大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

九州遠征一日目~鳥栖スタジアムに行ってきた

2010-06-13 07:06:00 | サッカー全般
鳥栖スタへ行くのは今回初めてだったけども、なかなかいいスタジアムですね。年代別の代表戦ぐらいなら一度こういうところで試合してもいいんじゃないかと思えるくらいですが。

スタンドとピッチの距離が近くて見やすい。スタグルメで一番いいのがアウェイゴル裏にある焼酎と地鶏というのもよう判らんがw アイスクリームもそこにあるそうです・・・ 当日券はEdyで購入出来るのは万博にはないw トイレも比較的清潔なところで、何よりも駅から近いというアクセスもいい。そして、試合前にメインスタンド近くまでまでクラブのエライさんらが一礼しにやってくる。鳥栖が博多から熊本・佐賀・長崎へと枝分かれしていく分岐点でもあるんですな。

試合はというと、W杯のIMFダービーよりは盛り上がりましたよw まあ、この試合は夜中洲のスポーツバー「ラカンチャ」で見ていたんですが、韓国が良かったというよりはギリシャが弱すぎだったというような内容でしたけども。

話を戻すと鳥栖も栃木も互いに同じシステムで、鳥栖は攻撃時にやや3トップ気味には変化するけども基本は4-4-2で、各自がピッチで均等に配分されてサイドへ広く展開するというオーソドックスな戦術でミラーマッチの様相を呈していた。ただ、それゆえに個の能力の問題がモロに出てしまうわけで、ミスしても誰も助けてくれないやり方だと、ミスが命取りになる。栃木の1,2失点目なんか明らかにDFの対応に問題があったんだけども、正にその典型だったと言える。ヒロシにしても育夫チャンにしても、目指すサッカーの志向は似通っているんだけども、逆に言えば選手が付いて行けるには時間がかかるやり方でもあるし、世界的に流通しているオーソドックスな戦術故に相手にも読まれ易い側面があるのは確かではある。でもまあ、二人とも今年選手が結構入れ替わっている中ではまだよくやっている方ですね。

だからまあ、苦しい中でもやり方は変えない、というのがある意味両チームの監督からある種の矜持というのを感じるわけ。実際栃木なんか見ると、ロボとかいう選手がサイドへ流れたり、強烈なミドル打ったりするところを見ると、どこか中東に行ってしまったあの人を思い起こさせるんだけども、確かに神戸時代からこういうタイプの選手を好んで使っていたなと思いますね。ただ、ミスが出てしまったことをヒロシがあげつらっているのはねえ・・・システム的なかみ合わせで同じでやってるサッカーがあまり変わらないなら、ミスが勝敗を直結するということならば、そのやり方自体を・・・変えようとはしないだろうなあ。

鳥栖に付いて言えば、金民友が目玉商品だったらしいが、彼は典型的な左で、ロッベン(いやここまでスゴくはないがw)と同様右足があんまり使えないのかなあ・・・一応年代別の韓国代表に選ばれているわけだから、この試合では調子悪かったということですね。