保健福祉の現場から

感じるままに

デリバリーPET検査

2023年11月24日 | Weblog
「レカネマブ(レケンビ®)」(https://medical.eisai.jp/products/leq)について、中医協総会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo_128154.html)のR5.11.15「高額医薬品(認知症薬)に対する対応について(案)」(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001167625.pdf)p2「<患者要件>・禁忌に該当しないことの確認、認知症のスコア評価、アミロイドβ病理を示唆する所見の確認(アミロイド PET又は脳脊髄液(CSF)検査)など」とあり、アミロイドPET検査が注目される。R5.11.22「PET検査の診療報酬上の取扱いについて」(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001169823.pdf)について、R5.11.22CBnews「デリバリーでのPET検査、薬剤料と技術料で評価へ24年度診療報酬改定」(https://www.cbnews.jp/news/entry/20231122192907)が報じられているが、薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-yakuji_127851.html)のR5.8.21議題(https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001127100.pdf)には「医薬品ビザミル静注(https://www.nmp.co.jp/member/vizamyl/index.html)の製造販売承認事項一部変更承認について」「医薬品アミヴィッド静注(https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00066606)の製造販売承認事項一部変更承認について」もあり、アミロイドPET検査(https://www.hmp.or.jp/medical/amyloid-pet/)の保険適用は期待されるように感じる。H29.1113日経Bp「日本メジフィジックス、アミロイドPET用イメージング剤を発売」(https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/17/11/10/03466/)が出ていたように、アミロイドPET用イメージング剤はかなり前からデリバリーされている。PDRファーマ(https://www.pdradiopharma.com/)のアミロイドイメージング剤「アミヴィッド(florbetapir(18F))」(https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00066606)の物理的半減期:109.77分とあり、アミロイドPET用イメージング剤の供給を受けて、日本核医学会「PET撮像施設認証を受けている施設」(http://jsnm.org/archives/5001/)の整備推進があっても良いかもしれない。R5.11.22「PET検査の診療報酬上の取扱いについて」(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001169823.pdf)p2「18F-フルシクロビン(アキュミン®)」(https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/43004A5A1022_1_01/)のデリバリー検査も注目されるかもしれない。
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地域移行機能強化病棟入院料

2023年11月24日 | Weblog
中医協総会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo_128154.html)のR5.11.22「個別事項(その6) 精神医療について(その1)」(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001169812.pdf)P77「地域移行機能強化病棟入院料の届出医療機関数・算定回数」は減少傾向にあり、p80「地域移行機能強化病棟入院料の届出を行っていない理由」を踏まえて、p101の要件緩和がされるが、地域移行機能強化病棟入院料の届出医療機関数・算定回数」は増えるであろうか。どの医療機関が「A318 地域移行機能強化病棟入院料」(https://shirobon.net/medicalfee/latest/ika/r04_ika/r04i_ch1/r04i1_pa2/r04i12_sec3/r04i123_A318.html)を届出しているかの検索は、医療機関地方厚生局届出情報(https://caremap.jp/cities/search/facility)の基本診療料「移機強」で検索すると容易にわかるが、届出なしの県が少なくない。さて、「長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策に係る検討会」(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syougai.html?tid=141270)の取りまとめ(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/0000051138.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/0000051135.pdf)の「精神科病院の構造改革」が要請され、障害保健福祉関係会議(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/kaigi_shiryou/index.html)のR5.3.10企画課資料(https://www.mhlw.go.jp/content/001076188.pdf)p4~6「第7期障害福祉計画及び第3期障害児福祉計画」では「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築」(http://mhlw-houkatsucare-ikou.jp/)(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syougai_322988_00007.html)が掲げられている。障害福祉計画について、R5.3.10企画課資料(https://www.mhlw.go.jp/content/001076188.pdf)p6「成果目標」の「②精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築 ・精神障害者の精神病床から退院後1年以内の地域における平均生活日数:325.3日以上 ・精神病床における1年以上入院患者数 ・精神病床における早期退院率:3か月後68.9%以上、6か月後84.5%以上、1年後91.0%以上」、「活動指標」の「②精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築 (都道府県・市町村) ○保健、医療・福祉関係者による協議の場の開催回数 ○保健、医療(精神科、精神科以外の医療機関別)、福祉、介護、当事者、家族等の関係者ごとの参加者数 ○保健、医療、福祉関係者による協議の場における目標設定及び評価の実施回数 ○精神障害者の地域移行支援の利用者数 ○精神障害者の地域定着支援の利用者数 ○精神障害者の共同生活援助の利用者数 ○精神障害者の自立生活援助の利用者数 ○精神障害者の自立訓練(生活訓練) (都道府県) ○精神病床からの退院後の行き先別の退院患者数」がそれぞれの地域において評価される必要がある。また、医療計画(精神疾患)について、「医療政策研修会」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000194369.html)のR5.5.19資料「精神疾患における第8次医療計画について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001097785.pdf)p9「現状把握のための指標例」のストラクチャー、プロセス、アウトカム指標も同様である。中医協総会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo_128154.html)のR5.8.30「令和6年度診療報酬改定に向けたこれまでの議論について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001140475.pdf)が出ているが、精神医療に関する事項はないが、「長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策に係る検討会」(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syougai.html?tid=141270)の取りまとめ(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/0000051138.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/0000051135.pdf)の「精神科病院の構造改革」を診療報酬上からも強力に誘導できないものであろうか。
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医療経済実態調査

