R3.3.19NHK「新型コロナ 嗅覚異常の検査キットを開発 順天堂大など」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210319/k10012924851000.html)。<以下引用>
<新型コロナウイルスに感染すると早い段階からにおいを感じにくくなる症状が出る場合があることから、嗅覚が正常かどうかを簡単に判定できる検査キットを順天堂大学などのグループが開発しました。これは順天堂大学医学部の池田勝久主任教授などのグループが発表しました。グループによりますと、海外の研究では、新型コロナウイルスに感染した人の80%以上で嗅覚に何らかの異常がみられたという報告がありますが、ごく軽い場合は自分では気がつかないことも多いということです。開発した検査キットは、つんとする刺激などにおいの感覚と紛らわしい反応が起こりにくい、青リンゴやカラメルのようなにおいの香料を容器に入れたもので、正常な嗅覚の人がぎりぎり感じ取れる濃度に調整しているということです。グループの調査で、50歳以上になるとにおいを感じにくくなることが分かったことから、検査キットも50歳未満用と50歳以上用に分かれています。グループによりますと、新型コロナウイルスでは発熱などの症状が出ていない場合や検査では陽性とならないごく初期の段階でも、嗅覚に異常が出ることがあるということです。会見した池田教授は「嗅覚障害は新型コロナに特徴的な症状だが、一般の人が自分で客観的に調べられる方法はこれまであまり無かった。感染の早期発見に役立つはずだ」と話していました。>
基本的対処方針(https://corona.go.jp/news/news_20200411_53.html)のR3.3.18方針(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_h_20210318.pdf)p14「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の考え方を分かりやすく周知すること。」とあるが、花粉症シーズンであり、「くしゃみ、鼻水、鼻づまり」の場合は受診・検査が必要?or不要?か、わかりやすく示されても良いように感じる。R2.5.8共同「味覚や嗅覚の異常は「軽い症状」に該当」(https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/239077)で「厚生労働省の担当者は、味覚や嗅覚の異常については専門家との検討により記載は見送った」とあり、厚労省「相談・受診の目安」(https://www.mhlw.go.jp/content/000628619.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/000628620.pdf)には、いまだに「味覚や嗅覚の異常」が記されていない。「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(2021年1月8日暫定版)」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9357-2019-ncov-02.html)p2「新型コロナウイルス感染症を疑う症状」は「発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐など」とされ、ここでも「味覚や嗅覚の異常」が記されていない。当初は、日本感染症学会(https://www.kansensho.or.jp/)と日本環境感染学会(http://www.kankyokansen.org/)の連名発出のR2.4.2「新型コロナウイルス感染症に対する臨床対応の考え方―医療現場の混乱を回避し、重症例を救命するためにー」(https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_rinsho_200402.pdf)(http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/covid19_rinshotaio.pdf)p1「PCR検査の原則適応は、「入院治療の必要な肺炎患者で、ウイルス性肺炎を強く疑う症例」とする。軽症例には基本的にPCR 検査を推奨しない。時間の経過とともに重症化傾向がみられた場合にはPCR法の実施も考慮する。」とされていたが、R3.2.18日本感染症学会「花粉症患者の中に紛れ込む新型コロナウイルス感染症のリスク― “あやしい” と感じたときには積極的な検査を ―」(https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_kafunsho_210218.pdf)と全く変わっている。新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00216.html)のR3.2.24資料1(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000744117.pdf) p2「症状のある場合は適切な検査・受診が必要。」であるならば、R2.7.21厚労省「地域で新型コロナウイルス感染症の患者が増加した場合の各対策(サーベイランス、感染拡大防止策、医療提供体制)の移行について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000651071.pdf)p5「重症化しやすい方以外の方であれば、新型コロナウイルスに感染しても症状が軽いことが多いため、通常の風邪と症状が変わらない場合は、必ずしも医療機関を受診する必要はない」の受診抑制・検査抑制から転換されなければいけない(特に高齢者や高齢者と接する方)。参議院公聴会での「医療現場でも熱が1日だけならPCR検査を受けられない。」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210316/k10012917411000.html)はどうなのであろうか。なお、基本的対処方針(https://corona.go.jp/news/news_20200411_53.html)のR3.3.18方針(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_h_20210318.pdf)p14「厚生労働省は、感染症やクラスターの発生状況について迅速に情報を公開する。」とある。「厚生労働省の3月1日時点のまとめでは、累積のクラスター件数は高齢者施設が1089件で最も多く、飲食店が972件、医療機関が920件。高齢者施設は昨年10月26日時点で215件だったが、現時点では5倍に増加している。4週間ごとの発生件数で見ると、12月~1月は238件、1~2月は296件と全体の2~3割を占める。」(https://www.asahi.com/articles/ASP3872LGP38ULZU006.html?iref=com_apitop)と報道されているが、「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」(https://covid19.mhlw.go.jp/)の基本統計に経時的なクラスター発生状況が掲載されても良いように感じる。厚労省「国内の発生状況など」(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html#h2_1)に掲載されていた「全国クラスターマップ」(https://www.fnn.jp/articles/-/25319)(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200403/k10012365481000.html)は昨年3月末でストップしたままでリンクすらできなくなっている。
