保健福祉の現場から

感じるままに

高齢者施設と医療機関の連携強化

2023年11月18日 | Weblog
介護給付費分科会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126698.html)のR5.11.16資料5「高齢者施設等と医療機関の連携強化(改定の方向性)」(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001168123.pdf)p8~9「論点①協力医療機関との連携体制の構築」、p28「論点②入院時の医療機関への情報提供」、p33「論点③医療機関からの患者受け入れの促進」について、R5.11.16CBnews「介護保険施設に協力医療機関定める義務を 厚労省案 委員からは「地域によっては困難」と指摘相次ぐ」(https://www.cbnews.jp/news/entry/20231116155612)で解説されている。例えば、介護給付費分科会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126698.html)のR5.8.7資料5「高齢者施設と医療機関の連携強化・感染対応力の向上」(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001131791.pdf)p28~p44「感染対応力の向上」でp37「2023年5月7日時点で93%の高齢者施設等が新型コロナ患者に対応する医療機関を確保していることを確認」とあるが、R5.8.18女性自身「「もっと長生きできたのに…」コロナ“第9波”に直面する高齢者施設の厳しい実情…PCR検査できず薬も不足」(https://jisin.jp/domestic/2233324/)をみると、実際には早期診断・治療・全身管理・早期退院が円滑に行われないケースが少なくなかったかもしれない。R5.3.31Web医事新報「【識者の眼】「感染対策の記憶喪失」岩田健太郎」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=21682)の「日本では感染症の流行が下火になると、それまでさんざ指摘されていた問題の記憶があっさりゼロになる」が繰り返されるのであろうか。
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貧困ビジネス

2023年11月18日 | Weblog
R5.11.17東京新聞「「お部屋探し」が搾取の入り口に…生活保護者の弱みに付け込む「貧困ビジネス」のあの手この手」(https://www.tokyo-np.co.jp/article/290443)が目に止まった。貧困ビジネス(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9)は際限がないかもしれない。東洋経済「ボクらは「貧困強制社会」を生きている」(https://toyokeizai.net/category/359)の連載で、R5.27東洋経済「労働者を搾取する「A型事業所」のあきれた実態 労基署も機能しない、まさに「貧困ビジネス」」(https://toyokeizai.net/articles/-/689239)も出ている。R5.7.18東京新聞「市販薬オーバードーズ、安ホテルに集団で宿泊…同じ境遇の子を探して歌舞伎町に集う「トー横キッズ」の今」(https://www.tokyo-np.co.jp/article/263757)の「処方薬を転売する闇市があり、反社会的勢力が介在し、生活保護受給者が小遣い稼ぎのために処方薬を売っている。向精神薬などの処方薬は市販薬よりも割高だが、キッズは売春などで金をつくってでも買ってしまう」のような薬の貧困ビジネスもみられている。
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アニサキスライト

2023年11月18日 | Weblog
R5.11.17まいどなニュース「青く光るウネウネの群れに「ひええええ」 アニサキスライトに大反響「刺身出す店は常備して」そのお値段は」(https://maidonanews.jp/article/15058601)が出ているように、アニサキスライト(https://tacklenote.com/columns/anisakis-light/)の普及を図りたい。R5.10.3AERA「150以上の魚に寄生「アニサキス」の食中毒は秋にも多い 東京海洋大・嶋倉邦嘉准教授が特徴を解説」(https://dot.asahi.com/articles/-/202828)も出ていた。食中毒(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html)の食中毒統計(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/04.html)では令和4年病因物質別月別食中毒発生状況では寄生虫食中毒577件(クドア11件、アニサキス566件)で、令和5年速報では昨年以上のペースである。農水省「食品の安全性向上に向けた対応状況【微生物】」(https://www.maff.go.jp/j/study/risk_kanri/r2-3/attach/pdf/index-5.pdf)には「アニサキス」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042953.html)、「クドア」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000133250.html)などを追加すべきである。寄生虫食中毒を減らすためには、継続的に様々な魚種の寄生実態調査と公表が必要かもしれない。釣り・自家製刺身による食中毒も少なくないからである。熊本大学「パルスパワーを用いた新しいアニサキス殺虫方法を開発 ―アニサキス食中毒リスクのない刺身―」(https://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/sizen/20210622)も注目である。そういえば、R5.3.15埼玉新聞「イワシからアニサキス…刺し身で食べた男性が食中毒、医療機関が通報 熊谷の販売業者に営業停止処分」(https://www.saitama-np.co.jp/articles/18324)では「熊谷市の魚介類販売業「マルタ魚類」に2日間の営業停止の行政処分」とあったが、魚食普及推進センター「アニサキス食中毒による営業停止問題」(https://osakana.suisankai.or.jp/health_safe/5053)が出ており、「食品の営業規制の平準化に関する検討会」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syokuhin_436610_00003.html)では寄生虫食中毒対応の平準化について検討されないであろうか。
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