2023年11月24日 | Weblog
医療経済実態調査(https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/database/zenpan/iryoukikan01.html)に関して、中医協総会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo_128154.html)のR5.11.24「第24回医療経済実態調査(医療機関等調査)報告 -令和5年実施-」(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001170596.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001170597.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001170598.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001170599.pdf)が出ており、R5.11.24CBnews「法人の診療所補助金なしで黒字幅拡大、22年度に–「個人」は大幅黒字」(https://www.cbnews.jp/news/entry/20231124103608)が報じられている。財政制度分科会(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/index.html)のR5.11.20「令和6年度予算の編成等に関する建議」(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html)について、R5.11.20NHK「来年度の診療報酬改定“人件費など引き下げで負担軽減”財政審」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231120/k10014263301000.html)と報道されているが、R5.11.2日本医師会「令和6年度診療報酬改定について ~財政制度審議会財政制度分科会「社会保障」の議論を受けて~ 」の総論(https://www.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20231102_1.pdf)、病院の経営状況(https://www.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20231102_2.pdf)、各論(https://www.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20231102_3.pdf)、「財政審の主張に強く反論」(https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011426.html)が出ており、中医協(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo_128154.html)、社会保障審議会医療保険部会(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28708.html)、医療部会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126719.html)の行方が注目される。R5.11.1「社会保障」(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20231101/01.pdf)p65~74「経営情報の見える化」について、p74「EBPMを推進していく観点からも、今後の処遇等に関わる施策を検討するための前提として、こうした各医療機関・事業者のデータの収集が必要であり、医療機関の「経営情報データベース」において、職種別の給与・人数の提出を義務化すべき。また、診療報酬の加算の算定に当たって職種別給与等の提出を要件化すべき。」はどうなるであろうか。R5.6.21「医療法人に関する情報の調査及び分析等について(ご協力依頼)」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2023/230622_1.pdf)で示されるように、医療法人(令和5年8月1日)の経営情報の調査及び分析がスタートしている。
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子どもの自殺対策

