大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第33輪 大阪鋼巴 1-0 仙台維加搭

2011-11-27 07:16:12 | ガンバ大阪
内容を比べると前節の新潟戦の方が現地で参戦していた者としては熱く燃えるものがあった。今回は内容はともかく、勝ち点3を取った。この時期は結果が全てであるならばこれで十分なんだが、相手の方が前半の関口、後半の武藤が決定機を決めていればどうなっていたことか。でもまあ、そこを決められないのが仙台の今の順位ではあるんだけども、逆に言えばボールを奪う位置が彼らは基本的に低いんよね・・・

まあ、守備意識が高く赤嶺がプレスバックするなどして、前半全員が自陣に引いていたが故に仙台はここまできたとも言える。その反面ボール奪う位置が低いから前半はこちらがライン高くして両サイドバック上げることが出来ていたともいえる。それにしても、ジョンヤは急造ラインなのによくやってくれました。当初はソータとは低いラインで跳ね返すことに専念してくれれば充分かと思ったけども、結構ラインコントロールやってくれたし、後半押し込まれた時も最後の砦として体を張ってくれたし。

後半仙台が前がかりになり、攻撃に特化したディエゴって結構怖い選手であることを再認識させられた。ただ、ゴール前での至近距離を外すのはどんだけ、と思っていたんだが?まあ、仙台にやられるとしたらリャンのセットプレーだということなら、敢えて交代カードを切らずに、セットプレーでのマークのズレを避けたというのなら納得は行く。

強いて替えるとしたら、この日はあまり粘りを感じなかったラフィーを下げて中盤を厚くするということだろうが、先週の札幌が交代策が裏目に出たことを考えたら、セットプレーでの守備においてラフィーの高さを残したのかとも考えられる。実際目立たなかったけども、相手のCKの際に、最初前に残って相手を牽制しておき、上がりを抑えてから走って戻り、相手の攻撃の目を摘むということはしっかりやっていた。最終節は出場停止だから、影響するとしたら彼の守備の貢献度といったところだろうが、そこはショータがしっかりやってくれるかな・・・むしろ今のガンバってこの試合でも左サイドに抜けだそうとするグノにサイドチェンジを前半しばし出していたように、結構グノ頼みになってしまってるわけで。

ところで、試合後のセレモニーでは報道では既出の、今季退団予定の選手らの挨拶は結局なかった。報道では名前が挙っている選手はいるが、ガンバは正式な退団発表はしていない、ということなのだろう。セレッソなんかと同様に次が決まってから発表するという事なのは例年通り。

このやり方には勿論一長一短はあるわけで、一部の他クラブのような形でサポーターが思い入れのある選手らが、退団という事でサポーターが騒ぐのを沈静化させる狙いがあることは判るんだけども、それだとお別れの挨拶がないんよね...この点昨年のルーカスのようにキチンと挨拶して貰う方が、それはそれでキチンと送り出す事が出来るという見方が出来るかもしれないが、多分別れの場という感傷的な雰囲気をあまり作りたくはなかったのだろう。