大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

広島遠征の前に更新してます

2012-04-07 11:21:12 | ガンバ大阪
新潟と並んで広島も行っておきたい遠征地なんで今回も行きます。開幕してからは遠征が多いことw 

今日の展望なんだけども、広島相手にバックラインの整備というのがカギを握るとは前にも書いた。寿人との相性を考えると、中途半端なラインの押上が命取りになるなら、今回はむしろコンちゃんに位置取りを合わせた方がいいかもしれないが。まあ、それやると当然ボールを奪う位置も下がるから相手のポゼッション時にはなかなか奪えないんだけども。

彼らがJ1に復帰してから3年の間に広島との対戦で奪ったゴールを振り返ると、ミドルだのセットプレーだの、カウンターだのといった形が多い。逆に言えば流れの中での崩してのゴールなんてそう彼ら相手には出来ないし、逆に彼らに先制を許してしまうと、5-4のブロックでガチっと守られて追いつくのは用意ではない。まあ、だからこそセットプレーとカウンターというのでどこかで点を取れないかと思うんだが、今回は前と比べるとちょっとなあ・・・というのがあります。まあ、試合前にいつも自チームと相手チームの調子とか戦術とか相性とかを比較して自分ところの強みと弱みを理解するようには務めているんだけども(それが本当の意味で孫子の兵法で言う、敵を知り己を知れば百戦危うからず、という意味だと理解している)、それを解った上でゲームに臨むには、サポーターにだって断固たる決意と覚悟(by 安西先生)が必要なわけで。

ということで広島へしっかりサポートしてきます。

サカダイ、サカマガの監督交代記事から読めること

2012-04-06 07:30:56 | ガンバ大阪
サカダイとサカマガの2大サッカー週刊誌でガンバの監督交代に関する記事が出ていたので遅ればせながら両方購入して読んだ。まあ、今更ですが記事を鵜呑みにするんじゃなく行間を読むということの大切さを痛感させられるし、チームの状態が悪くなったらこういう記事にメディアの論調が変わるのは今に始まったことではない。エルゴラの某ライターにしてもそうだけども、監督交代の前と後とで巧みに論調を変えたりしているというのは、裏返せば平時には警鐘を鳴らすといったことを許さない空気(特に取材される側と記事を読む側が形成する)というのがあるわけでしょうし。

記事を読んでみて、クラブがなぜロペス氏に最初白羽の矢を立てたのか、なぜ彼にこだわったのかという真相は恐らく交渉した当事者にしか判らないことだろうが、疑問点がいくつかある。それについていくつか個人的な憶測を交えてみたいと思う。

1.なぜライセンスの問題で引っかかりそうな可能性があったのに進めたか?

ライセンスの問題で引っかかったというのが氏と仮契約を結んだ後だったんだけども、ではなぜそこまで進めていたかということですね。普通ならその問題をクリアにしてから契約を進めていくもんだろうと思うんだけども、多分逆になったのは、事前に協会に打診した時には、多分行けるんちゃいまっかというか何らかの言質)を取っていたかもしれない。でなければ、こんなに不自然な進め方をするだろうか、という風に思うんだが・・・

ライセンスの審査というのに客観的な基準があるのかないのかは判らない。ピクシー然り、ゼムノビッチ然り。ゼムノビッチなんかはなんと今年度にJFAのS級ライセンスを受講するらしいから、よくそれで清水の監督をやれたな、と思うけどもねw ただ、言えるのは、はっきりとした基準がないからこそ、協会の審査に委ねられるというものであり、世の中は誰に対しても公平であるというのは所詮幻想に過ぎないということだろう。

ハシゴを外された、という経験はサラリーマンやっていたらそういう経験って読者の皆さんもどこかであるのかもしれないですね。

2.では、ライセンスで引っかかった後でもなぜロペス氏にこだわったのか?

