R3.3.25FNN「【新型コロナ】長野市の高齢者施設で「集団感染」 入所者6人、スタッフ2人 計8人 25日公表の市の新規感染者17人」(https://www.fnn.jp/articles/-/160476)。<以下引用>
<長野市はきょう25日、新たに17人が新型コロナウイルスに感染したことを発表しました。また、市内の高齢者施設で「集団感染」が発生したことを明らかにしました。感染がわかったのは、20代から90代までの男女17人です。このうち12人がこれまでに感染が確認されている人の濃厚接触者または接触者です。残りの5人は現時点で感染経路がわかっていません。市は25日、記者会見を開き、市内の入所型の高齢者施設で「集団感染」が発生したとの認識を示しました。これまでに感染が判明した人は入所者6人、スタッフ2人のあわせて8人です。市保健所が感染経路などを調査しています。>
R3.3.25神奈川新聞「【新型コロナ】横浜で新たに60人感染、高齢施設の入所者死亡」(https://www.kanaloco.jp/news/social/article-444473.html)。<以下引用>
<新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は25日、入院していた市内在住の80代女性が死亡した、と発表した。また、10~80代の男女60人の感染を新たに確認。全員が軽症または無症状で、そのうち32人の感染経路が分かっていない。市によると、亡くなった女性はクラスター(感染者集団)が発生した通所介護施設の関連施設である有料老人ホームの入所者。二つの施設は同じ敷地内にあり、利用者の行き来があったという。1月22日に陽性が判明し、その後状態が悪化した。クラスターと認定された市内の三つの特別養護老人ホームでは、それぞれ利用者1~2人の感染が新たに分かり、感染者数は計78人、37人、16人となった。>
R3.3.9「介護施設・事業所等における新型コロナウイルス感染症対応等に係る事例の共有について」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2021/210309_2.pdf)が出ているが、R2.7.9群馬県「住宅型有料老人ホーム「藤和の苑」における新型コロナウイルス感染症集団発生の検証について」(https://www.pref.gunma.jp/02/d23g_00298.html)、R2.7.15「“崩壊”は介護現場で起きていた~コロナで12人死亡 実態は~」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200715/k10012516461000.html?utm_int=detail_contents_news-link_001)、R3.1.20「医療法人社団慶友会吉田病院でのコロナクラスターの経過」(https://www.keiyukai-group.com/yoshi-hp/uploads/sites/2/2021/01/af444edae7f265802fb47e3e26143939-1.pdf)、R3.3.2NHK「国内最大規模のクラスター 埼玉の病院で何が 調査報告書」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210302/k10012894381000.html)のような大規模医療・介護クラスターが発生すれば一挙に医療負荷がかかる。基本的対処方針(https://corona.go.jp/news/news_20200411_53.html)のR3.3.18方針(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_h_20210318.pdf)p14「厚生労働省は、感染症やクラスターの発生状況について迅速に情報を公開する。」とある。「厚生労働省の3月1日時点のまとめでは、累積のクラスター件数は高齢者施設が1089件で最も多く、飲食店が972件、医療機関が920件。高齢者施設は昨年10月26日時点で215件だったが、現時点では5倍に増加している。4週間ごとの発生件数で見ると、12月~1月は238件、1~2月は296件と全体の2~3割を占める。」(https://www.asahi.com/articles/ASP3872LGP38ULZU006.html?iref=com_apitop)と報道されているが、「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」(https://covid19.mhlw.go.jp/)の基本統計に経時的なクラスター発生状況が掲載されても良いように感じる。厚労省「国内の発生状況など」(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html#h2_1)に掲載されていた「全国クラスターマップ」(https://www.fnn.jp/articles/-/25319)(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200403/k10012365481000.html)は昨年3月末でストップしたままでリンクすらできなくなっている。「介護事業所等向けの新型コロナウイルス感染症対策等まとめページ」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/taisakumatome_13635.html)に掲載されているR3.3.9「介護現場における(施設系通所系訪問系サービスなど) 感染対策の手引き第2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000678253.pdf)p79~120「新型コロナウイルス感染症」とR3.3.24「新型コロナウイルス感染症に対応する介護施設等の職員のためのサポートガイド」(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000757739.pdf)はセットでみておきたい。