大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

こんな時だからこそ、応援するクラブを信じることができるか?

2009-07-14 07:06:27 | Weblog
サポというのは大体自チーム中心で見ていたりするから、今の勝てない状況に対して不安を抱えたりするのは無理はないと思うけど、一度チームの状態を相手側の視点も含めて客観的に見つめ直してみたいと思う。

清水戦の後に去年五輪応援で天津のスタジアムで会った清水サポさんのブログへ行ってみると、「真面目にガンバの猛攻が怖かった」と書いておられたのを読んだ。まあ、大半のガンバサポは、「へ、ご冗談でしょ?」とか「気を使って頂いてありがとうございます(本当はそのブログの著者さんは別にガンバなんかに気を使ってないんだけどもね)」という反応しか出てこないだろうな・・・もちろん自分だってその部分を読んだだけで慰められた気分にはならないんだけども。

ただ、サポの見方って不思議なもんで、こちら側からすれば相手に脅威を与えられていないと思っても相手から見たら脅威に感じたというギャップは当然あるんだろうけどもね。

はっきりと言えることはここ数試合でガンバが敗れた相手というか内容的に煮え切らない戦いを強いられた相手というのは、ある意味ガンバを格上としてリスペクトした上での対策を施してきているというチームだということだ。言い換えれば、ガンバには去年アジアを制し、CWCでマンU相手に打ち合いを演じただけの地力はあるということだ。

だからまあ、勝てない時というのはいろいろと外野がうるさいのは仕方がないことだとは思うけど、ここで自分たちのやり方というのを信じられるかなんだよな・・・個人的には今の攻撃的なスタイルを変える必要はないけども、ディテールにおいて変化をつける必要があるとは思う。前にカントクに修正は期待しないと書いたけども、逆に選手には期待している。例えばガンバの選手でも以前ならレアンとかルーカスっていうのはサイドに流れたりするプレーがあったけども、そういう面に関して幸か不幸かガンバには自由度はあるようには感じる(それは時折ヤットがサイドに流れたりする場面だってあるように)。

また、カウンターにやられるという点をケアするなら、ディフェンスラインの高低を今一度考えなおすというのも一つの手なんだろうが・・・かといって下がるとミドルを打たれやすいか。難しいけども、カウンターの芽を摘むにはどうしたらいいかということも考えておく必要があるとは思う(それは前でつぶすのか、一旦下がって止めるのかとか)。

選手起用においては多少の入れ替えはありだとは思う。ただ、入れ替えというのは主力を休ませて体調を整えさせる(ケガ人はしっかり治す)ということと、固定メンバーによるマンネリを防いで競争原理をもたらすということが主眼で、入れ替えで出てきた選手たちは活躍できればもうけもの、と考えておいた方が彼らが不出来であったとしてもそんなには失望しないでしょうよ。

いずれにしても、今は確かに勝てないで焦りや不安にかられるのがサポの気持ちかもしれないけども、不安な気持ちで一週間過ごしてもどうにかなるわけどもなし。下の順位よりも上だけを見ていればいいんじゃないですかね。

J聯賽 第17輪 大阪鋼巴 1-4 清水鼓動

2009-07-12 08:57:58 | Weblog
試合が終わった後には、勿論拍手しようなんていう気はさらさらなかったけども、かといってブーイングする気力もなかった、というのはもう怒りを通り越していた精神状態だったわけですよ、いつも最前列に陣取っていた歌ばん四天王たちは。

内容的にはいつか日本平で清水にやられたことを万博でもやられたというぐらいだから、ある意味想定内ではあるんだけども・・・DO君にも話したけども、生まれ変わるためには一度膿を全部出し切る必要があると思うからこの試合では旧来のやり方ではもう限界というのを理解するにはちょうどいいレッスンだったかと。

まあ、ウチの中央に偏る攻撃というのは清水の4-3-1-2の「3」がバイタルエリアを固めていればあまりそこから中では仕事させてはもらえないでしょう。4-3-1-2ねえ・・・これを打ち破るヒントって今年の年初にインテルを打ち破ったアタランタにあるんだろうけども、今のガンバがそれに近いことをやろうとすれば、ミチとフタあたりが左サイドで連携とって少なくともマルコス・パウロあたりを引っ張り出して中を薄くさせるぐらいのことが必要なんだけども、結局サイドは一人に任せっきり。だからそこから中へ入れても真ん中を固められているから、窮屈な状態でしかシュートを打たせてもらえない。前半ルーカスのシュートが海人に弾かれのは確かにあれは海人のファインセーブではあったけど、コースが限定されていたのが大きかったな・・・

