一年の終わりに

今日から年末年始のお休みとなりました。
ひとり暮らしには特別な迎春準備などいらないのですが、ふと思い立ってカメラ散歩のフィールドへ。
誰も足を踏み入れない雑草地の、野生化した水仙を探してみました。
ヒューヒューと吹きすさぶ風に、ときおり霙混じりの雨が上着を叩きます。
まだ蕾の多い水仙と、赤い実をつけたマサキの枝を携えて車に戻ったところで、トビを見つけました。



カラスが獲物をついばんでいて（大きな鳥か動物のようでした）、それを２羽のトビが遠巻きにしているように見えます。
人間の姿はどこにもなく、そこだけに野生が息づいている場面でした。
草原の反対側には、元旦の日の出を見るために到着した車とテントがひしめいています。
一年の終わり、人の群れを離れてトビと向かいあっているのが、一番私にふさわしいとニヤリ・・

鳥さんの贈り物？

去年の春、庭で、雑草に混じって土中から現れた１本の幼木を発見。
お花の先生をしている友だちが、「赤い実をつけるビナンカズラだから抜かないでおいたらどう？」と言うので、放っておきました。
わずか１０ｃｍほどの木が、２年も経たないうちに数メートルの大きさに。
今日は初めて、赤い実がなっているのを見つけました。
これは、鳥さんが庭に残してくれた贈り物でしょうか。



何ということもないローズマリーですが、この２枚の写真、初めて新しいカメラで撮ってみました。
操作方法もよくわからないのに、ともかくマクロレンズをつけてパシャパシャ。
初心者マークの記念に（？）、とりあえずアップです。
（これでは、コンデジと何ほども違いはないようですが・・。）
まず重さに慣れて、ぼちぼちと勉強していかなくちゃ。

末っ子

バイクの前かごでしばらく暮らしていた子猫です。
覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
晴れて家猫として迎えられて、今では暖かい場所で幸せいっぱい。
寝ている場所は・・、スキャナの上のようです。
私は、一日に何度だっこをせがまれることか。
全身やわらかで、ふわふわ。
３．５ｋｇの荷物を持つのは大変ですが、猫なら腕がしびれてきても・・！？
これが筋力アップにつながれば、一石二鳥というものです。

漁港のサギ

漁港区域内の道路を、サギがまっすぐ横切って行きます。



おもむろに、漁師さんの水槽に近づき、









満足そのもの。
大丈夫、私は誰にも告げ口はしないから。

大銀杏、華やいで

しつこいですが（笑）、遠目には想像もつかない大銀杏の華麗な姿を、昨日に続いてアップしてみます。
この気根は、やがて地上にたどり着くほどに成長するのでしょうか。
それとも樹高も伸びるので、地面に触れるほどにはならないのでしょうか。
昔の姿を、地元の古老にでも聞いてみたいものです。





見ていると、風が吹いた様子もないのに、突然はらはらと一斉に葉が降ってきました。
落ち葉吹雪に、思わず歓声が。
ちょっとした夢幻の世界です。
タイミングのよいにときに巡り会えたことが、嬉しくなりました。

幸せの黄色につつまれて

きょうは、古座川町三尾川の光泉寺の大銀杏を撮影に行ってきました。
立ち上がりの遅い私のこと、みんなが帰る頃がちょうどいいかと、午後３時前に到着。
それでも駐車場も境内も、まだ人でいっぱいでした。



大銀杏そのものも立派だけれど、幸せそうな人たちを見るのも楽しいもの。
大人も子どもも、ふかふかの落ち葉の上を歩いては、見上げたり、葉を拾い上げたり。



樹齢３００年を越える大銀杏が、訪れる人すべてを抱きとめてくれている。
そんな豊かな気持ちになります。
だからここは、何度でも行きたい場所なのかもしれません。

明日は、この続きを・・。

食住足りて・・・

ペロの後からわが家へやってきた、捨て猫のサビ。
ようやく、３日前から手作り猫ハウスに入るようになりました。
きっかけは、風雨の日。
入った形跡だけがあったので、思いきって猫ハウスの入り口を誰からも見えない玄関扉側に方向転換したのです。
そして、座布団とウールの古セーターを敷いて、暖かくしてやりました。
すると、夜から泊まり込んで、食事の前後にちゃっかり出入り。
あいにく入居写真はまだ撮れませんが、背中を撫でようとすればすばしっこく逃げていた子が、私の前で初めてゴロリと横になってくれました。



食住足りて愛嬌を知る。
やっと心を開いてくれたことが、私には最高のプレゼントです。