多分先に仮契約を結んでいるからというのだろう。仮契約というのが法的にどれほど効力を持つのかは筆者は法律の専門家ではないからはっきりとしたことは判らないが、大筋の上で来季からおまかせしますというところで合意に達していたら、ライセンスでダメになりましたんで貴方は用無しです、と言うのは流石に法的にも道義的にもなかなか難しいだろうし(違約金の支払いだけの問題では済まされなかった)、多分そうしていたらその時点でガンバサポはロペス氏には同情していたかもしれない。だからまあ、ライセンスで引っかかった時点でロペスとは別れるべきではなかった、という論調の記事にしても、記事を書いた記者本人が、なぜあきらめられなかったのかを本当は解った上で、敢えて大衆受けする論調で記事を書いたのではないだろうか?

だからまあ、ライセンスでダメになってから交渉に当たっていた誰かさんのことを社長が不問に付したというのは、もし筆者の憶測が正しいければ、そうした経緯であれば責めることは出来ないということで(社長は自分にも批判が集まるのを承知で)、誰かさんを守っていたのかもしれない。

3.選手が監督の指示を無視してやっていたのがなぜ監督の責任になるのか?

磐田戦の後の社長のコメントで解任理由に挙げているのがこれなんだけども、普通こんなことやって負けたんなら、監督よりも選手らの造反を問題にするもんじゃないだろうか?まあ、早い話結果が出ていなかった、ということだし、それまでの練習内容とかミーティングでの指示だとかを見て全体で判断したということなのかもしれない。

以上が、記事の中から筆者なりに行間を読みながら考えてみたことです。


2012亜冠小組賽第3輪 大阪鋼巴3-1本尤科

2012-04-04 07:29:25 | ガンバ大阪
今回は名古屋の試合を含めて2試合ともテレビ観戦。名古屋の試合では、シャービーという中国語がよう聞こえとったわw

フタや明神をスタートさせず、最後3点リードしている余裕と加地さんのコンディションを見極めて交代させるというのを見ると、思ったよりもいい監督に巡り会えたかな。まあ、新人監督ということである程度目を瞑らないといけない部分もあるかもしれないが、いつまでも若葉マークを付けさせるというのも松波監督には失礼かもしれない。

ラフィーの場合には監督が問題にしていた周囲との距離感というのを修正することで生きるようになった。まあ、彼の場合ポストといってもルーカスのようにキープしてくれるわけでもなく、ポンとあててスペースに走りこむというタイプかな。この点実は寿人なんかが実に上手いわけなんだけども。それにしてもあそこまでフリーでボールを持ててシュートまで行けるラフィーを見たのも久しぶりです。これは相手にそこまで研究されていないことと、アウェーということで守備的な戦術で来てくれたというのが幸いしたんだけども、研究されていなければ発揮できる地力というのはガンバにはまだ残っているということでしょうな。問題はアウェーかもしれないですが。

判定については、2点目のPKの場面も相手選手のトラップを主審が正面から見ていたら流していただろうけども、斜め後ろだとハンドに見えたんかね?日本では間違いなく流されているけども。3点目のPKやり直しにしても、やり直しするような動きを相手がやっていたかと言うと?ではありますね。

気になったのは前半のバックラインの不安定さで、ラインを高く保ちたいソータと低い位置で構えるコンちゃんとの位置取りがズレていたのが気になった。後半はラインを下がり目で修正したんだけども、この辺りは意識のすり合わせが必要だろうし、ラインコントロールの考えによってコンちゃんの処遇を考えないといけなくなる。高く保ちたいのならば、智の後継者は大輝だと思うし、コンちゃんを使い続けるのならば低いラインで割りきってしまうしかない。次のリーグの広島相手には後者の考えの方が合うのだと思うが、中途半端だとに寿人に裏取られ放題になるかもしれないが。

まあ、ACLではJと比べると吹く審判吹かない審判と両極端に分かれてしまう傾向にあり、今回は前者の審判に助けられた部分があっただろう。けど、磐田戦で判定に泣いたのならば判定に笑うこともあるのがサッカーってもんですわ。手放しで喜ぶというわけにも行かないが、今日ぐらいは今季初勝利の余韻に皆で浸ってましょう。