ガンバが相手のシステムのギャップをつく方策をとって居ないというのに加えて、清水が前節京都戦での引き分けから動いてきたことと、一貫して怪我人を強行出場させる固定メンバーのコンディションの劣化との差も大きかったか。

だから試合途中からDO君とも話ししていたけども、得点できるとすればセットプレーぐらいだろうな、と思っていた。明神のゴールはやはりあれはハンド。野田主審と明神の間に清水の選手がブラインドになっていたら多分ゴールは認められていたでしょうw 大体欧州CLでもそうだけど主審がエリアの内側でハンドを取るか取らないかって、その時の位置取りと選手の配置によってどう見えるかに左右されることが大きいから。ちなみにハンドで取り消しというのは納得で、あれがゴールと認められたら、ガンバは本当に大きなチーム内の問題が見過ごされていたかもしれない。

じゃあ、どうするよってなると、正直カントクに今までやってこなかったことをやれというのは難しい。まあ、強いて言えば中盤のプレスのところをもう一度見直してみることぐらいか。あとは、選手の入れ替えとか・・・今のガンバって他チームと比べて戦術の変遷というのについていけていないところがある。試合見ていても中盤でプレスかけて追い込んで取り囲んで奪うなんていう場面が一体どれだけあるだろうか?4-2-2-2のなんちゃってブラジウなスタイルというのが限界はあるかな、と思うけど、だからと言ってカントクをここで解任するのが得策とは思えない。

この試合の後もゴル裏でサポが居残って、その際に解任云々という話しが出たけどもカナモリはピシャっとはねのけたらしいね。まあ、サポに人事権というのはないけど、こういう時の後に解任となるとサポの圧力に屈したという印象を残してしまうと後々に響くかもしれない。今のガンバに組織力とか連動性とかいうのが足りないと嘆くなら、まずはこうしたところからガンバが組織としての体をなすところから始める必要があるのではないだろうか?

いいんじゃないですか。この際カントクの好きなようにやってもらって。その際に選手の入れ替えとかもあるんなら和道なんかも使っていろんな可能性を試してみればいいと思うわけですよ。勿論倉田やら寺田やらはたまた宇佐美なんかも使うというのであればそれはそれでいい。最初から上手くやれるなんて思わないけど、入れ替えが主力を休ませてコンディションを整えさせて、かつ内部での競争を活性化させるのであればやればいいと思う。

それで何もかも上手くいかなくなったりすれば、カントクは自分から責任感じて去っていくでしょう。問題は解任が悪いというよりはむしろ後任に適当な人材を見つけられないということにあると思うからなんだけど。どっちかと言えばシーズン頭からの方がいい人材は見つけられるとは思う。

それと、こういう時期になれば去年もそうだけど、J1で一番弱いとか、降格だとかいう輩が出てくるんだが、そういうことを言っている時点で本当に今がけっぷちに苦しんでいるクラブに対して無意識のうちに上から目線の物言いになっているでしょう。危機感を持っているのかもしれないけど、本当にヤバかったらそれを口にすることすら憚られる雰囲気になるわけですから・・・

多分今本当の問題は選手にしてもサポにしても自信を失くしているということにあるんだろうけどもね。

うーん、ここで無理するかな・・・

2009-07-10 22:41:26 | ガンバ大阪
パクどんが去った後、清水戦が控えているわけだが、カントクがここで加地・明神・ジェジンにヤットまで強行出場させる方針を打ち出したところに一抹の不安を感じずにはいられなかった。まあ、出場させるからには全く無理というわけではないけども、出られてもコンディションがどうなるかははっきり判らない。かといって控え選手がもう一つ信頼できる出来を示せていないということがあるから、安心して任せられるというわけにも行かないという理屈はわからないではないが。カントクの得意技の一つに上手く行かない時にはどこかのポジションを人を替えてみるというのがあるんだけども、どうやら前と変わらないメンバーで行くのか・・・