R2.9.18「介護保険施設等における入所(居)者の医療・介護サービス等の利用について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000674821.pdf)、R3.2.8「新型コロナウイルス感染症に係る在宅の要介護(支援)者に対する介護サービス事業所のサービス継続について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000737979.pdf)で、サービスの継続が要請されているが、介護現場では接触者や陽性者に対して制限されている場合が少なくないかもしれない。R3.3.24「今後の感染拡大に備えた新型コロナウイルス感染症の医療提供体制整備について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000758011.pdf)p40「医療機関や高齢者施設等で感染者が発生した場合においては、真に入院治療が必要な状態の患者を優先的に入院させる必要があるため、それに該当しないような患者は、高齢者施設等入所者の場合は施設で療養し、入院患者の場合はコロナ患者受入れ病院以外の病院でも入院している医療機関で療養せざるを得なくなることを想定すること。」は介護現場と共有されているであろうか。介護現場の戸惑いは、R2.8.3日本感染症学会「“今冬のインフルエンザとCOVID-19に備えて”の提言に際して」(https://www.kansensho.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=41)(https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/guidelines/2012_teigen_influenza_covid19.pdf)p9「インフルエンザは早期診断に基づく、早期治療を⾏うことを推奨します。」に対して、p3「COVID-19軽症例については、確⽴された治療薬はなく、多くの薬剤が臨床治験中」とあるように、現状では「インフルエンザと新型コロナは正反対の治療方針」も小さくないかもしれない。R2.8.17「新型コロナウイルス感染症に対するファビピラビルに係る観察研究の概要及び同研究に使用するための医薬品の提供に関する周知依頼について(その4)」(https://www.mhlw.go.jp/content/000659871.pdf)の添付「新型コロナウイルス感染症に対するアビガン(一般名:ファビピラビル)に係る観察研究の概要及び同研究に使用するための医薬品の提供について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000659872.pdf)で「(問 10) 介護老人保健施設(老健)、重症心身障害児施設、精神科単科の病院において(転院が困難な)患者さんに対してアビガンによる治療を行いたいのですがどのようにしたらよいですか。(答) 転院が困難な症例は、医師の経過観察下で、各施設でのアビガン投与をお願いしております。」と示されているように、ファビピラビル(アビガン®)はすでに施設レベルで使用可能な薬剤であることは周知されているであろうか。R3.2.2「新型コロナウイルス感染症の治療薬に対する治験等の実施について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000732600.pdf)で、「在宅又は宿泊療養施設における被験者に対する治験薬等を投与すること等に係る留意点」が示されているが、R3.2.19「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000742297.pdf)p12「重症化のリスク因子」を有する宿泊療養・自宅療養者に対しても、軽症からの抗ウイルス薬治療は考えられないであろうか。日本感染症学会(https://www.kansensho.or.jp/modules/topics/index.php?content_id=31)の「COVID-19 に対する薬物治療の考え方 第7版(2021年2月1日)」(https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_drug_210201.pdf)p2「1. 中等症・重症の症例では薬物治療の開始を検討する。2. 高齢(およそ60歳以上)・糖尿病・心血管疾患・慢性肺疾患・慢性腎障害・肥満・悪性腫瘍、喫煙による慢性閉塞性肺疾患、免疫抑制状態等のある患者においては、特に重症化や死亡のリスクが高いため慎重な経過観察を行いながら開始時期につき検討する。3. 無症状者では薬物治療は推奨しない。4. PCRなどによりCOVID-19の確定診断がついていない患者は薬物治療の適応とはならない。」とあり、たとえ重症化リスクがあっても早期治療は推奨されず、R3.2.19「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000742297.pdf)p30「抗ウイルス薬の投与が考慮される」は中等症からである。医療負荷を軽減するために、R2.10.27Web医事新報「緊急寄稿(4)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するアビガン承認に向けて(白木公康)」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=15763)の「急性ウイルス性疾患の治療においては,抗ウイルス薬の治療開始時期は,水痘では24時間以内,インフルエンザでは48時間以内,帯状疱疹では72時間以内というように,早期に薬剤投与による治療が開始されている。この点を考慮すると,COVID-19は,発症3~5日後までに治療を開始して,肺炎や神経系・循環器系合併症を防ぎ,後遺症を残さない治療が理想」のような選択肢はないのであろうか。R2.12.23夕刊フジ「新型コロナ、本当に効く治療薬は? 「レムデシビル」「デキサメタゾン」「アビガン」 識者「効くという報告も、その逆もある。具体的な特効薬はない」」(http://www.zakzak.co.jp/soc/news/201223/dom2012230009-n1.html)では「感染症に詳しい浜松医療センターの矢野邦夫院長補佐は、「ほとんどの人はかぜ症状なので対症療法になる。高齢者などリスクのある人ではウイルスの増殖を防ぐためにアビガンを、そして、炎症を抑えるためにデキサメタゾンを使う。