2023年11月24日 | Weblog
R5.11.24日刊ゲンダイ「「子供の自殺」小中高生は過去最多の514人 心の病のサインは“全身倦怠感”」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/lifex/332360)に目が止まった。自殺対策(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/index.html)の自殺対策白書について、R5.10.20朝日「自殺者数、小中高生は過去最多 「ウェルテル効果」も指摘 対策白書」(https://www.asahi.com/articles/ASRBM7QYZRBMUTFL01X.html)が報じられており、「ウェルテル効果」(https://prograshi.com/life/thinking/werther-effect-and-social-proof/)は理解したい。自殺統計(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsutoukei-jisatsusyasu.html)で、今後、最新の状況(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsu_new.html)は年齢階級別でも示された方が良いであろう。平成25年度からの「健康日本21(第二次)」(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kenkounippon21.html)での「国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/dl/kenkounippon21_01.pdf)p9~「こころの健康」に「④小児人口10万人当たりの小児科医・児童精神科医師の割合の増加」があるが、「健康日本21(第三次)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kenkounippon21_00006.html)の新たな「国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針」(https://www.mhlw.go.jp/content/001102474.pdf)では「こころの健康 ④小児人口10万人当たりの小児科医・児童精神科医師の割合の増加」はカットされた。厚労省「令和5年度の広報の取り組みについて(自殺対策)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/r5_torikumi.html)とあり、広報による啓発が重視されているようであるが、もっと施策として取り組めないものであろうか。例えば、「こどもの自殺対策に関する関係省庁連絡会議」(https://www.cfa.go.jp/councils/kodomonojisatsutaisaku-kaigi/)のR5.4.27文科省資料(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/8821dd55-e208-4e2b-9a84-0a6f2fed92bf/69baa7d0/20230401_councils_kodomonojisatsutaisaku-kaigi_0a6f2fed92bf_09.pdf)p2~3「1人1台端末を活用した心身の状況を把握する取組」はどれほど拡がっているであろうか。R5.8.28朝日「学校休ませるべき? 支援団体がチェックリスト作成、LINEで公開」(https://www.asahi.com/articles/ASR8X2QF2R8TUTIL00L.html)も参考になるように感じる。
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革新的薬剤

2023年11月24日 | Weblog
日本肥満学会「肥満症治療薬の安全・適正使用に関するステートメント」(http://www.jasso.or.jp/contents/Introduction/academic-information.html)。

PMDA「最適使用推進ガイドライン(医薬品)」(https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/p-drugs/0028.html)で、R5.11.21「肥満症の効能又は効果を有するセマグルチド(遺伝子組換え)製剤に係る最適使用推進ガイドラインの策定に伴う留意事項について」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2023/231122_4.pdf)、R5.11.21「インクリシランナトリウム製剤に係る最適使用推進ガイドラインの策定に伴う留意事項について」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2023/231122_5.pdf)、R5.11.21「抗PCSK9抗体製剤に係る最適使用推進ガイドラインの策定に伴う留意事項の一部改正について」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2023/231122_6.pdf)が発出されている。R5.2.27マネーポスト「超高額がん治療が続々と保険適用に 「高額療養費制度」利用で自己負担は月6万~8万円程度」(https://www.moneypost.jp/996942)が出ているが、R5.10.23JBpress「肺がん治療におけるがん遺伝子検査の現在地」(https://jbpress.ismedia.jp/ts/thermofisherscientific/15/)をみると、高額がん治療が増えるのは間違いない。このような革新的薬剤が続くと、高額療養費制度(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html)の見直しが避けられないかもしれない。以前の全国保険医新聞(http://hodanren.doc-net.or.jp/iryoukankei/shinbun/160905.pdf)の「「オプジーボ」の薬価は英国に比べて日本は約5倍に上る」のようなことはあってはいけない。「大きなリスクは共助、小さなリスクは自助」の理解を得るには、例えば、最適使用推進ガイドラインが策定される高額医薬品について、欧米各国との薬価比較表の公開が必要であろう。また、H30.5.23PRESIDENT「「留学ビザ」で日本の医療費を食う中国人 「抜け道」を作った日本が悪いのか」(http://president.jp/articles/-/25207)では「ハーボニーは3カ月の投与で465万円かかる」とあったが、肝炎医療費助成対象者数調(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou09/pdf/h26josei_taisyou.pdf)で年齢階級別の情報公開がされれば、80代、90代への公費による高額薬剤使用の実態が少しはわかるかもしれない。革新的薬剤は無制限ではないように感じる。
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異次元少子化対策財源と国民負担