ただ、そうなるとますます選手起用に閉塞感が見られるんだろうとは思う。ガチメンで行って結果が出れば言うことはないんだけど、出なかったらカントクは自分で自分の首を絞めることにはならないか?多分カントクはなんで強行出場させたのか、という批判を全て受ける覚悟で出そうとするんだろうが・・・

まあ、例えばリーグ戦で強行出場させて、翌週のナビスコは若手起用に切り替えるとか言うのならそのベクトルは判らないでもない。ただ、今のガンバの置かれた状況からすれば、むしろカップ戦にこそ力を注ぐべきだというのならば、逆にリーグでは無理をさせないという選択もありうる。もっとも、カントクって結局二兎を追うことになるんだろうな・・・個人的にはナビスコを若手で戦うという選択をするのならば明日の試合での強行出場はアリっちゃありだけど、ACLのように負けたら終わりという試合でもなく、リーグ戦での本当の勝負は先なんだからここで無理させるべきところかは疑問だし、何よりも無理させて却ってケガや病気を悪化させたりしたら目も当てられない。

そう見ていると、柏時代での末期というのはこんな感じが漂っていたんだろうな、という気はしてくるね。一度歯車が狂い出すとなかなか修正が利かなかったというのをどこかで読んだ気もするが(それは去年のガンバもそうだったか?)。ただ、個人的には石もて追うような形で辞めさせるのは反対で(柏時代ペリマンを入閣させていたのは最初からそれを想定していたようだったし)、別れ方にはきれいに、お互い納得する形が必要だろうと思う。

その意味では、明日の試合、ある意味カントクは大きな賭けに出たのだと思う。それが吉と出るか凶と出るかは蓋を開けてみないと判らないところはあるが、相手は清水か・・・後ろで守りを固めて縦に岡崎に素早くフィードっていうパターンがガンバにとっては一番やりにくいだろうな。ただ、清水がパスをつないでというサッカーを丁寧にやろうとすれば、ガンバは割りとやりにくいが、そこで上手く行かなくなると単に前に蹴ってくる-この間の名古屋見たいに-という形をやられるとどうかな、というのはある。

あ、清水戦だから和道を出したいという気持ちはあります。使ってあげられなくて本当に申し訳ない気持ちです。けど、この後絶対必要な時が来るから今は腐らずにチャンスを待っていて欲しいと思いますね。

パクどん行っちゃうか・・・

2009-07-08 07:17:35 | ガンバ大阪
今朝の報知に出ていたけども柏がパクどんを獲得することになったらしい。最近は出番が減ってCBのチョイスでも和道より序列が下がっているとなり、ましてACLがなくなったとなれば出番を求めて出て行こうとするのが人情なのかな、と思ってしまう。足下の技術や、ヘディングで前に落とす技術はソータより上手かったんだから何でカントクはオレを使わない、と思っていただろうな。

CBのポジション争いの中で4人が争ったら誰かが脱落するだろうということは予想していたし、補強で層を厚くするというのは、従来の選手を含めて、そこから生まれる競争の中から誰かが生き残ればいいと自分は考えている。これはチェルシーにおいてシェフチェンコを獲得した際にドログバが覚醒したような例もあるわけだから、チェルシーみたいなクラブにとってお金の損得勘定というのは大した問題ではないのだろう。

ただ、ガンバはチェルシーのようには行かないわけで、そこで補強選手がチームの中で定位置を奪えずに移籍を訴えた場合の処理というのが大事になってくるのではないか?去年の水本のケースだと京都にはガンバが買った時の金額以上でお買い上げ頂いたわけなんだけども(新聞報道の移籍金推定による)、今回報知が報道している通り柏に行くとなれば気になることは以下の2つ:

1.完全移籍か、期限付きか(今朝の報道の時点では見えていない)?
2.期限付きなら、今月の日立台での試合に出場させない条件をガンバは盛り込んでいるか?

