猫日和

フーテンのペロが、ようやく帰ってきました。
どうぞ、動画のつもりで、嬉しそうなサビの様子を見てやってください。
（お昼休み、あわただしくコンデジで撮りました。）



ペロ（♂）の去勢手術を済ませたのは、約１ヶ月前。
１週間おいて、サビ（♀）の避妊手術も行いました。
ともにわが家の近所で捨てられていた猫たち。
縁あって私が食事の提供をするようになった以上、ずっとこれからも地域で安心して暮らしていけるように・・。
喧嘩やマーキング、出産、繁殖といった事態を回避するための、人間側の勝手な選択ではありますが、私はこの際鬼になることにしました。
飼い猫と違って警戒心が非常に強いため、実行には特別な方法が必要です。
タイミングを見計らっての捕獲、動物病院への搬送、引き取り。
手術直後でも手厚く保護することはできないので、いったんは近所に放します。
不信感を抱いて、二度と食事に来ないのではないか。
それが一番心配でしたが、幸いに２匹とも退院の翌日から何事もなかったかのようにやってきました。
術後の経過も順調でした。
ところが２週間ほどすると、ペロはふらりとどこかへ。
サビは、まだまだ子供。
さびしくて私に遊び相手を求めるので、私は猫用オモチャを買ってきて寒い戸外で付き合う毎日でした。
サビ以上に、まず私がペロの帰還バンザイ！。

今回の去勢避妊手術では、多くの応援を得ました。
重い捕獲箱の積み込み、病院への搬送、引き取り、手術費用の補助は、友人たちが。
また、野良猫の避妊に協力的な獣医さんからは、手術費用を値引していただきました。
この子たちのうしろに、大勢の温かい眼差しがあることを感謝して・・。

港に生きる

今日は庭仕事をしようと、ホームセンターへプランターを買いに出かけました。
ところが、カメラを持たずにはいられない、港に寄らずにはいられない・・（笑）。
吸い寄せられるように、眼は鳥たちを探しています。
トビたち、争っているようには見えなかったのですが、ＰＣに取り込んでみるとぎょっとする場面でした。



小さな鳥が植え込みから出て、岸壁との間を行ったり来たり。
カモメさんは鷹揚なのか、眼もくれません。



やっと、幼鳥でないカモメの飛翔の姿が撮れました。
ちょっと満足して、今日の目的の買い物へ。

青い星

私が何年も前、初めてデジタルカメラを買ってまず撮したかったのは、オオイヌノフグリでした。
でも、コンパクトデジカメでは思うようにいかず、また不自由な私には腹這い姿勢など思いもよらないこと。
憧れのまま、手の届かない存在でした。
花は毎年、早春の道ばたで何気なく咲いているというのに。
今年はマクロレンズをつけて、新たな気持ちでチャレンジしてみました。
お昼休み時間を利用して、あわただしく・・。



今日はチャレンジ３日目。
小さな虻が来てくれました。
昆虫が加わると、春の気配です。



まだまだイメージ通りにはいきませんが、青い星が少しは近づいたような気がします。

琉球寒緋桜？

今日は珍しく、新宮市へ映画を見に行きました。
もちろん、目的はなくとも車にカメラを積み込んで。
帰り、那智駅付近まで来て、ここに早咲きの桜があることを思い出しました。
先日たぬ代さんのブログで、拝見していたのです。



メジロ撮影に私も挑戦してみましたが、高い木を見上げてカメラを構えるのは至難の技。
慌ただしく移動するメジロ、追いかける私。
こんなところで転んでは大変と、ほどほどに切り上げました。
メジロって、どうして低い枝に止まってくれないの～？



画像は明るく見えますが、この後、かすかに雪が舞い始めました。
さすがに寒かった・・。
（この桜、正確な名前は不明ですが、琉球寒緋桜かなとも思われます。）

冬雲

昨日の仕事帰り、おもしろい夕雲に出会いました。
遠いところで雪が降っていることを想像させる色・・。
もちろん、風が吹きすさんでいる海辺で、カメラを構えている人などほかに誰もいません。
車に積んでいたコンデジで撮りました。

河口のカモメたち

今日は珍しく串本港にカモメがいないと思ったら・・。
ここ、古座川に帰っていました。
古座川河口の中洲が、たぶんカモメたちのコロニー。
ほかに、黒い鵜も、ヒドリガモも、やはり海水と真水の混じり合うこの場所で生息しているようです。





カモメたち、一斉に同じ方向に群れをなして飛び、すぐ方向転換。
その動きは、見ていてとてもめまぐるしいものです。
港と違って、川岸から見下ろす位置にいることが残念でした。
それにしても、ちょっと暗い雰囲気の画像です・・。
私がカモメに憑かれているからでしょうか（笑）。

早起きはしたけれど・・

今朝は海霧発生の好条件らしいとのことで、珍しく早起きして出かけてみました。
でも残念ながら、この通り。
串本近辺では田原海岸の海霧が有名ですが、平日の朝走るには少し遠方です。
で、距離としては半分の、たい島でストップ。
国道沿いでよく通過する場所ですが、早朝はこんな様子というのが自分で実感できただけでもよしとしますか・・。



波の打ち寄せる、渚の表情。



帰り、港に立ち寄らないはずがありません。
ピントの甘い画像ですが、何か口にくわえているカモメさんの姿がおもしろくて。

大島にて

今日は雨で撮影もままならず・・。
先週、大島へ出かけたときの画像です。
偶然出会った地元のおばあさんに畑へ案内していただき、思わず話し込むこと１時間。
戦争前のこと、向学心に燃えた小学５年生の少女が、島を離れて単身北海道へ渡り、お金持ちのおじさんに女学校まで卒業させてもらったというドラマチックなお話でした。
その後戦争に翻弄されて、再び島へ・・。
問わず語りの８０年を、ずっとそばで一緒に聞いていたジョウビタキさんです。



そのおばあさんは、木洩れ日の美しいこんな森から突然現れました。
また畑を訪ねる約束をしてきました。
春が楽しみです。

何度でもカモメ

休日には、どうしても港へと足が向きます。
毎日ここを通りかかりますが、眼でちらりとチェックするだけ。
お休みの日は、晴れてというわけです。
飛ぶ姿を撮影させてくれるのは、主に生後１～２年の若いカモメのようです。
背中の羽が灰色でなく、白と褐色の模様になっています。



やかましくて、岸壁に白いお土産を残していくカモメは嫌われ者かと思えば、そうでもないようです。
大きな魚のアラをたくさん撒いていく人がいます。
飛ぶ姿は見事ですが、餌をもらって争っている様子はなかなか熾烈・・。
ひとまわり身体の小さいカラスは追い払われて、最後の食べ残しに集まっていました。