サイトカインストーム(ウイルスを攻撃する抗体が暴走し、体内の細胞を攻撃する)が起こる前に早めに使用している。デキサメタゾンは血糖値が上がったり、寝られなくなるなど課題もあるが効果はある」と語る。(中略)矢野氏は、「レムデシビルは人工呼吸器が必要なレベルの重症者に用いるものだが、点滴で患者をつなぐ必要がある。これに対し、アビガンは内服薬なので使いやすい。高齢者や基礎疾患で重症化リスクのある人には早めにアビガンを使用し、ほぼ同時か1日遅れでデキサメタゾンを使うことが多い」と語る。」とある。R2.11.27Web医事新報「[緊急寄稿]これからの新型コロナ対策はどうあるべきか─universal masking,PCR検査,そしてアビガン 菅谷憲夫」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=15981)の「ファビピラビルを院内感染,施設内感染対策にも使用することを考慮すべきである。」は、今後、「インフルエンザ施設内感染予防の手引き」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/tebiki25.pdf)p10「施設内感染伝播が発生している場合には、適切なリスク評価のもと、早期の抗ウイルス薬予防投薬なども考慮されうる。」、「疥癬対策マニュアル」(https://www.maruho.co.jp/medical/scabies/manual/manual04.html)の「内服薬 原則的に確定診断がついた患者に投与する。その患者と接触の機会があり、疥癬様の症状がある方に予防的投与することがある:イベルメクチン 約200μg/kgを空腹時に1回、水で内服する。」のように、クラスター発生の医療・介護施設等での予防投薬はどうなのであろうか。日本医師会 COVID-19有識者会議(https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/)のR2.5.17「新型コロナウイルス感染パンデミック時における治療薬開発についての緊急提言」(https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/1526)(https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/wp-content/uploads/2020/05/新型コロナウィルス感染パンデミック時における治療薬開発についての緊急提言.pdf)の「我が国が経験したサリドマイドなど数々の薬害事件を忘れてはならない。」は、富士フィルム「アビガン®錠」(https://brand.fujifilm.com/covid19/jp/avigan.html)を指しているであろう。「(2021年2月時点)新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識」(https://www.mhlw.go.jp/content/000749530.pdf)p3年代別「重症化する割合」「死亡する割合」が出ているように、高齢者で重症化率・死亡率が高いが、子どもをつくる予定のない「高齢者」等で「催奇形性」を重視しなければならないのであろうか。とにかく、観察研究である限りは制約が非常に大きい。ところで、基本的対処方針(https://corona.go.jp/news/news_20200411_53.html)のR3.3.18方針(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_h_20210318.pdf)p14「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の考え方を分かりやすく周知すること。」とあるが、R2.5.8共同「味覚や嗅覚の異常は「軽い症状」に該当」(https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/239077)で「厚生労働省の担当者は、味覚や嗅覚の異常については専門家との検討により記載は見送った」とあり、厚労省「相談・受診の目安」(https://www.mhlw.go.jp/content/000628619.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/000628620.pdf)には、いまだに「味覚や嗅覚の異常」が記されていない。「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(2021年1月8日暫定版)」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9357-2019-ncov-02.html)p2「新型コロナウイルス感染症を疑う症状」は「発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐など」とされ、ここでも「味覚や嗅覚の異常」が記されていない。R2.11.16「医療機関、高齢者施設等の検査について(再周知)」(https://www.mhlw.go.jp/content/000695267.pdf)で「重症化リスクが高い入院・入所者の方々に加え、重症化リスクの高い集団に接する医療従事者・介護従事者で、発熱、呼吸器症状、頭痛、全身倦怠感などの症状を呈している方々については、検査の実施に向け、とりわけ積極的な対応をいただくよう、お願いいたします。」と念を押されているが、「嗅覚・味覚障害」は明記されていない。R3.3.9「介護現場における(施設系通所系訪問系サービスなど) 感染対策の手引き第2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000678253.pdf)p80「嗅覚症状・味覚症状を訴える患者も多い。」、R3.3.24「新型コロナウイルス感染症に対応する介護施設等の職員のためのサポートガイド」(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000757739.pdf)p1「症状は、発熱、呼吸器症状(咳、咽頭痛、鼻汁、鼻閉など)、頭痛、倦怠感、嗅覚障害・味覚障害など、インフルエンザや感冒に類似する場合もありますが、この症状があれば新型コロナウイルス感染症であるという症状はありません。」