大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

退任報道において読めることー賢者の独裁が近づきつつある

2011-11-22 07:23:06 | ガンバ大阪
監督の退任という話が一気に表面化してきましたな。報道の裏というか行間を自分なりに読んで書いてみます。

形あるものは永遠ではなく、いつかは終わりが来るものだ。カントクが単身赴任で大阪に来てもらっている以上、どんな長期政権であっても(ラソーダにしてもトム・ランドリーにしても長かったけども、最後にはピリオドを打っている)いつかは監督は退任してしまうものだ。続投するにしても監督を交代するにしても、それぞれ一長一短があるわけだから、監督人事がどんな形になったとしても受け入れる覚悟はできている。それは監督は変わっても、サポーターはこれからさきずっとガンバを応援していくことに変わらないのだから。

ただ、カントクが退任するにあたっては、後味の悪さを残して欲しくはないと願っていた。柏時代においては、辞めさせ方が悪かったという風に聞いているから、それを繰り返して欲しくはないとは思っていただけに、今回のケースはそれ以上に後味が悪い。続投させるにしても、今季限りで退任させるにしても、そうした話は本来もっと早くしておかないといけないのではないかと思うだけに、残念でならない。

多分フロントの言い分は、来季の方向性はもう既に決めているけども、優勝争いしているチームに配慮しているからこそ、はっきりと言わないんだ、というところかもしれない。でも、優勝したら続投か、というとそんな簡単なものではないだろう。多分2年連続無冠に終わればというのは後付の理由であるかもしれない。というのもこの時期続投にしても交代にしてもある程度道筋を決めて動かないといけないからだ。

だから、ちょっと穿った見方をすれば、実はもう既に極秘で話をしていて、結論を出しているんだけども、あえて双方とも表に出さずに居るということなんじゃないか、という気がするんだけども・・・来季の編成についてカントクの知らないところでもう既に決まっているという流れからすると、今になって社長の鶴の一声で覆るという可能性がないとは言い切れないけども、これまでの流れからしてそれがあるのかというと、うーん。

この一連の退任報道で読み取れることは、もし、この流れのままで退任ということになったとしたら、それは、ある御方による賢者の独裁ってやつが近づいているんじゃないか、ということだろう。つまり、新スタジアムを西野監督で、と言っていた社長にしても自分だけの判断で決められずに、下からの報告を待って決めることになるんだが、多分下からはいい報告は届いていないのかもしれない。社長はスタジアム建設に向けて吹田市議会の採決待ちというところまでこぎつけたら、後は次にバトンタッチとかいうことはないだろうね?今までスタジアム問題でかかりきりで、現場には口出ししなかったことは良かった反面、こういうことで、周囲のバイアスを排除して判断するということは難しいのではないだろうか?

そうした状況を総合すると、あの御方は結構やりたい放題やれる状況になっているんじゃないか、ということが言えるかもしれないが。まあ、今頃彼は本当にウキウキしているんじゃないですかねw