高齢者医療制度に関する解説(http://www-bm.mhlw.go.jp/shingi/2008/09/dl/s0925-6a.pdf)は、目を通しておきたい資料かもしれない。これまでの主な改善策として、①低所得者に対する保険料の軽減、②年金からの保険料の支払いに係る改善、③70~74歳の患者負担の見直しの凍結、④被用者保険の被扶養者の9割軽減措置の継続が掲げられている。これに係る補正予算案として高齢者医療円滑運営対策費(2527億7000万円)が計上される(http://www.wic-net.com/search/search916-4.html)。後期高齢者終末期相談支援料(http://20.iryoujimu1.com/h20-69.html)の凍結(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/06/s0625-5.html)、「一般病棟に長期入院している高齢の脳卒中患者・認知症患者に関する診療報酬減額措置」の実質的凍結(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/08/dl/s0827-6g.pdf)(http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17904.html;jsessionid=C4E072E09EB8214AD6C937B09530D10D)は、改善策としてあまり出したくないのかもしれない。なお、当初は、保険証の未着問題や「保険料仮徴収額決定通知書」のあて先欄が黒い太枠で囲まれて送付される自治体もあった(http://www.metamix.com/974.php)。後期高齢者医療制度については、後期高齢者診療料(http://20.iryoujimu1.com/h20-66.html)や資格証明書の発行等の否定的見解(http://hodanren.doc-net.or.jp/kenkou/080512kourei-hannronn.pdf)があるが、これらがどうなっているか、注目されるところかもしれない。とにかく、「安心実現のための緊急総合対策」(http://www5.cao.go.jp/keizai1/2008/080829taisaku.pdf)のp8にある「市町村による小学校区ごとのきめ細かな相談や説明会の実施」が重要になるように感じる。昨日の首相の所信表明でも制度の説明不足が陳謝されているほどである。その際、後期高齢者医療制度の保険料は2年ごとの改定であることの説明も必要と思うが、それだけに留まらないかもしれない。例えば、「療養病床の転換」や「介護保険の見直し」である。「第四期介護保険事業計画」(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/02/dl/s0227-8n.pdf)は、国資料によると本年9月~10月頃にサービス見込み量及び平成21年度からの介護保険料の仮設定が行われるとされる。今回の介護保険事業計画には、都道府県が策定した医療費適正化計画(http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info02c.html)・地域ケア体制整備構想に定めた療養病床転換推進計画が反映される。同じく、年金から天引きされる介護保険料や地元の療養病床がどうなっていくか、などについて質問されないとも限らない。「市町村による」相談や説明会に、都道府県がどのような関与があるのか、注目されるかもしれない。そういえば、NHKドキュメント「ベッド難民は何処へ行く」(http://www.nhk.or.jp/nippon-genba/200704.html#426)も印象に残るところである。
「後期高齢者医療制度で講演会」(http://www.cabrain.net/news/article/newsId/18462.html;jsessionid=31E67027DF9D37BC760FB70F594F990D)の記事をみると、現場サイドの否定的見解は小さくないかもしれない。「追い出される脳卒中・認知症患者 診療報酬の算定方式を改悪 障害者の病棟など「兵糧攻め」」(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-10-01/2008100102_04_0.html)の記事も出ている。
「後期高齢者医療保険料 天引き開始でまた『反乱』? 」(http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008100290070707.html?ref=rank)。
「区役所にお年寄り殺到 後期高齢者制度めぐり」(http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/081002/wlf0810021252000-n1.htm)。
「後期高齢者医療制度で講演会」(http://www.cabrain.net/news/article/newsId/18462.html;jsessionid=31E67027DF9D37BC760FB70F594F990D)の記事をみると、現場サイドの否定的見解は小さくないかもしれない。「追い出される脳卒中・認知症患者 診療報酬の算定方式を改悪 障害者の病棟など「兵糧攻め」」(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-10-01/2008100102_04_0.html)の記事も出ている。
「後期高齢者医療保険料 天引き開始でまた『反乱』? 」(http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008100290070707.html?ref=rank)。
「区役所にお年寄り殺到 後期高齢者制度めぐり」(http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/081002/wlf0810021252000-n1.htm)。