<新型コロナウイルスに感染すると早い段階からにおいを感じにくくなる症状が出る場合があることから、嗅覚が正常かどうかを簡単に判定できる検査キットを順天堂大学などのグループが開発しました。これは順天堂大学医学部の池田勝久主任教授などのグループが発表しました。グループによりますと、海外の研究では、新型コロナウイルスに感染した人の80%以上で嗅覚に何らかの異常がみられたという報告がありますが、ごく軽い場合は自分では気がつかないことも多いということです。開発した検査キットは、つんとする刺激などにおいの感覚と紛らわしい反応が起こりにくい、青リンゴやカラメルのようなにおいの香料を容器に入れたもので、正常な嗅覚の人がぎりぎり感じ取れる濃度に調整しているということです。グループの調査で、50歳以上になるとにおいを感じにくくなることが分かったことから、検査キットも50歳未満用と50歳以上用に分かれています。グループによりますと、新型コロナウイルスでは発熱などの症状が出ていない場合や検査では陽性とならないごく初期の段階でも、嗅覚に異常が出ることがあるということです。会見した池田教授は「嗅覚障害は新型コロナに特徴的な症状だが、一般の人が自分で客観的に調べられる方法はこれまであまり無かった。感染の早期発見に役立つはずだ」と話していました。>
基本的対処方針(https://corona.go.jp/news/news_20200411_53.html)のR3.3.18方針(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_h_20210318.pdf)p14「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の考え方を分かりやすく周知すること。」とあるが、花粉症シーズンであり、「くしゃみ、鼻水、鼻づまり」の場合は受診・検査が必要?or不要?か、わかりやすく示されても良いように感じる。R2.5.8共同「味覚や嗅覚の異常は「軽い症状」に該当」(https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/239077)で「厚生労働省の担当者は、味覚や嗅覚の異常については専門家との検討により記載は見送った」とあり、厚労省「相談・受診の目安」(https://www.mhlw.go.jp/content/000628619.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/000628620.pdf)には、いまだに「味覚や嗅覚の異常」が記されていない。「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(2021年1月8日暫定版)」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9357-2019-ncov-02.html)p2「新型コロナウイルス感染症を疑う症状」は「発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐など」とされ、ここでも「味覚や嗅覚の異常」が記されていない。当初は、日本感染症学会(https://www.kansensho.or.jp/)と日本環境感染学会(http://www.kankyokansen.org/)の連名発出のR2.4.2「新型コロナウイルス感染症に対する臨床対応の考え方―医療現場の混乱を回避し、重症例を救命するためにー」(https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_rinsho_200402.pdf)(http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/covid19_rinshotaio.pdf)p1「PCR検査の原則適応は、「入院治療の必要な肺炎患者で、ウイルス性肺炎を強く疑う症例」とする。軽症例には基本的にPCR 検査を推奨しない。時間の経過とともに重症化傾向がみられた場合にはPCR法の実施も考慮する。」とされていたが、R3.2.18日本感染症学会「花粉症患者の中に紛れ込む新型コロナウイルス感染症のリスク― “あやしい” と感じたときには積極的な検査を ―」(https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_kafunsho_210218.pdf)と全く変わっている。新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00216.html)のR3.2.24資料1(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000744117.pdf) p2「症状のある場合は適切な検査・受診が必要。」であるならば、R2.7.21厚労省「地域で新型コロナウイルス感染症の患者が増加した場合の各対策(サーベイランス、感染拡大防止策、医療提供体制)の移行について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000651071.pdf)p5「重症化しやすい方以外の方であれば、新型コロナウイルスに感染しても症状が軽いことが多いため、通常の風邪と症状が変わらない場合は、必ずしも医療機関を受診する必要はない」の受診抑制・検査抑制から転換されなければいけない(特に高齢者や高齢者と接する方)。参議院公聴会での「医療現場でも熱が1日だけならPCR検査を受けられない。」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210316/k10012917411000.html)はどうなのであろうか。なお、基本的対処方針(https://corona.go.jp/news/news_20200411_53.html)のR3.3.18方針(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_h_20210318.pdf)p14「厚生労働省は、感染症やクラスターの発生状況について迅速に情報を公開する。」とある。「厚生労働省の3月1日時点のまとめでは、累積のクラスター件数は高齢者施設が1089件で最も多く、飲食店が972件、医療機関が920件。高齢者施設は昨年10月26日時点で215件だったが、現時点では5倍に増加している。4週間ごとの発生件数で見ると、12月~1月は238件、1~2月は296件と全体の2~3割を占める。」(https://www.asahi.com/articles/ASP3872LGP38ULZU006.html?iref=com_apitop)と報道されているが、「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」(https://covid19.mhlw.go.jp/)の基本統計に経時的なクラスター発生状況が掲載されても良いように感じる。厚労省「国内の発生状況など」(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html#h2_1)に掲載されていた「全国クラスターマップ」(https://www.fnn.jp/articles/-/25319)(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200403/k10012365481000.html)は昨年3月末でストップしたままでリンクすらできなくなっている。