うれしい訪問者

北海道で撮影の写真は余りに多すぎて手が付けられず、別仕立てのアルバムを作ることにしました。
（小さな声で、「乞うご期待」と言っておきますね。）



梅雨時とはいえ、このところ少し陽が射すと、わが家にはにぎやかにお客さまが訪れます。
彼らはランタナが大好きらしく、ほとんどの蝶がこの大株に。
これは、ほかの蝶を撮していたら、突然現れたアゲハです。



これは、アカタテハか、ヒメアカテハか。
タテハチョウの仲間とはわかっても、判断がむずかしいです。



ヒョウモンチョウに違いないですが、ツマグロヒョウモンの♂でしょうか。
羽を開いたり閉じたりの呼吸に合わせて、こちらも息をつめてシャッターを押します。
蝶は時間のないときほどたくさんやってきて、いつも私はうれしい悲鳴・・・。

雨宿り？

今日も一日中、雨が降りつづきました。
昨日から連続２日間。
夕方帰宅して、チェリーセージにぶら下がっているクマバチを見つけました。
ほかにいくらでも隠れる場所はあるはず。
これじゃ雨除けにならないのではと、ちょっとかわいそうな気が・・。



少し雨が止んで飛び始めたと見えましたが、まもなく再び雨が。
ちょっとふてくされているようです。
それとも冷たい雨がこたえたのでしょうか。
背中の黄色い毛がぐっしょり濡れています。

庭の住人たち

この子は住人というよりも、訪問者かもしれません。
わが家へ毎日訪れるのは、このベニシジミとモンシロチョウ。
残念ながらモンシロチョウはほとんど止まってくれませんので、撮影はかなりむずかしい。
ベニシジミに露出を合わせたら、花（ガウラ）が白く飛んでしまいました・・。



好きな場所で勝手に咲いているネジバナ、１本だけ白花があるので撮ろうとしたら飛んできたのがこの子。
調べてみると、クルマバッタモドキの幼虫らしいです。
身体が保護色。
カメラを向けられるのがいやなのか、つかまったまま方向だけをクルリと変えようとします。
しばしのモデル、お疲れさま～。



昔なじみのゴマダラカミキリ。
レモンの木に住んでいます。
子供の頃、このカミキリムシが大量発生したことがありました。
今考えると農協だったのでしょうか、捕まえて持って行くと買い取ってくれたとか。
レモンの葉は、これからどうなっていくのかな。

珊瑚刺桐 （さんごしとう）

潮岬近辺で、この季節よく見かける花です。
以前からこれが「アメリカデイゴ」かと思っていたのですが、花はこれ以上開かないことに気がつきました。
よく似ているけれど、同じマメ科デイゴ属の「サンゴシトウ」と判明。
深い赤が印象的です。



茎にも葉にも棘があって、なかなか手強い花のようです。
（撮影するだけで、触れるつもりは毛頭ありませんが・・。）
葉の形から、ヒシバデイゴとも呼ばれるそうです。

タイサンボク

午前中はなかなか時間が作れず、ふと思い出して訪ねてみると、もう散り際。
道ばたのおうちの、石垣にもたれて撮らせていただきました。
毎年気になるのですが、このお宅はほとんど人気を感じません。
２階は雨戸を閉めたまま、１階も窓が開いている様子はうかがえず・・。
それでも、タイサンボクは剪定の跡が見られ、うち捨てられた雰囲気ではないのですが。
町内には、こんなお家が多いように思えます。
あるいは高齢の方のひとり暮らし。
咲き誇る花との対比に、気持ちが立ち止まってしまいます。

花の舌

夕方、浜木綿が咲いていないか、探してみました。
毎年惜しげもなく刈り取られるので、お目当ての場所では株が貧弱になって花はなし。
代わりにインドハマユウを見つけました。
自生種か、植えられたものか。
夕陽を浴びて舌を出しているようだと感じる私は、美的センスがないのかもしれません（笑）。

そろそろ紫陽花と百合

たぶん、墨田の花火だと思います。
わが家はどの花も他所より遅いのですが、やっと咲き始めました。
４種類ほどの紫陽花のなかで、一番のりです。
今日は一日中雨が降りつづきました。
これは昨日の夕方の撮影です。



ちょっと白く飛んでしまいましたが、屋内から眺めるこんな場面が好きです。
モデルは、黒猫のユリ。
（ヒメユリ、ササユリ、数々の百合がイメージできますが、巷の噂ではこの子はオニユリです！？）
手前左手に見えるのは、猫の傘立てです。