今日は夕方から雲が広がってきました。
ところが、花の水やりをしていると、近所のお家の窓が
あかあかと映えている！
空はいちめんにピンク色。
あわててジョウロを投げ出し（いつものこと）、車を走らせました。
灯台の見える場所までたどり着く時間はすでになく、
途中のパーキングで停車。
あまりいい撮影ポイントではありませんが、誰もいない場所で、
夕焼けを独り占め（？）。
この秋初めての、贅沢なひとときを楽しみました。
暮れ残った、赤い色。
家へ帰ってからもしばらくは、西空が火照っているように見えていました。
今日は、一度たずねてみたいと思っていた町内の湿地へ行ってきました。
環境省の絶滅危惧種に指定されている植物が残っている、
貴重な場所とのこと。
きっとさびしい山間部に違いないと想像していたのですが、
国道沿いにあるとわかり、即行動です。
車で３０分。
駐車場も遊歩道も整備されていて、私には好条件でした。
初めて、カワトンボに出会いました。
疎水が流れていて、歩いても歩いてもトンボがついてくると思ったら、
ついてくるのではなく、覗き込むたびにいくらでもカップルがいたのです。
ハグロトンボでしょうか。
胴の色のブルー系と黒系が、ペアとなっているようでした。
♂♀の区別は、手元のポケット図鑑ではわかりません。
（momocyaさんに教えていただいて、１枚目がハグロトンボの♂、
２枚目が♀と判明しました。）
昨日は予想以上に早く、台風が通過していきました。
夕方、静かになった気配に外に出てみると、もう青空が。
（ここまでは余裕でした。）
しばらくして大きな虹が出ていることに気づいたのに、
撮影場所の選定に手間取りました。
（車はどこにでも停められない。）
やっと撮れたときは、もう暮れかけていて・・。
これは、串本の東方向です。
あらためて夕陽の西方向にとって返しましたが、
ここも一足遅くて夕焼け雲は色あせる寸前でした。
何をやってもワンテンポずれるのが、私ということらしいです。
外に出かけられなければ、窓から庭をという方法もあります。
ガラス戸を細めに開けて。
雨が降りつづいていて少し暗いですが、コムラサキの実だけがつややか。
カロライナジャスミンは放任していると、互いに絡み合い、
それを支えにさらに伸びていきます。
台風のシーズンが終われば、少しは散髪してやらればなりません。
日曜日、古座川町の湿地へ行ってきました。
サクラタデにはまだ早く、彼岸花がようやく咲き始めていました。
湧き水の音が小さく聞こえ、水辺には真夏よりもたくさんの水草が。
シオカラトンボ（たぶん）のカップルです。
畦の位置からは見下ろす視点になり、それがちょっと残念。
この後しばらくして♀の産卵が始まりましたが、撮影には失敗です・・。
同行のお友だちから教えられて、初めて気がついたシーン。
顔をそむけたいという気持ちもあるのに、やっぱり撮ってしまいました。
これも生きるための、あるがままの姿ですから。
庭に繁殖させている（？）、ゲンノショウコです。
キタヒメヒラタアブでしょうか。
小さな花に、小さなアブのホバリング。
このアブは体長８～９mmとのことですが、花の直径は１cm。
見落としてしまいそうな足元の世界が、大好きです。
わが家の隣の空き地、初夏の草刈りで丸坊主になっていたのに、
今は猛々しい草のジャングルです。
そのなかで、ひときわ目立つ種類。
子供の頃はイヌホオズキと呼んでいたような気がしますが、
正しい名はセンナリホオズキだそうです。
赤くはなりませんが、ホオズキにそっくり。
もとは熱帯アメリカ産で、帰化植物とのこと。
ナス科ホオズキ属。
数年前、鉢から庭に下ろしたコムラサキが元気です。
つやつやした実が、たくさんついています。
クマツヅラ科。
ムラサキシキブの名で、園芸種として出回っているようです。
食べられない実とはいえ、秋は実の観賞も楽しいですね。
今朝の２枚です。
「なぁんだ、ヘクソカズラか」と、どなたも思うことでしょうね。
あまりに名前がかわいそうなので、異名を探しました。
アカネ科ヤイトバナ属。
サオトメバナとも呼ばれるそうです。
昨日の夕方の横顔。
これは今朝の雨上がりの、すがすがしい顔です。
わが家の垣根にて、手軽に撮影しました。
