、目立たない蝶です。
ガイドブックによると、秋に生まれたキチョウはこのまま越冬して、
春に産卵するとのこと。
小さくとも、たくましい生命です。
夕暮れが早くなりました。
通りすがりに、ふと心惹かれた猫。
－帰るお家があるなら早くお帰り－
と、猫好きおばさんは思うのでした・・。
海に沈む朱い夕日。
おばさんも早く帰ろうっと。
前々から流し撮りを試してみたいと思っていました。
地元では恥ずかしいので、よその土地で初めてトライ。
疾走するバイクって格好いいなと、改めて。
２人乗りは、安全運転で少しゆっくり。
流れる風景もゆるやかです。
わが家のツワブキが咲き始めました。
そろそろ長距離移動のアサギマダラが来る頃かと、いつもの場所へ。
来ていました♪
光に透ける翅は、まるでステンドグラス・・。
斑紋の美しさには見とれてしまいます。
ツワブキの先端で、花が咲いているみたいです。
昨年と同じく、マーキング調査をしている方に出会いました。
近年は飛来する蝶の数はずいぶん少なくなったとのこと。
ネットで一時捕獲して、翅に日付と場所と捕獲者（研究者）の名前を記入します。
私が見せてもらった蝶には８月の日付がすでに書き込まれていて、
これは長生きしている個体だということでした。
２行目が新たに書き込まれて、文字だらけの蝶・・。
ちょっと複雑な気持ちではあります。
でも生態を知る上で大事な追跡記録なのでしょうね。
今年の紅葉はすでにピークを過ぎたとの情報を得て、
あわてて龍神へ向かいました。
紅葉便りはまだこれからというときに、
標高１３７２ｍの護摩壇山ではもう終わったというのですから、
仕方なく中腹あたりでパチリ。
鮮やかな紅葉でないうえに曇り空のせいもあって、全体がくすんで見えます。
なかほどにかすかに白く見えるのは、谷底の川の流れです。
帰り、「龍」というおもしろいバス停を見つけました。
声をかけてくれたおばあさんが、「今年は紅葉の色がよくない」と。
台風がいくつも来て、天候が不順だったからでしょうか。
元気であれば、また来年も行きたいものです。
