昨日の朝は潮岬も冷え込んで、室温が22℃でした。
そこまで下がるとは予想せず、半袖パジャマと綿毛布で、おお、さむぅ～。
夕方、西の空が朱くなってきました。
わが家から夕陽は見えないので、空の雰囲気だけです。
この3連休、台風12号の被災地には大勢のボランティアが訪れたとのこと。
何もできない私は、その報道に少しだけほっとしています。
安堵して夕焼け空を眺められる日が、早く来ますように・・。
台風１２号に続いて、昨日足早に通り過ぎた１５号。
いつものように暴風雨が吹き荒れ、私は午前中の出勤を見合わせました。
午後、北西風に変わった吹き返しのなかを出勤。
わが町は、私が見る限りでは被害はほとんどないようでした。
地震、津波、原発事故、台風、豪雨、土砂崩れ、河川の氾濫・・・。
このところの災害に、何か価値観さえも変わるような気がします。
毎回避けられない台風の影響も、今は「この程度で済んだ」という受け止め方に。
カメラの出番もなく、お昼休み、わが家で空に向かってパチリ。
怒濤のような９月も、残り少なくなりましたね。
今夜は中秋の名月だそうです。
そういうものにはどこか気恥ずかしさを覚えるタチなのですが、
ふと思いついて、食後庭にカメラを持ち出しました。
さて撮ろうとすると、猫たちがニャアニャア。
ふたつのお皿を差し出して食べさせていると、常連のノラニャンが登場。
ペロは「ウニョ～ン」と怒るわ、サビは飛んで逃げるわ、大わらわ。
その間に、月は高く昇ってしまいました。
月の撮影は初めて。
設定などわからず、やぶれかぶれ、試行錯誤です。
何とか1枚だけそれらしいものが撮れていました。
何気ない日常の、かけがえのなさ・・。
夏疲れが出る時期です。
それに、災害列島の日本。
胸の痛むニュースが続くなか、自宅にて私の小さな宝物を撮ってみました。
お友だちからプレゼントされた、手のひらに乗るサイズの貝殻アート。
ちょっとセクシーな女性と猫と。
猫の顔など、指の爪大です。
変身させられた貝殻もびっくりしているだろうな。
この夏、？十年ぶりで川に入りました。
足が浸かる程度のチャプチャプですが（笑）。
箱メガネで川底を覗いて、エビを見つけたり。
これは、そのときに川原で拾ってきた石ころ。
偶然にも、来ていたＴシャツとお揃いの模様でした。
今回の台風12号で、あの川も様相が一変したことだろうと思うと、
何ともつらいものがあります。
今朝起きると、台風一過の青空。
でも、紀伊半島各地の被害状況が胸に重くのしかかります。
たまたま私は川や斜面のない高台に住んでいて無事だったけれど
災害に見舞われた地域の方々は、どんなに大変なことだろう、と。
避難所に向かうと言っていた友人は、その後どうしただろうか。
潮岬の坂道から遠望すると、大好きな古座川も土砂や流木を含む濁流となって
河口にあふれ出しているようです。
近隣の見慣れた町並、道路、川、橋がずたずたに引き裂かれている光景・・。
ただ、これ以上被害が広がらないようにと、祈るような気持ちです。
今日のわが家の夕景は、こんなに穏やかですが。
休日の夕方、隣の空き地の草むらに首の長い子を発見！
わが町ではアオサギは、漁港で見かけることがほとんど。
磯の大きな岩場でコロニーを作っているのも、見たことがあります。
でも、民家の付近では・・。
警戒心の強いアオサギなので、初めは遠くからパチリ。
しかしこちらの気配にまったく気づかず、一心に草むらを見つめています。
そっ～と近づき、少しずつ距離を縮めて、次第に大胆に接近。
普段は車が通る道路を、堂々と横断します。
どこまで歩いて行くつもりかと、私も２ｍほど後ろをトコトコ。
一緒に歩いてみて、まだ子供だということに気がつきました。
成鳥ならはるか遠くにいても人の気配に敏感ですが、
さすがに幼い。
と、油断した途端、バサッと飛び立ちました。
子供でも、やはりアオサギでした(^^)
