大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第11輪 大阪鋼巴 3-2 福岡黄蜂

2011-05-16 06:04:35 | ガンバ大阪
リーグ戦が2節も飛んでもうてたから、昨日の試合が11節ということを危うく忘れるところやったw

試合前にスタメンを3人入れ替えるという話を聞いた時には、ガンバが連敗ストッパーになりそうな予感がしたw 福岡まではサッカーというよりは、「いい旅夢気分」で終わってしまうような気がしたw まあでも、ターンオーバーってどこかでやらなければならないのなら、豪州行った帰りに、豪雨の中で天津と試合した後のリーグ戦で相手は福岡という状況でしかなかったんだろうと自分を納得させたりもしたけども。ただ、入れ替えは判るにしてもアドとショーキという裏抜け2トップというのはあまり相性良くないなとは思ったけどもね。2トップと1トップはそれぞれ良さがあるけども、前後半でそれが出たように思える。1トップで中盤を厚くして出足よく飛び出して来る福岡に対して前半は受けに廻る展開が多かった。攻撃においても2トップが裏に抜け出したがるタイプだと中盤の距離が空いてしまうようにも見受けられたけども、アドは2トップの方がいいフィニッシュの形に持って行けるのは確かで、宇佐美とのワンツーの抜け出しや、フタからのスルーパスでPK貰えたのもショーキが前にいてもう一人のCBを見てくれていたからではある。ただ、ショーキはあのヘディングのチャンスではきちんと叩きつけて欲しかったし、ヘディングが課題ならばもっと練習はしなければいけないんじゃないかと。

後半からは、そのショーキと、守備の軽さが目立った藤春を下げて、勇人と明神を投入。これで4-2-3-1にして中盤を厚くなるわけだけども、効用はそれだけではなく、ショーキが下がり、武井が守備専門で上がらなくなったことで、宇佐美が左サイドを使えるようになったというのが大きい。あと、見た目ではヤットがトップ下の位置で、フタがボランチに下がったように見えたんだが、確かに単純にカウンター狙うんなら、低い位置からフタに長いフィードを出させた方がより効果的ではあるんだけどもね。

サイドバックが攻撃に絡むのがガンバのサッカーだけども、そうなると宇佐美ののプレーエリアを阻害するかもしれないというのが悩ましいところではあるけども、後半は奪ってからのミドルカウンターが炸裂する。宇佐美のドリブルからのシュートはゴラッソ。試合後のインタビューでのカントクにアピール出来た云々のカントクとはザックではなく自軍のカントクなんだろうけども。3点目のゴールは宇佐美のシュートを神山がポロリとやってくれたお陰ではあるんだけども、ガンバのジュニア出身の神山はあれ厳しかったかな・・・DFに当たっていたからイヤなバウンドだったんだけどもね。それでもその後アドの決定機を2回防いだんだから、彼のミスばかりを責めるのは酷かもしれない。

ただ、4-2-3-1にしたことで、アドが2CBを背負うようになってフィニッシュでの場面で負担が大きくのしかかったというのが負の側面なんだけども、勝ち越しゴールだってアドがDFを引きつけていたお陰ということも忘れてはならないだろう。

福岡について言えばケレン味のないサッカーだったと言っていい。裏返せばそれ故に先制されても、裏にスペースがある分こちらも逆転出来たというところがあるわけなんだけども、やはりストーク・シティみたいに10人で守るというところまでは難しいのかな・・・そういうドン引きというのが許されないのが福岡の土壌なのかもしれないけども(ソフトバンクにしても、打ち勝つ野球というのを今までやってきたように)。多分、口には出していないけども、福岡は目先の残留とかいうよりは、長い時間を掛けてでも福岡の攻撃的なスタイルというのを構築しようと考えているんじゃあないかというように思える。別にこれは残留を諦めてるとかいう意味ではないんだけども・・・あ、英也のゴールはナイスゴールでした。