もし、期限付きであるなら、またまた弱化部長の本領発揮というところですなあ・・・多分日立台での試合には出てくるだろうね。

パクどんって高いラインコントロールに合わなかったけども、低いラインで守る分に関しては結構手ごわい相手になるかもしれない。

そして補強というのを考える場合に、認識しておかないといけないのは、補強には当たり外れというのがあるということで、当たらなかった場合の処理を考えていなかったら補強そのものが却ってリスクに転じてしまうということだろう(その場合選手の年齢というのも考慮しないといけないが)。

前に和道はガンバにフィットしないかもしれないということをちょっと厳しい調子で書いたのは、そうした世間一般の補強歓迎モードに対して警鐘を鳴らしたかったからではある。ただ、今は来た以上は和道にはなんとか戦力になって欲しいという気持ちの方が強いかな・・・そして彼も信頼してどこかで使って欲しいとは思うわけですよ、カントクさん。

それと、パクどんが移籍となると、今後外国人(とりわけアジア人)の枠が一つ開くことになるんだけども・・・どんだけ獲ってきてもカントクが使いこなせるかどうかは疑問ではあるんだけどもね。ならば、今いる若手を辛抱して使い続ける方がカントクも得意かもしれないな・・・

当ブログでさんざん某弱化部長のことをこき下ろして来たけども、そんな彼でもいいところが一つあって、彼の当を得ない補強(SBの補強に動かなかったなど)が、結果的に下平を育てているということなんだけどもね(こう書くのだって我ながら虚しいわ)。逆に言えばミチがあんな状態であったというのもあるけども、欲しい選手をとっかえひっかえなんていうゲームの世界みたいなことは現実では有り得ない以上、補強しなかったポジションで、やむを得ず使い続けてみたら、最初は目も当てられなかったけども段々良くなっていくという下平のようなケースに期待するしかないかな、と思う。

CBや右SBやボランチの選手でも主力がケガで居なくなったら若手を辛抱して使うっていうのが案外カントクには合っているのかもしれない。ただ、その際にはたとえ数試合ダメだったとしても辛抱する、という覚悟が必要だとは思うけども、その場合我々はどの程度耐えられるだろうか?最近若手使えという人の意見がよく目立つんだけども、それは言うが易し行うが難しだろう。それは将来の飛躍の為に目先の屈みに目を瞑る(当然タイトルはあきらめないといけないかもしれない)ということだし、そのためにはカントクの責任を問わない、ということも意味するんだろうけども。ただ現実はそういうわけには行かない以上、カントクも固定に拘るんだろうな、と思ったりもするんだけね。


J聯賽第16輪 大阪鋼巴 1-2 名古屋鯨八

2009-07-06 00:45:12 | ガンバ大阪
リーグ戦はほぼ1年にわたる長丁場であり、その中で好不調の波というのがどんなチームにも訪れるとすれば、今は辛抱の時期に来ているに違いない。だからこそ、我々応援する者として、好不調に関わらずチームと付き合うと決めたからには、目先の勝敗だけで感情の起伏を激しくやっていたのでは精神的に持たないだろうとは思う。こういう時だからこそ、応援するチームが持つ本来のポテンシャルを信じて再び捲土重来を期すしかないだろうね。

この試合だって、内容的に勝てたと言い切れたとは言い難いけども、松代のミスがなかったら負けはしなかったのかもしれない(ただ、同時にかつて東京戦のように松代で勝った試合があるのも忘れてはいけない)。勿論勝つ為の攻撃の部分では課題があるには違いないけども、試合内容に対して冷静に見ていけば過度に悲観はしていない。もしヤバいと思うことがあるとすれば、この結果を受けて周囲の雑音が喧しくなってしまうことぐらいなんだけども・・・そこらへんは我々サポがどっしりと構えていないといけないんだろうなあ。

個人的には、去年のレベルにまで達するにはあともう少しかな、という感じ。まあ、レアンが居る分、彼が点を取れるかどうかというところにかかっているのが厳しいんだけども、ハッシーが前に飛び出して得点に絡むところも出てきているだけに、あと一押しが足りないというところか。課題を上げるとしたら毎度お馴染みの中央に偏る攻撃パターンなんだけども。この点、4-1-4-1で望んで、サイドにボールを散らして来た名古屋なんかとは見事なコントラストを描いていましたな。余談になるけど、ケネディとダヴィを共存させるなら名古屋は今日のフォメはないと思うし、今日のフォメならどちらかだけを使うしかないような気がするけども・・・

筆者はかねてから戦術は欧州に学ぶべきところがあり、この点ガンバはセレソンの劣化版になりつつある点において、戦術トレンドからは外れてしまわないかとは思っていたわけで、これはどこかで修正しないといけないなとは思うが、カントクが君臨し続ける限りは多分変わらない。ただ、FWに関してはジェジンがいなかった分、ガンバのリズムでのサッカーをする人材を投入し続けられたのは皮肉なところだが、レアンとバンの距離が近いのが難点。バンには余りゴール前のところで勝負パスが出ないのは気のせいか?