2023年11月24日 | Weblog
R5.11.24AERA「泉房穂・前明石市長「子どもを応援しない社会に未来はない」 今、政治がやるべきこととは」(https://dot.asahi.com/articles/-/206981)。
R5.11.24JBpress「少子化の原因は増税とセクハラへの過剰反応、「異次元の対策」が無意味なワケ 独身研究家・荒川氏に聞く「恋愛強者は3割だけ、『普通』でも結婚できる対策を」」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/78084)。

R5.11.22日本海新聞「「支援金」制度で国民に追加負担ないと首相」(https://www.nnn.co.jp/articles/-/184622)について、R5.11.24読売「少子化支援金の説明に苦心する岸田首相…「国民への追加負担なし」明言、本当に実現できるか疑念も」(https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20231123-567-OYT1T50230.html)の「保険料引き上げは「単体で見た場合、負担増でしかなく、国民に分かりにくい」」は同感である。R5.11.20時事「低所得者2600万人に軽減措置 少子化財源の医療保険料上乗せ―こども家庭庁」(https://www.jiji.com/jc/article?k=2023112000728&g=soc&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit)の「高所得者向けの上限額も設定する。平均で1人当たり月数百円の負担を想定している。」とある。「支援金制度等の具体的設計に関する大臣懇話会」(https://www.cfa.go.jp/councils/shienkin-daijinkonwakai/)のR5.11.9資料1「支援金制度等の具体的設計について(議論のための論点)」(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/9e8847f4-d283-479c-856f-353660141618/9512045a/20231109_councils_shienkin-daijinkonwakai_9e8847f4_01.pdf)p3「全体として実質的な追加負担を生じさせない取組ではあるものの、特に子育て世帯以外の方にとっては新たな拠出となるが、これは、子育て世帯への所得の再分配として捉える視点が重要である。」は理解できるのであるが、「こども未来戦略会議」(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_mirai/index.html)のR5.6.13「「こども未来戦略方針」」(https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/001112705.pdf)(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/9e8847f4-d283-479c-856f-353660141618/c92a42dc/20231109_councils_shienkin-daijinkonwakai_9e8847f4_03.pdf)p3「歳出改革等による公費と社会保険負担軽減等の効果を活用することによって、国民に実質的な追加負担を求めることなく、少子化対策を進める。」の時点で「子育て世帯以外の方にとっては新たな拠出となる」が示されても良かったかもしれない。また、R5.11.17MoneyPlus「40歳から徴収される介護保険料。年収500万円だといくらになる? 介護保険料率は制度スタートから3倍に上昇」(https://media.moneyforward.com/articles/9057)が出ているように、保険料徴収はセットで認識したい。なお、R5.11.21テレ朝「年金保険料の支払い5年延長?「45年」案…厚労省で本格議論」(https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000325094.html)が出ているが、年金部会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126721.html)のR5.11.21「マクロ経済スライドの調整期間の一致」(https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/001169557.pdf)p33、p42「2027年度以降、60歳に達する者から45年加入に延長と仮定」とあり、既定路線なのかもしれない。医療・介護・年金の保険料負担増は避けられないであろうが、R5.11.22日本海新聞「「支援金」制度で国民に追加負担ないと首相」(https://www.nnn.co.jp/articles/-/184622)について、保険料負担増になる方々は国民とはみなされていないわけではないであろう。
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生活困窮者自立支援と生活保護

2023年11月24日 | Weblog
R5.11.23毎日「古市憲寿氏 生活保護“毎日1000円”手渡しに「威圧的というか行政が上から指導するのはよくないと」」(https://mainichi.jp/articles/20231123/spp/000/006/020000c)。
R5.11.23毎日「岩田明子氏 生活保護“毎日1000円”手渡しした桐生市の対応「男性が表に出てきて…氷山の一角」」(https://mainichi.jp/articles/20231123/spp/000/006/018000c)。