とある。当初は、日本感染症学会(https://www.kansensho.or.jp/)と日本環境感染学会(http://www.kankyokansen.org/)の連名発出のR2.4.2「新型コロナウイルス感染症に対する臨床対応の考え方―医療現場の混乱を回避し、重症例を救命するためにー」(https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_rinsho_200402.pdf)(http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/covid19_rinshotaio.pdf)p1「PCR検査の原則適応は、「入院治療の必要な肺炎患者で、ウイルス性肺炎を強く疑う症例」とする。軽症例には基本的にPCR 検査を推奨しない。時間の経過とともに重症化傾向がみられた場合にはPCR法の実施も考慮する。」とされていたが、R3.2.18日本感染症学会「花粉症患者の中に紛れ込む新型コロナウイルス感染症のリスク― “あやしい” と感じたときには積極的な検査を ―」(https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_kafunsho_210218.pdf)と全く変わっていることは医療介護関係職員に周知すべきであろう。コロナワクチン(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html)(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html)(https://www.pc-covid19.jp/article.php?ckbn=8)や、R3.3.18現代「緊急事態宣言、“解除前夜”に最前線の専門家がどうしても伝えたかった“ある”メッセージ コロナとどう対峙する?」(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81094)、R3.3.22「新型コロナウイルス感染症の蔓延防止に向けた都の取組の推進について」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2021/210325_2.pdf)、「感染の再拡大防止」(https://corona.go.jp/proposal)のように「感染予防徹底」も重要なのであるが、R2.5.29新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/jyoukyou_bunseki_0529.pdf)p23「検査体制の拡充とあわせ、早期診断により患者を軽症段階で確実に捕捉し、早期の介入によって、重症者・死亡者の発生を防ぐ。 ⇒過度に恐れずとも済む病気に変えていく。」にどれだけ近づけるか、が不可欠と感じる。R3.2.19「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000742297.pdf)p9「初期症状は インフルエンザや感冒に似ており,この時期にこれらと COVID-19 を区別することは困難である.」、p24のCOVID-19「無症状患者でも,ウイルス量は多く,感染力が強い」「ウイルス排出のピーク 発症日」と、p29「中等症Ⅰ 低酸素血症があっても呼吸困難を訴えないことがある」、p30「診察時は軽症と判断されても,発症2 週目までに急速に病状が進行することがある」は新型コロナ対策を行う上で、やはり大きな二つのポイントと感じる。新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00216.html)のR3.2.24資料1(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000744117.pdf) p2「症状のある場合は適切な検査・受診が必要。」であるならば、R2.7.21厚労省「地域で新型コロナウイルス感染症の患者が増加した場合の各対策(サーベイランス、感染拡大防止策、医療提供体制)の移行について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000651071.pdf)p5「重症化しやすい方以外の方であれば、新型コロナウイルスに感染しても症状が軽いことが多いため、通常の風邪と症状が変わらない場合は、必ずしも医療機関を受診する必要はない」の受診抑制・検査抑制から転換されなければいけない(特に高齢者・基礎疾患有者や、高齢者・基礎疾患有者と接する方)。R3.3.16参議院公聴会での「宇都宮市にある呼吸器内科クリニックの倉持仁院長は「医療現場でも熱が1日だけならPCR検査を受けられない。一定数の検査を保つことで感染者の増減が正しくわかるので、スクリーニング的な検査を取り入れながら、うまく感染をコントロールすることが必要だ」と指摘しました。」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210316/k10012917411000.html)はどうなのであろうか。R2.3.30朝日新聞「タレントの志村けんさん死去 70歳 コロナ感染で入院」(https://www.asahi.com/articles/ASN3Z3D71N3TUCLV004.html)、R2.4.23FNN「岡江久美子さん(63) 肺炎で死去 新型コロナに感染 「悔しくて悔しくて」夫・娘・芸能界から悼む声」(https://www.fnn.jp/articles/-/35680)、R2.5.13日刊スポーツ「高田川部屋の勝武士さんがコロナ感染死 28歳」(https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202005130000226.html)、R2.12.29日刊スポーツ「羽田雄一郎議員コロナ死因 病院へ向かう車で急変」(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202012290000124.html)のような「受診の遅れ・診断の遅れ・治療の遅れ」は防ぎたいものである。R2.4.30Business Journal「加藤厚労相「4日間自宅待機は誤解」」(https://biz-journal.jp/2020/04/post_154931.html)の頃とは違うであろう。
