大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

亞冠小組賽 第3輪 大阪鋼巴 5-0 斯里維加

2009-04-09 01:00:42 | ガンバ大阪
相手の方からすれば想定内の点差で終えられた試合だったということだろう。確かにゴール前なのにシュートはなかなか打てなかったし、播戸や雅人だって幾度とシュートを外していたんだけども、フツーはリードされると攻撃に人数をかけて前係になり、それを見計らってガンバが畳み掛けて行くのだけども、この日のスリウィジャヤは前半で2点取られたにも関わらず5バックの守備は相変わらずで、しかも後半の交代で、中盤のボランチを入れ替えて来て守備固めを計る始末。まあ、確かにゴル前であれだけDFの人数が揃っていたらなかなかシュートコースはないだろうし、シュートっていうのは打つべきタイミングで打ってこそ効果があるものだろう。確かにイライラするけども、その原因は自分ところだけではなく、相手にもあったということではあるんだけどもね。まあ、イタリアのどっかのチームみたいに攻めて来ない相手ならあえておびき出しておいて、カウンターでズドンなんていうような芸当はガンバにはできないから、ひたすら愚直なまでにポゼッションし続けた結果ですわ。

普通、サッカーにおいて1点差負けでも10点差負けでも同じ一敗に過ぎない、と割り切れる人はあまり居ない。過去古今東西のサッカー界において、大敗した後に監督が解任された例なんて腐る程ある。スリウィジャヤの監督にとっては、10点以上差で負けるということは、即解任とまでは行かなくてもインドネシアのサッカー界にとってのACLでの発言力が低下することを意味するので、5点差ならまあ想定内ということだったんでしょうね。

確かに、3年前のダナン相手にやった15-0というスコアは翌年以降ベトナム枠の減少をもたらしたわけだし。けど、そうなるとインドネシアが自動的に1枠確保して、もう1枠をシンガポールやタイのチームらとプレーオフで争うことが出来るという根拠は何だろうか?去年やったチョンブリの方がもう少し骨があったと思うんだけどもね。その意味では、来年以降の出場枠ってどうするんでしょうねえ・・・ACLの醍醐味の一つには、東南アジアの、それこそ観光旅行でもあまり行かないような僻地に行って試合するというものが含まれているとはいえ。

まあ、そうは言いながらも前半カウンターで裏に出されて危ない場面があったけど、あれが決まっていればチョンブリ戦の二の舞になった可能性はあったw けど、それ以外はほぼバスケット並みのハーフコートオフェンスで山東戦リターンズな展開。下平はリーグとは違ってACLで格下の相手には持ち味は発揮できる。彼にミチのような突破を求めるのはムリだというのは判っているから、クロスの精度で勝負して欲しい。あ、意表を突くミドルはなかなかでしたね。

ACLとリーグの連戦を乗り切るにはACL要員というのも雅人だけでなく、守備の人にも必要かな、という気はしました。去年スタメンだったソータをACL要員と言い切るにははばかられるけども、ラインコントロールは安定していたわけだし。もっとも、相手にはラインの裏を取れるスピード溢れる選手が居なかったということでもあるんだが。その意味では下平だってACL要員にはなりうるし、それによって後半出てきたミチにも刺激を与えたわけだしね。あ、松代さんを忘れるところでしたね。この日も要所要所を締めてくれました。前半のアレを防いでいなかったらもう少しでヤラカスところやったw まあ、そういう形でACL要員が出てきたら本来のレギュラーにも刺激を与えられるし、実際藤ヶ谷なんかが今年良くなっている(特に飛び出しが良くなっている)のも、松代がACLで2試合先発しているのにも関係あるかもしれない。

じゃあ、この日は皆さんが不満タラタラなバン師匠はどうなのかと言うと、見方によってはまだまだ必要なジョーカーたりうると筆者は考えている。つまり、得点なんかよりも、1試合につきオフサイド5回貰えというノルマを課せばいいんですよw 後半も彼が入ってからというもののボックス内で勝負できる機会が増えたのは、何よりも彼が前に出る意識があったから。まあ、ジェジンにはもっと前を向いて欲しいんですけどもね。その意識があったら、後半も出続けただろうし、バンが外していた場面でも2点ぐらいは入れていたかもしれないけども。

全般的には、守備的な相手を崩そうとして、高い位置からボールを奪って速攻に繋げるという意識があり、出足良く飛び出して高い位置から仕掛けられたのが良かった。後半は相手の実力を見切っていたせいか、ヤットの1ボランチというような超攻撃的布陣。ただね、雅人っていうのはどちらかと言えば前でスペースがある時にジョーカーとして機能しうるから、この日はちょっとキツかったかな、という気がしないでもない。あ、PK取ってもらえなかったのは不運やったけども、先週土曜日のお返しでしたか。

次のアウェーなんだけども、高温多湿な気候で、相手が多少前に出てくるとなると戦い方が異なって来るけども、その中でもカウンターでもいいから手数を出していけるかどうか。行けないのが歯がゆいけども、数少ない現地遠征組の「あの人」にはパンパシリターンズでお願いしましょう。

なお、山東がソウルに2-0で勝ったそうで。ということは、次はソウルでやるからソウルが勝つ番ですなw 次アウェーでスリウィジャヤに勝てばGWの中国アウェーはドロー以上で一位通過が決められるように、ソウルには頑張って欲しいものですねw