保健福祉の現場から

感じるままに

来年度からのコロナワクチン

2023年11月22日 | Weblog
「予防接種・ワクチン分科会」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127713.html)の「令和6年度以降の新型コロナワクチン接種 」について、R5.11.22読売「コロナワクチン、高齢者ら限定で「定期接種」に…個人予防に重点」(https://www.yomiuri.co.jp/medical/20231122-OYT1T50127/)が報じられているが、妥当なところであろう。そもそもオミクロン以降、状況が変わっている。R5.10.19東京新聞「日本のコロナ対策 倉持仁院長に聞く(下) 検査・診療 受ける権利を保障せよ」(https://www.tokyo-np.co.jp/article/284621)の「オミクロン株になっても診療の手引きの重症度分類は変わりませんでした。それまでの基準で、軽症と判断されたら、体調が急変して亡くなる方を見逃してしまう。手引きは現場感覚とずれていました。」は同感である。R5.8.21「新型コロナウイルス感染症COVID-19診療の手引き 第10.0版」(https://www.mhlw.go.jp/content/001136720.pdf)p31「オミクロンに置き換わって以降、二次性細菌性肺炎や誤嚥性肺炎の合併する頻度が高くなった高齢者の重症度や予後を評価する方法に現時点で定まったものはない。」とあるように、オミクロン以降、R5.8.21「新型コロナウイルス感染症COVID-19診療の手引き 第10.0版」(https://www.mhlw.go.jp/content/001136720.pdf)p22「重症度分類とマネジメント」が合わなくなってきた感じであろう。例えば、R5.9.26「新型コロナウイルス感染症重症例および死亡例の疫学像と死因、重症化に関連する因子」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/12266-2023-09-25-06-29-18.html)(https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/PDF/covid_severe_death_2.pdf)p6「肺炎像を示した症例は重症例の20%、死亡例の6%」とある。 
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