今年もハッチョウトンボの羽化が始まったというので、
ちょこっと様子見に出かけました。
まず眼についたのが、イトトンボたち。
正面顔がかわいい。
わかりにくいけれど、よく見るとどうもペアのようです。
ハート型になっていないのが残念。
セスジイトトンボかな、と思うのですが、さて？
湿地の保護区域外で、ハッチョウトンボの♀を見つけました。
とりあえずの１枚。
改めて出直さなければ・・。
雨にも負けず、強風にも負けず、生き残っているわが家の花たち。
台風でなくとも花茎が倒れたり折れたり・・。
その環境に適応してくれている花たちは、やっぱりいじらしいものです。
どの花も１０年近い付き合いになりました。
今年は地味なバラが蕾をいっぱいつけています。
「テディベア」という名前で購入したのですが、名前の由来は？
枝を挿し木して大きくなった、シモツケです。
たくましくて、伸び放題、種子で増え放題のガウラです。
花期が長いため、シーズンに何度か刈り込みをして高さを抑えます。
今年もツバメの季節がやってきました。
巣を見つけてから、ずっと待っていたヒナたちの誕生。
ようやくカメラにおさめることができました。
一日中エサ捕り、エサ運びに追われている親鳥たちのけなげな姿には
胸が熱くなります。
早く、早く、ちょうだい！
はい、順番ですよ。
行ってくるよ。
いっぱい捕ってきてね～。
大きいのを、きっとだよ！
（しっかりした子は、もう羽まで広げています。）
４羽のヒナたち、どうか全員無事に巣立ちますように・・。
川岸で私の好きなブルーの花を見つけました。
どこにいても、野鳥と野の花には特別敏感です(^^)
半世紀以上生きてきて、生まれて初めて見る花。
帰ってから愛用の虎の巻で調べたところ、
キョウチクトウ科のチョウジソウとわかりました。
和歌山県のレッドリストで絶滅危惧ⅠB類になっているだけでなく
全国的にも多くの県によって指定されている様子。
自然災害や護岸工事で環境が変わってしまって、
しだいに生きる場所をなくしていったのでしょうね。
何とか絶えずにいてほしいものです。
おまけは役割を終えようとしているタンポポの姿です。
奈良県十津川村の「天空の郷」といわれる、果無集落。
この辺り出身の友だちが車で行けると教えてくれました。
駐車場から急な坂道を歩いて登ると、見えてきた集落。
急斜面に畑が作られていて、地元の方が苦もなく作業していました。
日傘を差したおばあちゃんのお出かけです。
観光客の姿もちらほら。
遠くに見えるのは、和歌山との県境に位置する1000ｍ級の果無山脈です。
集落の入り口で畑仕事をしていたおばあちゃん。
いろいろとお話を聞かせてくれました。
耳も目もよくて、外来者への対応を一手に引き受けている
看板娘の印象でした。
ここには全部で７戸の家があるそうです。
途中の坂道で出会った、水量豊かな「さいめん滝」。
霧のように降りかかる冷たい水しぶきを浴びて、
おそるおそるの撮影です。
足元も恐かった～。
三重県熊野市の丸山千枚田へ行ってきました。
面積の小さい棚田は、実際には1340枚あるそうです。
先人の苦労と、継承し保存していくことの大変さを思います。
水はたっぷり張られていましたが、田植えはまだ。
早朝や夕暮れ時はもっと違う表情を見せてくれるのだろうと思いつつ、
ドラマに乏しい写真を撮ってきました・・。
山菜を探していて、水音に吸い寄せられました。
激しい水の音。
足元を覗いてみて、びっくり。
しぶきをあげて、滝が流れ落ちていました。
山菜を放り出して、あわててカメラを取り出して(^^)
帰ってから調べてみると、これは「イガミの滝」。
川のなのに魚のイガミ？
それとも、歪み→いがみ？
語源は定かでないようです。
今度出かけるときは万全の準備で、もっと神秘的な滝を。