ACL プニョドコル戦 ~ACLはまだまだ捨てるべきではない

2012-04-03 07:55:16 | ガンバ大阪
ちょっと今日の試合は仕事がらみで行けそうにないんですよね・・・アデレードまで行った者としてはACLを今の時点で捨てるべきではないと考えるのは当然です。それは、リーグにつなげるという意味でも入れ替えとかを考えず、むしろ現行のメンバーで連携を深めるということが大事なんじゃないかと思うからだ。

そして何よりも、今目の前の試合で戦えないチームはどこへ行っても戦えないだろうとも思うからでもある。そう言いながら現地へ行けない自分がもどかしい・・・(いや、もし時間が突然空くことがあれば行ける準備はします)

パウリーニョがスタメンかベンチかは判らないけども行けるのであればラフィーと入れ替わりということも考えられるか。まあ、ラフィーに一つ同情するとしたら彼にボールを入れてもすぐにはたけるところに味方が居ないで彼に慣れないキープを強いてしまうことではあるんだけどもね・・・彼をガマン強く使うんなら、そこら辺の距離感とか連携といった上積みがないといけないんだけども、果たしてそれが見られるかどうかですな。

リーグは長いんでまだ取り返せる余地はあるけども、短期決戦のACLでは今日の試合勝ち点3以外にあり得ない。行けない代わりに今度は自分が現地の人たちに託さないと行けないのは残念なことではあるんだけども、万博に向けて念を飛ばします。

遠征のついでにまたまた草津に寄って来た

2012-04-02 07:49:09 | サッカー全般
新潟遠征の帰りに狙っていたのが今回の草津と横浜FCの試合。この時期の草津のホームゲームでは本当に風が強くて寒かった。

試合を振り替えると、メディア的にはキングのスタメン出場なんだろうけども、ゲームを振り返るとなると、風という要素は外せない。というか、自分からしたら、今更キングのスタメンというので食いつくようなライト層ではないし、彼が出ていても、あれ、おったんやねとしか思わんかった。まあ横浜FCとしては彼を外せない理由はあるし、それについてとやかく言うつもりはないけども。ただ、何となく彼だけでなく元からいる選手なんかが、赤帽が求めるサッカーに求められる、運動量だとかハードワークする意識とか、それを遂行するレベルに到達する練習との間でのズレになってるのかという気はした。それが、赤帽さんが退任の際に言った、選手に優しくし過ぎたという言葉に集約されていたのかもしれない。

だからこそ、ここではキング云々ではなく、風にまつわる話で行きますわ。

キックオフ前のコイントスで、草津の松下主将が反対側のエンドを指差した瞬間から、草津は後半風上になる事を見越したゲームプランになるだろうな、というのは見て取れた。実際前半風下のエンドではゴールキックがハーフウェイに届くかどうかというレベルだが、ホームチームのGKの北だからこそあそこまで飛ばせると見るべきなんだろうなあ。実際エンドが入れ替わると横浜FCのGKの関は、なかなか飛ばせずに苦労していたし、プレースキックも、ボールが動いたりしていたけども、決して時間稼ぎではないことは、彼の名誉の為に行っておこう。

けども、横浜FCの方も後半風下で苦しむかと思いきや、それはそれで上手く対応していたように思える。前半の草津の攻撃でも解っていたことだが、メインスタンドの側からすると、左サイドのコーナーから右の方に風が吹いていたので、左サイドからのクロスがえげつない曲がりで、いいポジションに落ちてくる。横浜FCの後半の左からのクロスは結構良かった。そして試合全体を通じて、素さんがやろうとしたパスゲームが徐々に根づくようになったのは、トライアングルを見れば分かること。キングのスタメン復帰はその延長にあるのだろう。まあ、ボールを扱わせたらあの人の技術はまだまだ落ちてないし。

あと、付け加えるとしたら、交代で入った横浜FCの永井のゴールには結構女性陣は湧きましたw イケメンというのは女性ファンを連れて来るというのは確かでしょうねえ。あと、ベンチ前に転がるボールを二回ほど正確なトラップで止めた素さんの技術は流石です。ピクシーのようにゴールまで蹴り込む人は別格でしょうけども、監督によってはあれをミスる人は結構いますからねw

