Ｄａｙ．１９６７ 幸せの尺度

少し前に「幸せの国の国王夫妻」が訪日された事はご承知の通りだ。
昨夜も関連のドキュメントが放映された。

国民は手厚い福祉で「幸せ」と感じながら暮らしてきた・・が・・
広い世界の文化文明が、閉ざされた、または未開の国に入り込むと途端に様相を一変する。
明確な例えは「月収２万円の人が１００万円の買う」
もう、気持ちだけの幸せでは暮らせなくなる現実・・これから他国並みになるであろうブータン国。
その時「国民皆幸福」・・と言えるなら立派なものだ。

幸せの尺度の線引きは難しい。




４月から始まった「わらび」・・やや遅れて「はちく」
「幸せだなぁ～・・」と思う気持ちは嘘ではない。
ンで・・最後の最後・・の・・わらびとはちく。

「お金だけが幸せじゃないよ」・・と言うのは「嘘」
「お金だけが幸せの尺度・・・」・・と言うのも「嘘」
前言はお金持ちの道理で、後者は貧乏人の道理である。
解釈の間口を広げれば、こんな「自然の恵み」を頂けるのは間違いなく何番目かの幸せである





鯛・ハチク・わらびの黒酢あん掛け・・美味・・超がついた。
「男の手料理」のページが多い。

七十になんなんとする老爺と老妻の暮らし・・
その毎日が貧しくも美味なる昼餉夕餉・・であれば・・これは何にも勝る幸せではあるまいか。
その上で「貧乏人の道理」のおこぼれにたまにでも巡り合えたなら万々歳である。

ンな訳で・・「男の手料理」は臆面もなくこれからも続くのでＲ。・・