大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第16輪 大阪鋼巴 2-1 横濱水手

2011-06-19 07:33:06 | ガンバ大阪
試合前に決めていたのは、今季のチーム作りがようやく始まるということだから、生温かい眼で、その過程を楽しんで行こうということだった。この気持でいれば少々何したって我慢は出来る。あ、グルメネタも一応仕入れていて、あまり並んでいなかったけども、牛すじの焼きそばは塩味が効いていて、あと宮崎産の肉巻きおにぎりとスパイシーポテトもビールのアテには良かったですね。まあ、スパイシーポテトといってもシナポテを辛くしただけですがw

アドが居なくなったことで少し布陣をいじったのが功を奏したかな。多分、相手のカズシさんは、セレッソ戦でマルチネス相手に谷口を当ててボールの出所を抑えたイメージでヤットにもぶつけてやろうとしていたかもしれない。まあ、もしアドが中東行くのを遅らせていたらその術中にハマったかもしれない。けど、結果的にはヤットが2列目に上がり、相手の選手の間に顔を出して宇佐美なんかと連携をとり、リターンで左サイドバックに下平に出す形が良かった。また、前半35分過ぎだったか、左サイドで受けてから真ん中へ出すパスが目の前で見ていて絶妙やったね。

そして忘れてはいけないのがセットプレー。2点目はバスケで言うところのスクリーンが掛かった状態なので飯倉にはノーチャンスだったけども(それでも、マリノスのゾーン守備の逆手をとって智がよくニアに入れた)。1点目に関しては飯倉はポジション的には間違っていなかったし、あの場面ニアに意識が行くもんだから、むしろヤットを褒めるべきかと。あ、個人的に飯倉って好きなGKなんですよ。松永コーチの本によると、彼はもともとボランチからの転向組で足元が上手いらしいく、この日もいいロングキックを蹴っていた。藤ヶ谷なんか前半ショーキ目がけてカウンターのつもりで蹴ったロングキックが大きく外れていたけども、飯倉は足元が上手く、ビルドアップにも参加出来るいいGKだということは認めるんですがね。

ショーキについては、サイドに流れながらスルーパスを受けたりして相手のCBを撹乱させるところが面白い。後半決定機を決めていれば言うことはなかったんやけどもね・・・まあ、アドでもなかなか決められなかったからなあ。前線のユニットとしては、宇佐美が下がってからのクロージングに課題を残したけども(特に後半終了間際のコーナーでのボールキープがまるで出来ていない)。

ただ、気になるのが明神の怪我で、接触が無い中で倒れたんで筋肉系かと思いきや、案の定肉離れでしたか。この人が肉離れというのは初めてらしいけども、それだけ今までよく走っていたんだろうなあ・・・それだけ両サイドのフォローに運動量を割いてくれていたんだから、彼の体が休めと命令しているのかもしれない。

そうすると気になるのが、次戦の布陣で、ボランチの構成でヤットはボランチのスタートですか。そこを対策上手な柏が狙ってくることは充分に考えられるな。もう少しカントクが相手のことを考えた布陣というのを練れないもんかな、とは思うんだけども。事実今回の結果もアドが抜けたことによって好転した怪我の功名といったもんだし。ただ、やっぱりアドが居なくなると縦への推進力が落ちるのも事実で、後半はマリノスに押し込まれるとカウンターで一気に前でフィニッシュまで持っていくという展開にはなかなか至らなかった(まあ、そんな時でもアドはやはり外してたんだけどもw)。