<長野市はきょう25日、新たに17人が新型コロナウイルスに感染したことを発表しました。また、市内の高齢者施設で「集団感染」が発生したことを明らかにしました。感染がわかったのは、20代から90代までの男女17人です。このうち12人がこれまでに感染が確認されている人の濃厚接触者または接触者です。残りの5人は現時点で感染経路がわかっていません。市は25日、記者会見を開き、市内の入所型の高齢者施設で「集団感染」が発生したとの認識を示しました。これまでに感染が判明した人は入所者6人、スタッフ2人のあわせて8人です。市保健所が感染経路などを調査しています。>
R3.3.25神奈川新聞「【新型コロナ】横浜で新たに60人感染、高齢施設の入所者死亡」(https://www.kanaloco.jp/news/social/article-444473.html)。<以下引用>
<新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は25日、入院していた市内在住の80代女性が死亡した、と発表した。また、10~80代の男女60人の感染を新たに確認。全員が軽症または無症状で、そのうち32人の感染経路が分かっていない。市によると、亡くなった女性はクラスター(感染者集団)が発生した通所介護施設の関連施設である有料老人ホームの入所者。二つの施設は同じ敷地内にあり、利用者の行き来があったという。1月22日に陽性が判明し、その後状態が悪化した。クラスターと認定された市内の三つの特別養護老人ホームでは、それぞれ利用者1~2人の感染が新たに分かり、感染者数は計78人、37人、16人となった。>
R3.3.9「介護施設・事業所等における新型コロナウイルス感染症対応等に係る事例の共有について」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2021/210309_2.pdf)が出ているが、R2.7.9群馬県「住宅型有料老人ホーム「藤和の苑」における新型コロナウイルス感染症集団発生の検証について」(https://www.pref.gunma.jp/02/d23g_00298.html)、R2.7.15「“崩壊”は介護現場で起きていた~コロナで12人死亡 実態は~」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200715/k10012516461000.html?utm_int=detail_contents_news-link_001)、R3.1.20「医療法人社団慶友会吉田病院でのコロナクラスターの経過」(https://www.keiyukai-group.com/yoshi-hp/uploads/sites/2/2021/01/af444edae7f265802fb47e3e26143939-1.pdf)、R3.3.2NHK「国内最大規模のクラスター 埼玉の病院で何が 調査報告書」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210302/k10012894381000.html)のような大規模医療・介護クラスターが発生すれば一挙に医療負荷がかかる。基本的対処方針(https://corona.go.jp/news/news_20200411_53.html)のR3.3.18方針(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_h_20210318.pdf)p14「厚生労働省は、感染症やクラスターの発生状況について迅速に情報を公開する。」とある。「厚生労働省の3月1日時点のまとめでは、累積のクラスター件数は高齢者施設が1089件で最も多く、飲食店が972件、医療機関が920件。高齢者施設は昨年10月26日時点で215件だったが、現時点では5倍に増加している。4週間ごとの発生件数で見ると、12月~1月は238件、1~2月は296件と全体の2~3割を占める。」(https://www.asahi.com/articles/ASP3872LGP38ULZU006.html?iref=com_apitop)と報道されているが、「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」(https://covid19.mhlw.go.jp/)の基本統計に経時的なクラスター発生状況が掲載されても良いように感じる。厚労省「国内の発生状況など」(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html#h2_1)に掲載されていた「全国クラスターマップ」(https://www.fnn.jp/articles/-/25319)(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200403/k10012365481000.html)は昨年3月末でストップしたままでリンクすらできなくなっている。「介護事業所等向けの新型コロナウイルス感染症対策等まとめページ」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/taisakumatome_13635.html)に掲載されているR3.3.9「介護現場における(施設系通所系訪問系サービスなど) 感染対策の手引き第2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000678253.pdf)p79~120「新型コロナウイルス感染症」とR3.3.24「新型コロナウイルス感染症に対応する介護施設等の職員のためのサポートガイド」(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000757739.pdf)はセットでみておきたい。R2.9.18「介護保険施設等における入所(居)者の医療・介護サービス等の利用について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000674821.pdf)、R3.2.8「新型コロナウイルス感染症に係る在宅の要介護(支援)者に対する介護サービス事業所のサービス継続について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000737979.pdf)で、サービスの継続が要請されているが、介護現場では接触者や陽性者に対して制限されている場合が少なくないかもしれない。