大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

彼が好きだったサッカーをこれまで以上に愛すること。それが松田選手への最高の供養

2011-08-05 06:35:48 | ガンバ大阪
松田直樹選手の訃報を知ってから、しばらく放心状態となり、仕事上外出中だった私は人目を憚ることなく、涙が止まらなくなった。勿論それでは仕事にならないんで、昨日は退勤時間までひたすら仕事に没頭することにして、仕事を終えてから、iphoneを通してようつべの動画で松田選手の昨シーズンの最終戦の後のお別れのスピーチを動画で改めて見直した。すると、今回見直してみて改めて以下の彼の言葉の意味がよく解ってきた:

「自分で何言ってんのかわかんないんスけど、俺マジでサッカー好きなんスよ。サッカーを続けさせて下さい」

私個人の解釈ではあるけども、この言葉は恐らく、マリノスの松田として選手のキャリアを終わらせたかった男が、マリノスの松田としてユニフォームを脱いで欲しいと願っていたサポーターに対して、その願いは叶わなかったけどもまだまだ選手としてやり残していることがあるので、他のチームで現役を続けることを許して下さいと訴えかけているように思えた。それぐらい彼はマリノスのサポーターのことを最後まで気遣い続けていたということなのかもしれない。

そう考えると、今度の週末は全会場で予定通り試合が行われる。それは、決まっていることではあるから行うのは当たり前なんだけども、それ以上に、松田選手が大好きだったサッカーを、まだ生きている私たちがこれまで以上にサッカーへの愛情を示し、サッカーのゲームを楽しむ為にスタジアムに足を運び、スタジアムへ行けなくてもテレビ観戦し、それでも都合上ままならなければ週末の試合についての報道に触れ、知っている人たちと後でゲームについて話す、ということが何よりも大事であるから試合が行われるべきなのかもしれない。勿論、見るサッカーだけでなく、週末どこかでフットサルを楽しむとか、お子さんの少年サッカーの試合を応援に行くということもサッカーに関わるということではあるし、これもまた大切なことではありますけどもね。

いずれにしても、私たちがそれぞれ何らかの形でサッカーに関わることで、天国に居る松田選手に対して、これだけの人がサッカーを愛しているんだということを見てもらえたらと思っているわけです。それこそが彼に対する最高の供養になるのではないでしょうか?

改めて心より松田直樹選手のご冥福をお祈り致します。