草津については、全部の試合を見切れているわけではないんだけども、開幕戦と比べるとリンコンと周りとの連携がイマイチなのが気になるな。へべルチも流石に確変は何度も続かないか。ガンバサポの間でラフィーが守備しないと言われてるけども、リンコンに比べたらラフィーはプレスバックはしてるというのが判る。問題は守備タスクの減免と、攻撃における起点という役割を何処まで考えるかなんだけども。つまり、守備意識を求めるならば、前線の起点としての機能がある程度下がるだろうし、前線の起点としての役割を求めるのならば、守備タスクの減免を考えないと行けなくなる。ウチはその意味でラフィーには結構能力以上のモノを求めているように思えるんだが。まあ、ガンバ以外の試合を見て比較するというのもたまには必要なものです。

ホームゲームで風を意識してゲームプラン立てられるというのは確かに草津の強みではあると思うんですよ。ただ、それに拘る余りに自分達の本来持ってるモノを相殺してしまうことになってないかな?まあ、彼らのやっているサッカーって基本的には風云々は関係ないものだとは思うが、それならそれで風によってエンドを変えないでフツーにやるようにすればいいとは思うけども。どちらかと言うと、開幕戦で雨が降っていても屋根に覆われていた大分での方がまだ草津はやりたいサッカーやっていたとも言えるわけで。その点横浜FCの場合は後半向かい風にアジャストしたところはあっても、よくも悪くもサッカーにブレがなく、中盤のラインを押し上げてコンパクトな中盤を形成はしていた。同点ゴールというのはやはりそうした形をきちんとサボらず、トライアングル作ってボールを廻し、スペースを突いていくことを繰り返しやって来た成果という風には捉えたいけども。

J聯賽第4輪 新寫天鵝1-1大阪鋼巴

2012-04-01 08:24:20 | ガンバ大阪
一週間の猶予で一応できる所はキチンと松波監督が立て直してくれたことには感謝したい。バックラインの方はメンツは変わらないものの、それはそれで割り切り、ラインは押し上げるものの、高いラインでのオフサイドにはこだわらずに、新潟の裏狙いには冷静に下がって対処するとい形で、先週は墓穴を掘ってしまったやり方も修正した。

中盤では武井が狙われてると見るや、秋が去年のセレッソで身につけたかのように下がってビルドアップを助けるようになり、さらにはロングフィードで藤春の上がりを助ける。前に走らせるという形であれば藤春は活かすことが出来るわけで。

だからまあ、前任者の悪い所を見ていれば修正するのは簡単だということですわ。セットプレーの守備なんかは、こないだのイタリアダービーにおける、元祖青黒のチーム程の棒立ちとまでは行かなくても、失点の匂いがプンプン漂っていたけどもねw そこで前半二点のビハインドを背負うと追いつけなかったとは思うが、前半相手のセットプレーを凌いだのが大きい。

ただまあ、今中々処方箋が見つからないのは前線ですなあ。ラフィーがこの試合先発だった理由は、他に人が居ないという理由でしかないだろう。ミニゲームでサブ組に回されたというようなコンディションであるから。最後に倒された場面はPKではなくダイブを取られたんだけども、結構彼は今までによく倒れすぎていたことが、扇谷主審の心証を悪くしていたとも言えるわけで、藤春のはPK取ったのは藤春には余りそういうのがなかったということかもしれないが。因みに、この試合の扇谷主審は、両チームに対してもファウルギリギリの当たりでも流すような場面がしばしあったんで、それからするとラフィーには余り倒れすぎて欲しくはないんよね...

因みにラフィーについて言うと、根本的には彼に出来ない事をさせているという問題があるように思えるけども。彼は惑星ではなく、草津ではリンコンの周りを動き回る衛生型タイプではなかったか?もう少し彼が生きるようなポストプレーヤーが入れば彼も生きるようになるんだろうけどもねえ。