R3.3.29NHK「血液で新型コロナ重症化を予測 島津製作所と熊本大学が発表」(https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20210329/2010009877.html)。<以下引用>
<新型コロナウイルスに感染した人の血液などから特定の物質を検出して、重症化を予測する方法を開発したと、京都の大手メーカーと熊本大学の研究グループなどが発表しました。治療法の判断に役立つことが期待できるとしています。これは29日、京都市に本社がある大手分析機器メーカー「島津製作所」や、熊本大学の富澤一仁教授の研究グループなどが発表しました。熊本大学の研究グループは、新型コロナの患者およそ200人の血液や尿を調べた結果、遺伝情報を受け持つRNAが分解されたあとに出る「修飾ヌクレオシド」と呼ばれる物質が、通常よりも4倍以上含まれていたことがわかったということです。また、この物質が多かった人ほど、その後、症状が重くなる傾向が確認できたということです。重症化の予測につながることから、メーカー側はこの物質を血液や尿から検出して、迅速に分析する機器を開発したということで、今後、医療機関や分析会社などで活用してほしいとしています。熊本大学の富澤教授は「入院すべきか、自宅で療養するのか、判定につなげられると思う。企業と連携し広く社会に貢献していきたい」と話していました。島津製作所 ライフサイエンス事業統括部 向紀雄 統括部長は、「自社の技術が人命を助けることにつながるのはうれしいことで、緊張感を持って取り組んでいきたい」と話していました。>
R3.3.29島津製作所「熊本大・アイスティサイエンスと「尿・血液での新型コロナウイルス重症化予測技術」を共同研究 液体クロマトグラフ質量分析計による迅速・高精度の分析法を確立」(https://www.shimadzu.co.jp/news/press/x227x605oz4325i2.html)では「「修飾核酸分析システム」は、新型コロナウイルス感染症の重症化への関連性が示唆されるバイオマーカー候補群を6分以内(多検体連続分析時)で測定可能です。当社はMPの本年6月発売を目指しています。」とある。R3.2.19「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000742297.pdf)p29「中等症Ⅰ 低酸素血症があっても呼吸困難を訴えないことがある」、p30「診察時は軽症と判断されても,発症2 週目までに急速に病状が進行することがある」は新型コロナ診療のポイントの一つで、R3.2.19「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000742297.pdf)p12「重症化のリスク因子」の医学的評価が問われているかもしれない。最近もR3.3.27NHK「新型コロナ 検疫所施設で宿泊療養中の女性が死亡」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210327/k10012940151000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_032)、R3.3.21毎日新聞「神戸の宿泊療養患者が死亡 変異株では市内2人目」(https://mainichi.jp/articles/20210321/k00/00m/040/188000c)が報じられているが、第4波では、R3.3.22朝日新聞「第3波の病床不足、招いた原因…国も知事も押し付け合い」(https://www.asahi.com/articles/ASP3P6WYMP3PULBJ004.html?iref=com_apitop)の「国内の死者の4分の3が昨年12月以降に集中し、自宅で亡くなる人も相次いだ。」 は教訓とされるであろうか。
<新型コロナウイルスに感染した人の血液などから特定の物質を検出して、重症化を予測する方法を開発したと、京都の大手メーカーと熊本大学の研究グループなどが発表しました。治療法の判断に役立つことが期待できるとしています。これは29日、京都市に本社がある大手分析機器メーカー「島津製作所」や、熊本大学の富澤一仁教授の研究グループなどが発表しました。熊本大学の研究グループは、新型コロナの患者およそ200人の血液や尿を調べた結果、遺伝情報を受け持つRNAが分解されたあとに出る「修飾ヌクレオシド」と呼ばれる物質が、通常よりも4倍以上含まれていたことがわかったということです。また、この物質が多かった人ほど、その後、症状が重くなる傾向が確認できたということです。重症化の予測につながることから、メーカー側はこの物質を血液や尿から検出して、迅速に分析する機器を開発したということで、今後、医療機関や分析会社などで活用してほしいとしています。熊本大学の富澤教授は「入院すべきか、自宅で療養するのか、判定につなげられると思う。企業と連携し広く社会に貢献していきたい」と話していました。島津製作所 ライフサイエンス事業統括部 向紀雄 統括部長は、「自社の技術が人命を助けることにつながるのはうれしいことで、緊張感を持って取り組んでいきたい」と話していました。>
R3.3.29島津製作所「熊本大・アイスティサイエンスと「尿・血液での新型コロナウイルス重症化予測技術」を共同研究 液体クロマトグラフ質量分析計による迅速・高精度の分析法を確立」(https://www.shimadzu.co.jp/news/press/x227x605oz4325i2.html)では「「修飾核酸分析システム」は、新型コロナウイルス感染症の重症化への関連性が示唆されるバイオマーカー候補群を6分以内(多検体連続分析時)で測定可能です。当社はMPの本年6月発売を目指しています。」とある。R3.2.19「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000742297.pdf)p29「中等症Ⅰ 低酸素血症があっても呼吸困難を訴えないことがある」、p30「診察時は軽症と判断されても,発症2 週目までに急速に病状が進行することがある」は新型コロナ診療のポイントの一つで、R3.2.19「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000742297.pdf)p12「重症化のリスク因子」の医学的評価が問われているかもしれない。最近もR3.3.27NHK「新型コロナ 検疫所施設で宿泊療養中の女性が死亡」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210327/k10012940151000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_032)、R3.3.21毎日新聞「神戸の宿泊療養患者が死亡 変異株では市内2人目」(https://mainichi.jp/articles/20210321/k00/00m/040/188000c)が報じられているが、第4波では、R3.3.22朝日新聞「第3波の病床不足、招いた原因…国も知事も押し付け合い」(https://www.asahi.com/articles/ASP3P6WYMP3PULBJ004.html?iref=com_apitop)の「国内の死者の4分の3が昨年12月以降に集中し、自宅で亡くなる人も相次いだ。」 は教訓とされるであろうか。