R3.3.24「今後の感染拡大に備えた新型コロナウイルス感染症の医療提供体制整備について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000758011.pdf)p40「医療機関や高齢者施設等で感染者が発生した場合においては、真に入院治療が必要な状態の患者を優先的に入院させる必要があるため、それに該当しないような患者は、高齢者施設等入所者の場合は施設で療養し、入院患者の場合はコロナ患者受入れ病院以外の病院でも入院している医療機関で療養せざるを得なくなることを想定すること。」は介護現場と共有されているであろうか。介護現場の戸惑いは、R2.8.3日本感染症学会「“今冬のインフルエンザとCOVID-19に備えて”の提言に際して」(https://www.kansensho.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=41)(https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/guidelines/2012_teigen_influenza_covid19.pdf)p9「インフルエンザは早期診断に基づく、早期治療を⾏うことを推奨します。」に対して、p3「COVID-19軽症例については、確⽴された治療薬はなく、多くの薬剤が臨床治験中」とあるように、現状では「インフルエンザと新型コロナは正反対の治療方針」も小さくないかもしれない。R2.8.17「新型コロナウイルス感染症に対するファビピラビルに係る観察研究の概要及び同研究に使用するための医薬品の提供に関する周知依頼について(その4)」(https://www.mhlw.go.jp/content/000659871.pdf)の添付「新型コロナウイルス感染症に対するアビガン(一般名:ファビピラビル)に係る観察研究の概要及び同研究に使用するための医薬品の提供について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000659872.pdf)で「(問 10) 介護老人保健施設(老健)、重症心身障害児施設、精神科単科の病院において(転院が困難な)患者さんに対してアビガンによる治療を行いたいのですがどのようにしたらよいですか。(答) 転院が困難な症例は、医師の経過観察下で、各施設でのアビガン投与をお願いしております。」と示されているように、ファビピラビル(アビガン®)はすでに施設レベルで使用可能な薬剤であることは周知されているであろうか。R3.2.2「新型コロナウイルス感染症の治療薬に対する治験等の実施について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000732600.pdf)で、「在宅又は宿泊療養施設における被験者に対する治験薬等を投与すること等に係る留意点」が示されているが、R3.2.19「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000742297.pdf)p12「重症化のリスク因子」を有する宿泊療養・自宅療養者に対しても、軽症からの抗ウイルス薬治療は考えられないであろうか。日本感染症学会(https://www.kansensho.or.jp/modules/topics/index.php?content_id=31)の「COVID-19 に対する薬物治療の考え方 第7版(2021年2月1日)」(https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_drug_210201.pdf)p2「1. 中等症・重症の症例では薬物治療の開始を検討する。2. 高齢(およそ60歳以上)・糖尿病・心血管疾患・慢性肺疾患・慢性腎障害・肥満・悪性腫瘍、喫煙による慢性閉塞性肺疾患、免疫抑制状態等のある患者においては、特に重症化や死亡のリスクが高いため慎重な経過観察を行いながら開始時期につき検討する。3. 無症状者では薬物治療は推奨しない。4. PCRなどによりCOVID-19の確定診断がついていない患者は薬物治療の適応とはならない。」とあり、たとえ重症化リスクがあっても早期治療は推奨されず、R3.2.19「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000742297.pdf)p30「抗ウイルス薬の投与が考慮される」は中等症からである。医療負荷を軽減するために、R2.10.27Web医事新報「緊急寄稿(4)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するアビガン承認に向けて(白木公康)」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=15763)の「急性ウイルス性疾患の治療においては,抗ウイルス薬の治療開始時期は,水痘では24時間以内,インフルエンザでは48時間以内,帯状疱疹では72時間以内というように,早期に薬剤投与による治療が開始されている。この点を考慮すると,COVID-19は,発症3~5日後までに治療を開始して,肺炎や神経系・循環器系合併症を防ぎ,後遺症を残さない治療が理想」のような選択肢はないのであろうか。R2.12.23夕刊フジ「新型コロナ、本当に効く治療薬は? 「レムデシビル」「デキサメタゾン」「アビガン」 識者「効くという報告も、その逆もある。具体的な特効薬はない」」(http://www.zakzak.co.jp/soc/news/201223/dom2012230009-n1.html)では「感染症に詳しい浜松医療センターの矢野邦夫院長補佐は、「ほとんどの人はかぜ症状なので対症療法になる。高齢者などリスクのある人ではウイルスの増殖を防ぐためにアビガンを、そして、炎症を抑えるためにデキサメタゾンを使う。サイトカインストーム(ウイルスを攻撃する抗体が暴走し、体内の細胞を攻撃する)が起こる前に早めに使用している。