大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ACL出場クラブ規定に関する誤解

2006-12-08 07:45:19 | ACL/A3
さてさて、ACLのほかにA3のことについても書いておこうと思ったのだが、エルゴラにおけるCWC特集の中での中西哲生氏へのインタビューの中で、多くの関係者やファンが誤解されている箇所があると思えたので一応指摘しておきたい。

誤解1.G大阪と全北現代に力の差があった

えー、アウェーでの試合はカントクの選手交代ミスでみすみす勝てる試合を落としました。ホームでは先制されましたが後半は終始相手を押し込んでおりました

誤解2.日本のクラブがACLのホームの試合でも負けてしまう

インタビュアーも中西氏も鬼武チェアマンと同じことを言っております。けど今年のガンバはホームで2勝1引き分けで、負けてはおりません。ホームで負けるクラブというのはヴェルディや山東魯能に敗れた横浜FMのことを指すんですよね?

もっと言えば、全北も大連もホームでは無敗だった訳です。ガンバは全北とのホームで引き分けたのが痛かったんですがね。従って正確に言うなら、ホームで圧倒的な力を見せ付けないといけない(全勝はもちろん、できることなら2点差以上で)、ということじゃないかと思います。アウェーで勝ち点を持って帰るのはどのクラブも簡単なことじゃないと思うので。

誤解3.リーグ1,2位のクラブが出場すべきという意見

これって中西氏に限らずいろいろな関係者から出るもっともらしい「改革案」なんですがね。仰ることはよく判るんですが、その前に押さえておかなければならないのは、AFCが定めたACL出場クラブに関わる規定です。その中ではリーグ優勝チーム以外に、カップ戦覇者に出場権が与えられると書いてあります。

もっと言えば、当ブログの中で何度も指摘していることですが、リーグとカップの優勝チームが同じなら、リーグ2位のチームに出場権が与えられるということも規定の中には書かれています。中西氏もテレビに出演することが多い関係者なら、その発言の重みを考えて、もう少しこのあたりのことを知っておいてもらいたいし、その上で改革案を出して欲しいものです(これは同氏にだけ言っているわけではないが)。