大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

トルシエさーん、帰国しなければいけない私用ってなんですかあ?

2011-05-01 22:15:31 | 中国サッカー
中超は5節を消化したけども、4節は延期になった深センレッドダイヤモンズは、結局今回も負けて開幕からダントツの最下位。で、なんとトルシエ監督が「私用」を処理する為に一旦フランスに帰国したというんだけども、中国メディアの皆さんの手にかかると色々な憶測を読んでオモロイことになってますなw

単に成績不振で解任するならば、そんなまどろっこしいことせずに三下り半を突きつけてやればいいとは思うんだし、後任監督のめどが立たないのならば、しばらく身内で代行を立てておけばいいんだけども、わざわざフランスに帰ったということになると、深センのクラブ事情だけでなく、トルシエ個人の事情というのも絡んで来ているんだろうな、と勘ぐったりもするけども。

ただまあ、本当にフランスに戻っているんなら、田村修一氏あたりが彼と接触してもおかしくはないんだけども・・・それは彼個人が名を連ねているかもしれないサイドビジネスに関するものなのだろうか(あ、これはあくまでも憶測でしかないんだけども)?この人の収入源というのが、今の監督業の他に、名前は残しているFC琉球の総監督としてのアドバイザー給料(まあ、これは大した額ではないだろうけども)に、日本代表関連の評論の仕事、そして多くの元アスリートらがやっているように(日本で言えば特に野球選手がやっている)、どこかの会社の役員として名義を貸していることでその会社から給料貰っているというヤツで、トルシエはフランスで何かそういうものに足を突っ込んでいるのかな、と思うんだけども。

とはいえ、そうしたビジネス関係だったとしても監督業を放り出してまで帰るものではないだろうし、今回はあくまでもクラブ側からの一方的な発表でしかない。こういう時こそ田村さんがフランスで彼の近況をキャッチしてくれると真相が明らかになるんだろうけどもねw

大分の試合を見に岡山まで行ってきた

2011-05-01 07:09:17 | サッカー全般
昨日はJ2の岡山-大分戦を見に岡山のカンスタへ行った。カンスタっていうのは早い話桃スタのことだったんだけども、ここでかつて浦和との試合をガンバ主催でやっていたのが今では信じられないけども・・・スタジアムの雰囲気はなかなかよかった。スタジアム外にあるファジフーズのグルメは充実していた。まあ、ホルモン焼きうどんはもう少しピリ辛の方がビールに合っていたんだが(何贅沢ぬかしとんねん)、焼き鳥のタレ味は美味しく頂きました。

岡山のチームとしての方向性はJ2版広島といったところだろうか?ストヤノフが入ったことでやろうとしているサッカーは正に3-6-1の広島型だし、スタンドの応援にしても広島のチャントを一部取り入れたりしているのを見るとそうした意図を感じるのだが。それが定着すれば、今後広島との人的交流というのも望めるようになるわけだけども。ちなみに、ガンバから岡山行った選手はというと、ファジサポさんに聞いたところ、植田は身体能力は高くてもポカが多くてCBどころかSBでもボランチでも使えない状態で、辛うじてネクスト行きは免れているらしく、三木に至ってはJFLよりも下のネクストに行った状態らしいが・・・

試合は大分サポの知人らと一緒に大分の応援席の側から見ていたけども、0-0ながらなかなか見ごたえはあった試合だった。開始早々、大分はサイドから仕掛けてチャンスを作ろうとするものの、途中から岡山に対応されて、つなぎもままならなくなると、岡山が今度はペースを握り、左から右へ対角線のサイドチェンジを織り交ぜ(これも広島のサッカーでは見慣れた光景だ)、大分の左SB安川のところを再三脅かすもののフィニッシュがままならない。すると、今度は大分がつなぐのを諦めて縦ポンに活路を見出そうとする。まあ、デカと前俊の2トップだと必然的にそうなるんよね・・・パスサッカーやろうにも前で当てるターゲットが居ないわ、中盤では岡山のプレスに狙われるわ、となると後はロングボールを裏に蹴り出すしかないということなんだけども、これが結局岡山の選手たちに長い距離を走らせることとなって、最後岡山から足がつる選手が続出した。

まあ、ター坊自体こういうサッカーにするというのは不本意なんだろうけども、相手に応じて戦い方を変えたという臨機応変さは評価しよう。GKの清水のフィードなんか見ていると、周作もそうだったけども、大分ってフィードの上手いGKを輩出しているのには感心するんだけども、その清水のフィードがカウンターの起点にはなっていたんよね。

ただ、最後刀根アウト池田インという意図はなんだったのだろう?現地で交代場面を目撃した当初は、DFラインを一枚削って3バックにして、安川を一列上げ、更にジョンハンを玉突きで一列上げて3-4-3にしようとする意図があったんじゃないかと思ったんだが、見た限りそんなに大きな変化が現れなかった。とすると、刀根のコンディションの問題なのか、それとも岡山の左サイドの攻撃に対するテコ入れだったのか・・・リスクを冒して勝ちに行くぞ、というメッセージがそこでもっと現れていれば良かったんだけどもね・・・結局はお互い決め手を欠いてのスコアレスドローで試合終了。

とはいえ、試合後挨拶に来た大分のゴル裏からは拍手が出て、「気持ちが見えていた」という声が出ていたように、よく戦っていたとは思う。前節と比較した場合で言うと、裏にスペースがあるかないかというのが大きな違いだったように思える。つまり、ホームで戦う時に引いて来る相手に対してどう戦うか、というのが課題なんだが、これはどんなチームでも難しい問題だ。J1時代からは前に出てくる相手に対しては割と戦い方がハマっていたわけで、ガンバとの最後の5年間の対戦が外弁慶だったのがその最たるものではあったんだけどもね。それでも、大分は去年よりはまだサッカーになっている、というのが一つの希望だろう。あ、ファンボさんFCソウルの監督も辞めたんだっけ?この人はトップチームの監督には不向きだけども、ユースにおいては育成に定評があったらしいが・・・まあ、この人の話題はこの辺までにしておこうw