ただ、そうした課題がありながらもこの日の4-2-3-1の布陣はジェジンが居ないケガの功名という側面はあったものの、ある意味中盤を厚くした名古屋の布陣には対抗しえたものだとは思う。そうすると、1の部分にレアンがいるのか、あるいは去年のように前線からのチェイシングとポストの為にルーカスが来るのかなんだけども。まあ、ルーカスが頭から行けるようになれば2トップにカントクが戻すからこの点フォメの固定は難しいか・・・

あと、明神のケガというのは痛いことは痛いけど、これを逆に適材適所を見直す機会と捉えるべきだと思う。これによってヤットとハッシーはボランチ(というかセントラルMF)に専念できるようにはなるかな?ヤットが2列目に上がって得点に絡むというのは、確かに素晴らしいゴールを生み出した反面、同じ数以上の失敗の積み重ねで成り立ってきたということも忘れてはいけないだろう。そうすると2列目のことはフタや勇人なんかに任せた方がいいんかな、と思ったりもするし、その中で宇佐美とか倉田とかも出番を掴んで欲しいとは思う(誤解のないように言っておくと、別に明神が不要と言っているわけではないということで、居ないなら居ないでこれにどう対処するかが大事だということです)。

えーと、さっき名古屋から帰ってきたばかりだけども、BJのお父さんには相変わらず試合後の酒には付き合わされましたw 味噌煮込みうどんを食べたけど、ちょっと固かったな・・・けどあれはそういう固さを楽しむものか、と思ってそのまま頂いたけども。

豊田へ行く前に

2009-07-05 07:52:11 | ガンバ大阪
さて、今日は試合前まで名古屋観光を楽しもうかと思ったけども、午前仕事してから行くことにしました。名古屋グルメを楽しむ時間もなく、名古屋にお金落とせないのが残念ですがね。

ガンバは、ジェジンが欠場、ルーカスが微妙という報道が出ている。となると、これまでメンバーが揃ってしまっているが故に生じていたバランスのズレが、文字通りケガの功名で修正できるかがカギとなる(別にケガしている選手がどうとかの問題ではないので念のため)。シーズン開幕は加地さんのケガの後にそうした修正ができて勝てたのは皮肉だったんだけども・・・

そうするとイマイチフィットしていなかったジェジンに変わって、宇佐美が遠征メンバーに帯同か。でもまあ、序列からすれば播か雅人がスタメンになり、勇人が2列目でスタメンか・・・二人が居ないのは痛くないと言えばウソになるけど、逆にその分スタメンでなかった選手が出ることでチームを活性化させることに賭けるしかないな。播戸が出るとしたら一試合にオフサイド5回がノルマやからねw

一方の名古屋。本職のCBが居ないか・・・でもそういう時に控え選手にしっかり自信つけさせて育ててしまうのがガンバの真骨頂w だけど、吉田や増川が居ないというのは高さぐらいで、マーキングはあんまり関係ないかな?楢崎のコーチングがしっかりしていれば崩すのは簡単ではないように思えるし、向こうも勝ててないから気合は入っているだろうから。

ダヴィの騒動に関しては今は見守るしかないかもしれない(自分たちではどうしようもない部分が大きいだけに)この人の場合は去年もそれがあったわけだから今に始まったわけではないでしょうしね。去年引き抜かれた経験を持つ身とすれば、もし抜かれたらサッカーを再構築するのに時間は掛かるけども、ダヴィ頼みというところから脱却できる機会になるだろう。そして違約金を有効に使えばいいんじゃないでしょうかね。

結局そういう風に考えるようになったのは、あれはどうしようもない不可抗力である以上、それを如何に前向きに考えるかが大事だと思ったわけです。もっとも、ダヴィの場合は出て行くと言われながら結局残った去年の例があるだけに、どうなるかは判らないけども・・・

ちっこいおっさんが戻って来る!