デキサメタゾンは血糖値が上がったり、寝られなくなるなど課題もあるが効果はある」と語る。(中略)矢野氏は、「レムデシビルは人工呼吸器が必要なレベルの重症者に用いるものだが、点滴で患者をつなぐ必要がある。これに対し、アビガンは内服薬なので使いやすい。高齢者や基礎疾患で重症化リスクのある人には早めにアビガンを使用し、ほぼ同時か1日遅れでデキサメタゾンを使うことが多い」と語る。」とある。R2.11.27Web医事新報「[緊急寄稿]これからの新型コロナ対策はどうあるべきか─universal masking,PCR検査,そしてアビガン 菅谷憲夫」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=15981)の「ファビピラビルを院内感染,施設内感染対策にも使用することを考慮すべきである。」は、今後、「インフルエンザ施設内感染予防の手引き」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/tebiki25.pdf)p10「施設内感染伝播が発生している場合には、適切なリスク評価のもと、早期の抗ウイルス薬予防投薬なども考慮されうる。」、「疥癬対策マニュアル」(https://www.maruho.co.jp/medical/scabies/manual/manual04.html)の「内服薬 原則的に確定診断がついた患者に投与する。その患者と接触の機会があり、疥癬様の症状がある方に予防的投与することがある:イベルメクチン 約200μg/kgを空腹時に1回、水で内服する。」のように、クラスター発生の医療・介護施設等での予防投薬はどうなのであろうか。日本医師会 COVID-19有識者会議(https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/)のR2.5.17「新型コロナウイルス感染パンデミック時における治療薬開発についての緊急提言」(https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/1526)(https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/wp-content/uploads/2020/05/新型コロナウィルス感染パンデミック時における治療薬開発についての緊急提言.pdf)の「我が国が経験したサリドマイドなど数々の薬害事件を忘れてはならない。」は、富士フィルム「アビガン®錠」(https://brand.fujifilm.com/covid19/jp/avigan.html)を指しているであろう。「(2021年2月時点)新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識」(https://www.mhlw.go.jp/content/000749530.pdf)p3年代別「重症化する割合」「死亡する割合」が出ているように、高齢者で重症化率・死亡率が高いが、子どもをつくる予定のない「高齢者」等で「催奇形性」を重視しなければならないのであろうか。とにかく、観察研究である限りは制約が非常に大きい。ところで、基本的対処方針(https://corona.go.jp/news/news_20200411_53.html)のR3.3.18方針(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_h_20210318.pdf)p14「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の考え方を分かりやすく周知すること。」とあるが、R2.5.8共同「味覚や嗅覚の異常は「軽い症状」に該当」(https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/239077)で「厚生労働省の担当者は、味覚や嗅覚の異常については専門家との検討により記載は見送った」とあり、厚労省「相談・受診の目安」(https://www.mhlw.go.jp/content/000628619.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/000628620.pdf)には、いまだに「味覚や嗅覚の異常」が記されていない。「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(2021年1月8日暫定版)」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9357-2019-ncov-02.html)p2「新型コロナウイルス感染症を疑う症状」は「発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐など」とされ、ここでも「味覚や嗅覚の異常」が記されていない。R2.11.16「医療機関、高齢者施設等の検査について(再周知)」(https://www.mhlw.go.jp/content/000695267.pdf)で「重症化リスクが高い入院・入所者の方々に加え、重症化リスクの高い集団に接する医療従事者・介護従事者で、発熱、呼吸器症状、頭痛、全身倦怠感などの症状を呈している方々については、検査の実施に向け、とりわけ積極的な対応をいただくよう、お願いいたします。」と念を押されているが、「嗅覚・味覚障害」は明記されていない。R3.3.9「介護現場における(施設系通所系訪問系サービスなど) 感染対策の手引き第2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000678253.pdf)p80「嗅覚症状・味覚症状を訴える患者も多い。」、R3.3.24「新型コロナウイルス感染症に対応する介護施設等の職員のためのサポートガイド」(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000757739.pdf)p1「症状は、発熱、呼吸器症状(咳、咽頭痛、鼻汁、鼻閉など)、頭痛、倦怠感、嗅覚障害・味覚障害など、インフルエンザや感冒に類似する場合もありますが、この症状があれば新型コロナウイルス感染症であるという症状はありません。」とある。