大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

宇佐美の海外移籍について語ろう

2011-06-02 22:48:26 | Weblog
宇佐美については、遅かれ早かれ海外に挑戦するだろうな、とは思っていた。それが今のタイミングだったというからさほど驚いていない。ガンバとしては宇佐美がどれだけ移籍金を残せるのかということに関心が移るのだろうけども、どうもあまり残りそうにもないんですなあ・・・

というのもレンタルで移籍するという話が出ているからなんだが。このことから考えられるのが、

1.レンタルで獲得してよかったら後で買取るという長友方式
2.一部の報道にあるように海外移籍となると引留められない条項が契約に付いている為、ガンバとしてはレンタル料を貰っておこう

のうちの何れか。ただ、1の方式は一件手堅いように見えるが、それはチェゼーナのような資金力の乏しいところがやるやり方だろう。インテルという買い手が次いたら、東京から買い取ってインテルに売るという手法だけども、それでもチェゼーナは東京からの買取資金をインテルの移籍金から一部前払いで貰って買取って移籍期限ギリギリでインテルに売ったというシタタカぶり。今回チェゼーナや、コパイタリアで準優勝したチェゼーナも一時期宇佐美の移籍先の候補に上がっていたのは、長友方式で二匹目のドジョウを狙っていたからだろう。

ただ、バイエルンのようなビッグクラブになると、わざわざそんなことをする必要がないどころか、完全で獲得して、場合によってはレンタルで修行に出すのが得策だったりする。だから、もし移籍金ゼロで引き取れるというのが解っていたら(トレーニング費用は発生するけども)、バイエルンがレンタル移籍という形で応じるだろうか、という気もするんだけどもね。

だからまあ、ガンバの都合は別にして、バイエルンに行くのなら完全で行った方が、バイエルンもレンタル修行という形を取れるという意味では本人の選択は広がるんだが、そんな中でも敢えてバイエルンに挑むんならば、尻尾巻いて帰って来るなよ、というところかな。ポジション争いはキツイなんてものじゃないし、あれぐらいのビッグクラブならばEU外の選手枠の競争というのも当然待っているだろうし。その中でシーズン開始から行って、最初の半年間が勝負か。願わくば長友方式であって欲しいけどもね・・・

付記-今朝の報道で移籍金3億と言う風に報じられていた。確かに移籍金が発生しないという条件ならばバイエルンは即買取るはずではあったわけだから、長友方式を踏襲しているんだけども、その移籍金が入ってくるかどうかは、今後の宇佐美の努力に掛かっているわけです。まあ、余程のことが無い限り買取りにはなって行くとは思うけども。

3-4-3の道遠し

2011-06-02 07:55:57 | ガンバ大阪
ペルー戦を串カツ食べながら見ていたんだけども、3-4-3の共通理解がまだ足りないというか・・・ビルドアップの時に後ろ3枚+ヤットという形でやろうとするから、前後のバランスがあまり宜しくない。4バックの時のように2枚のCBにヤットがアンカーという形をとり、ヤットが散らして長谷部を前に出すというのが前任者時代からの定番だけども、後ろにコンちゃんが余るような形になってる分前に居るべき選手が一人足りない。

まあ、本来このシステムだと、ビルドアップの時においてコンちゃんがフォアリベロのような形でヤットの位置にまで上がる必要が出てくるんだけども(それでヤットが更に上げられる)、そこまでやるのは現時点では難しいかな・・・ただ、このやり方は後ろに人は残っているので、前半はピンチらしいピンチというのがなかったというのが収穫か。ただ、アジア予選って引いた相手が中心になるんで、そこら辺をどうするかが課題になる。

そうなると、あまり冒険せずに4-2-3-1のシステムで、従来のメンバーに新しく招集した選手を当てはめて適性を見極めるというのが、限られた準備期間の中でより現実的な気はするんだけども、恐らくザックはもっと先を見据えているのかもしれないな。