2009-07-04 08:08:37 | Weblog
日本でどっかのチームを皮切りに3チーム渡り歩いた、あのちっこいおっさんことフェルナンジーニョが大分に加入するらしい。外国人の枠だけども、ホベルトは登録を抹消して(つまり京都が昨年パウリーニョに対してやったような)フェルを登録するという運びになるらしいが。

拾ってくれるところが見つかってよかったね、という安堵感があるかな。なんだかんだ言っても彼をずっと見てきた者としては、あちこちで戦力外になるよりは居場所を見つけて欲しいと願っていただけに。しかし、去年大分-京都の試合を見ていた時に、「フェル上手すぎませんか?」と酉サポさんからメール送られた時には、そういう選手出してしまって申し訳ない、という意味で串カツの写メールを送っといた・・・って何の慰めにもならんかったかw そういう選手が今度大分に加入するというのは何の因縁なんだろう?

ただ、彼が居場所を見つけるには、過去3チームで放出されていった原因でもある、持ちすぎると批判されたプレースタイルを周りが理解する必要はあるだろうな、と思う。また、バイタルエリアでボールを持っては突っかけて倒されることがあるけど、そういう時に限って審判に流されてしまうということを理解しないといけないか・・・戸塚氏がマリーシアについて書いた本の中で、フェルは日本の選手はもっとエリア内で勝負すべきだし、それで審判がPK取ってくれるかもしれないじゃないか、ブラジルでは監督がそれを求めるんだと言っていたんだけども、そこで日本とブラジルの意識のギャップというのを僕なんかは感じてしまった。フェルが倒されても、日本の審判団は、ああコイツまたやっとるな、ぐらいの感じで流してしまうし、また日本の監督って(欧州もそうかもしれないが)審判をあてにするコケプレーを嫌う傾向にある。

幸いなことに、今の大分の監督はブラジル人。だからある意味フェルのプレースタイルを理解してくれるかな、という望みはある。ただ、今の大分で負けが続くとシャムスカは解任される(もしくは本人からの辞任を待っている?)可能性が高い。それで後任の監督の下でフェルが干されるなんてことになると、今回の補強はチグハグな感じはしてしまうけどもね。

今のところ彼の理解者は、シャムスカ監督と、ガンバ時代に一緒にやっていた家長ぐらいか。ただ、今彼を入れても中盤で使うとなると、金崎、清武、そして家長とポジションが被るし、FWとなるとこれは決して本職ではないな。ガンバ時代にマグノと2トップを組んでいたことがあったけども、彼の本領は中盤でボールをキープできるところにあるわけだから・・・

戦力のバランスからすれば、ボランチとDFのところにむしろ引っ張ってくるべきだったかもしれない。まあ、それでもフェルを拾ってくれたことには感謝しよう。あ、24日のガンバ戦には出てくるか・・・まあ、カウンターで彼の個人技にやられるというのが一番怖いとこやけどもね。

J聯賽 第10輪 大阪鋼巴 0-1 川崎前鋒

2009-07-02 06:43:55 | ガンバ大阪
スタメンを見た時に、ベンチにも入ってないルーカスはどうしたんだろうな、と思った。前節ではルーカスを投入してから良くなったように、前線でタメを作って起点になれるルーカスは必要不可欠な存在だと思っていた。実際この試合でもレアンが下がってボールを受ける場面が目に付いたけども、これはルーカスが居なかったというのも少しは関係しているだろうか?

前節出ていたから交通事故の謹慎処分とかではないんだろうし、単に体調不良で大事をとったというのならそうした情報がメディアを通じてでも流れてもいいとは思うんだけどもペナ子はちゃんと仕事しているよね?

