大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

新監督がメスをいれなければいけない負の遺産

2012-03-30 07:39:37 | ガンバ大阪
監督も代わり、空気が変わったということなんだけども、今はまだ公式戦で引き分けすらない状況で如何に立てなおしていくか?松波監督には非常に厳しいものではあるんだけども、しっかりサポートしていきたいと思います。

で、新しい監督がガンバの本来のスタイルに回帰しようと思えば、当然前の強化担当者がやったことへの負の遺産というのを引き継いだ状況というのが浮かび上がってくるだろう。そこにメスを入れられるかなんだけども。大別すると、

1.バックラインの構成(センターバックの組み合わせと左サイドバック)
2.レフティ2トップのバランスの悪さ

が挙げられる。

1についてだが、智が抜けてコンちゃんが入ると、ラインコントロールという意味での連携があまり合っていない。こないだの磐田戦で最初の失点はオフサイドギリギリだったが、なんかコンちゃんが微妙に残っていたように録画では思えた。皮肉なことに前所属の東京はコンちゃんが居なくなってからラインが高くなっているのよね・・・その意味では智の後継者という意味では大輝にも期待しているし、去年のホーム仙台戦での組み合わせでは、ジョンヤとソータが良かったように思える。個人的にはビルドアップとか対人の強さというのを生かしてコンちゃんをボランチや左サイドバックに持ってこれないかな、と思ったりもするんだが・・・ただ、新人監督にコンちゃんを敢えてコンバートするという意志の強さを求めるのは酷だろうなあ・・・ただ、相性の問題だけども、新潟が裏狙いでショーキを裏に走らせて来るなら、割りきって低ラインで裏のスペースを消すというやり方もあるだろうが、それだと攻撃でのボールを奪った位置がね、というのはある(まあ、グノがいたら一気に前に持って行ってくれていたんだろうが)。

あと左サイドバックなんだけども、藤春は高く張りすぎるが故に下平みたいなビルドアップでの絡みというのを殆ど見せていない。そこの部分が落ちているので、サイドバックは守備とビルドアップ優先の組み合わせで、一列前の左にサイドアタッカーを置く(これは智が去年ケガの時に武井を左サイドバックに置いて宇佐美に前線左で好きにやらせていた)というのも考えた方がいいかもしれないが。

2に関してなんだが、かつて筆者は左サイドをプレーエリアとする右利きのストライカーばかり獲得していたことに苦言を呈していて、そこで左利きの選手を取れないかと書いていた。まあ、こういうことする誰かさんならその逆をやってもおかしくはないですよね・・・監督交代がもう少し早ければ大塚のレンタルはなかったかもしれないけども、レフティ2トップのうちラフィーを主力組から外すというのはまともな判断だろう。

相手の新潟か。ガンバが本来のスタイルに回帰するとなると、裏狙いというのはやってくるだろうね。名古屋相手にも前半風上のエンドを取って裏にショーキを走らせていたし、立ち上がりからプレスをガンガンしかけてはショートカウンターを狙ってくるかもしれない。そこで落ち着いてやれるかですね。