R5.11.23FNN「【なぜ?】「死ねと言っているのと同じ」持病ある生活保護受給者に“毎日1000円”手渡しでしか支給せず…額は半分に・群馬県」(https://www.fnn.jp/articles/-/619805)の「男性は生活保護を受ける前に借金を抱えていたこと、過去にギャンブルをしていたことなどから、市が金銭管理をしていた」が目に止まった。生活困窮者自立支援及び生活保護部会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_443308.html)のR5.10.23資料3「就労支援・家計改善支援・居住支援・生活困窮者自立支援制度と生活保護制度との連携について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12501000/001159121.pdf)p3「生活困窮者自立支援制度・生活保護制度の事業の一体実施;就労準備支援事業、家計改善支援事業、地域居住支援事業」は注目であるが、p32「相談受付窓口については、約65%の自治体が別々に設置」が一本化されても良いように感じる。「生活困窮者自立支援制度」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000059425.html)と「生活保護制度」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/index.html)はセットで進めるべきであろう。ところで、生活保護制度(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/index.html)のe-stat「被保護者調査」(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450312&tstat=000001206620&cycle=1&year=20231&month=12040604&tclass1=000001206621&tclass2=000001206623&result_back=1&tclass3val=0&metadata=1&data=1)に関して、R5.8.28ファイナンシャルフィールド「生活保護の「受給率」一番高い都道府県はどこ?2位は「北海道」、1位は?」(https://financial-field.com/living/entry-229707)が出ているが、「受給率が高いところ、低いところで、生活保護制度そのものの必要性や、制度の受給条件が変わるわけではありません。」は理解しておきたい。また、生活困窮者自立支援制度(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000059425.html)もセットで普及推進すべきと感じる。厚労省「生活困窮者自立支援制度」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000059425.html)が更新されていないのはおかしい。「日常生活自立支援事業」(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/chiiki-fukusi-yougo/)の実績はどうなっているであろうか。
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南京虫

2023年11月24日 | Weblog
R5.11.22女性自身「「韓国で大量発生中…」トコジラミ大流行で年末の海外旅行、ネットショッピングに不安の声」(https://jisin.jp/domestic/2263828/)に目が止まった。R5.5.9NHK「トコジラミ(南京虫)に注意!駆除できる?症状は?対策は?」(https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20230509c.html)、R5.5.11NHK「「とにかく夜眠れない」トコジラミの被害報告相次ぐ なぜ今?」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230511/k10014063891000.html)が出ているように、国内でも拡がっているらしい。ウィキペディア「トコジラミ」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%A9%E3%83%9F)をみておきたい。
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中国肺炎

2023年11月24日 | Weblog
R5.11.24国立感染症研究所「中国で小児を中心に増加が報じられている呼吸器感染症について」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-lab/2521-cepr/12382-china-respirtatory.html)。
R5.11.24BBC「中国で子供の肺炎増加、「新たな病原体は報告されていない」=WHO」(https://www.bbc.com/japanese/67516839)。
R5.11.27読売「中国で呼吸器疾患急増、小児科に患者殺到し診察8時間待ちも…「ゼロコロナ政策」で免疫力低下が一因か」(https://www.yomiuri.co.jp/medical/20231127-OYT1T50191/)。
R5.11.28東洋経済(The New York Times)「中国で急増の「呼吸器疾患」に広がる大きな懸念 情報提供を要請するも、中国には隠蔽の前歴」(https://toyokeizai.net/articles/-/717722)。
R5.11.29マネーポスト「中国各地で小児の感染性呼吸器疾患が急増中 天津の病院では救急患者が1日で1.3万人を超え過去最高に」(https://www.moneypost.jp/1087994)。

R5.11.23時事「呼吸器疾患で情報要請 WHOが中国に」(https://www.jiji.com/jc/article?k=2023112300649&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit)が目にとまった。R5.10.19RecordChina「中国で子どもを中心にマイコプラズマ肺炎が急増―香港メディア」(https://www.recordchina.co.jp/newsinfo?id=922377)、R5.10.20ChinaCom「中国でマイコプラズマ肺炎多発 北京では来月にピーク」(https://japanese.china.com/news/latest/20002147/20231020/25802975.html)も少々気になる。 内閣感染症危機管理統括庁(https://www.cas.go.jp/jp/caicm/index.html)では状況が把握されているであろうか。 
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