試合はというと川崎に負ける時の、そしてここ数試合負ける時のお馴染みのパターン。前半のチャンスで決めきれず、その後カウンターで失点してから相手の守備をこじ開けられず。PKに関しては、ヤットと川島との間の代表で練習していた時からの駆け引きの延長で、ヨシカツ相手には決めたけども川島には思い切りの良さで止められたというもの。まあ、ヤットでも上手く行かない時というのもあります。まあ、コロコロ、ズドンときたら次はフワリPKでもやってくれるでしょうw 第一PKになった判定にしてもフタは引っ掛けられたんだけども、ゴールに正対していない状態であれば、あれを取るかは審判次第かもしれないな・・・

PKが止められた以上、今回は両者のスタイルからすれば、こういう結果にはなるでしょうよという内容と結末だったから、それはそれで切り替えてやっていくしかない。セッキーだって先週の前半の内容の反省からきちんと対策を打ってきたわけなんだけども、ガンバが川崎になれるわけでもなく、逆もまた然り。ならばガンバはガンバの手法でリアクションサッカーでの相手の挑戦に受けて立つしかないんだろうなあ・・・

ただ、それを打ち破る為の手法というのが今のガンバには手詰まりにで、それが閉塞感を漂わせている。大まかに言えばメンバー固定、選手起用の序列化、中央に偏る攻撃パターンというものは今に始まったことではないけども、勝てない時にそれがさらに閉塞感を強めているというのは確か。カントクが柏で解任された時もそうした傾向が見られたらしいけども(ただ、柏時代にペリマンを入閣させたみたいなテコ入れを山本山がやり出すと余計おかしくなるからやめてほしいが)。

カントクは人に応じてサッカーを構築するのが得意なら、上手く行かない時には人を入れ替えるというやり方も得意なんだけども、今それやらずにメンバー固定していると、どうなるかなと思ったりもする。まあ、大半のサポもフロントもそうしたやり方を取るカントクを支持しているとすれば、今の状態もある意味我々が望んだ体制の悪い面が出ているということではあるからね。「人生沒有不散的宴席(人生に終わりなき宴なし)」という言葉通り、どんな形のあるものでもいつか終わりが来るわけだから、現体制も例外ではない。もっともいつまでも雨ばかり降るわけではないわけで、いい時もあったからここまで続いてきているわけでもあるけどね。

またオイルマネーか、と思う前にそれが全てマイナスかを考える必要がある

2009-07-01 07:08:21 | サッカー全般
神戸の監督が辞任して、カタールのクラブからのオファーを受けることになったらしいけども、まだオイルマネーに釣られて行く人間がいるとわなあ・・・フラメンゴで監督やっていた人だから別にお金には困ってないと思うんだけども。

まあ、解任なら解任という風にクラブは発表するから今回は辞任だったけど、時が経てば真相が明らかになってくるんじゃないですかね。実は事実上の解任だったみたけど、中東からのオファーに本人が飛びついたなら神戸にとっては渡りに船だったみたいなw 

ただ、今回の件で言うと、もし報道されている通りカタール行きを選択するのなら、まだまだカタールサッカーの環境がどんなものかがブラジル人のネットワークの中で情報交換されていないのかな、と思ったりもする。まあ、どんなご時世でもいい条件を選択しようとする人というのはいるんだけども・・・

正直これに対して完全な防衛策というのはない。ただ、ガンバで言えば、マグノは来季以降の契約更新がないということを通告されたというのが引き金であり、バレーについては本人から何も語られてないが(いずれサカダイあたりで森本クンがインタビューすると思うけど)、多分離脱する前に何かあったかもしれない(例えばその前の千葉戦で途中交代させられたのも伏線だったかも)。そう考えるとカイオなんかも、お金に目がくらんで辞めたという一言では片付けられないような経緯が多分あったようには思うんだが、今あえて詮索しようとは思わない。ただ、本当に引き止めたかったらそこに至るまでの伏線というのを一個一個潰していって、引き抜かれないように愛着を持たせるのがベストでなくてもベターな方策かと思ったりもする(ちなみに今ガンバが考えるポイントはACLがなくなってから、出場機会の減った選手たちの扱いをどうするのかということだが)。

ただ、オイルマネーに引き抜かれるのがマイナスというような文脈で語られることが多いのだけども、それは一概に悪いことばかりではない、ということは昨年のガンバが証明したのではないかと思う。

前にも書いたけれどもしバレーが離脱しなければ最後までバレー頼みというのは変わらず、結局ACLも天皇杯も取れなかったという風に考えている。そして今年の補強や、ACLでのチャーター機、そしてグアムキャンプというものはバレー資金の賜物と言えるわけだから。まあ、神戸だってカイオ資金というのをどれだけ上手く活用できるか、カイオが辞任したことでどのようにサッカーを再構築するか前向きに考えた方がいいかもしれない。