当初は、日本感染症学会(https://www.kansensho.or.jp/)と日本環境感染学会(http://www.kankyokansen.org/)の連名発出のR2.4.2「新型コロナウイルス感染症に対する臨床対応の考え方―医療現場の混乱を回避し、重症例を救命するためにー」(https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_rinsho_200402.pdf)(http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/covid19_rinshotaio.pdf)p1「PCR検査の原則適応は、「入院治療の必要な肺炎患者で、ウイルス性肺炎を強く疑う症例」とする。軽症例には基本的にPCR 検査を推奨しない。時間の経過とともに重症化傾向がみられた場合にはPCR法の実施も考慮する。」とされていたが、R3.2.18日本感染症学会「花粉症患者の中に紛れ込む新型コロナウイルス感染症のリスク― “あやしい” と感じたときには積極的な検査を ―」(https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_kafunsho_210218.pdf)と全く変わっていることは医療介護関係職員に周知すべきであろう。コロナワクチン(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html)(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html)(https://www.pc-covid19.jp/article.php?ckbn=8)や、R3.3.18現代「緊急事態宣言、“解除前夜”に最前線の専門家がどうしても伝えたかった“ある”メッセージ コロナとどう対峙する?」(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81094)、R3.3.22「新型コロナウイルス感染症の蔓延防止に向けた都の取組の推進について」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2021/210325_2.pdf)、「感染の再拡大防止」(https://corona.go.jp/proposal)のように「感染予防徹底」も重要なのであるが、R2.5.29新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/jyoukyou_bunseki_0529.pdf)p23「検査体制の拡充とあわせ、早期診断により患者を軽症段階で確実に捕捉し、早期の介入によって、重症者・死亡者の発生を防ぐ。 ⇒過度に恐れずとも済む病気に変えていく。」にどれだけ近づけるか、が不可欠と感じる。R3.2.19「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000742297.pdf)p9「初期症状は インフルエンザや感冒に似ており,この時期にこれらと COVID-19 を区別することは困難である.」、p24のCOVID-19「無症状患者でも,ウイルス量は多く,感染力が強い」「ウイルス排出のピーク 発症日」と、p29「中等症Ⅰ 低酸素血症があっても呼吸困難を訴えないことがある」、p30「診察時は軽症と判断されても,発症2 週目までに急速に病状が進行することがある」は新型コロナ対策を行う上で、やはり大きな二つのポイントと感じる。新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00216.html)のR3.2.24資料1(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000744117.pdf) p2「症状のある場合は適切な検査・受診が必要。」であるならば、R2.7.21厚労省「地域で新型コロナウイルス感染症の患者が増加した場合の各対策(サーベイランス、感染拡大防止策、医療提供体制)の移行について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000651071.pdf)p5「重症化しやすい方以外の方であれば、新型コロナウイルスに感染しても症状が軽いことが多いため、通常の風邪と症状が変わらない場合は、必ずしも医療機関を受診する必要はない」の受診抑制・検査抑制から転換されなければいけない(特に高齢者・基礎疾患有者や、高齢者・基礎疾患有者と接する方)。R3.3.16参議院公聴会での「宇都宮市にある呼吸器内科クリニックの倉持仁院長は「医療現場でも熱が1日だけならPCR検査を受けられない。一定数の検査を保つことで感染者の増減が正しくわかるので、スクリーニング的な検査を取り入れながら、うまく感染をコントロールすることが必要だ」と指摘しました。」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210316/k10012917411000.html)はどうなのであろうか。R2.3.30朝日新聞「タレントの志村けんさん死去 70歳 コロナ感染で入院」(https://www.asahi.com/articles/ASN3Z3D71N3TUCLV004.html)、R2.4.23FNN「岡江久美子さん(63) 肺炎で死去 新型コロナに感染 「悔しくて悔しくて」夫・娘・芸能界から悼む声」(https://www.fnn.jp/articles/-/35680)、R2.5.13日刊スポーツ「高田川部屋の勝武士さんがコロナ感染死 28歳」(https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202005130000226.html)、R2.12.29日刊スポーツ「羽田雄一郎議員コロナ死因 病院へ向かう車で急変」(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202012290000124.html)のような「受診の遅れ・診断の遅れ・治療の遅れ」は防ぎたいものである。R2.4.30Business Journal「加藤厚労相「4日間自宅待機は誤解」」(https://biz-journal.jp/2020/04/post_154931.html)の頃とは違うであろう。