大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

明日のサポミなんだが・・・

2010-06-04 06:51:59 | ガンバ大阪
株主総会みたいなもんで、クラブとしても荒れることなく無事済んでくれたらOKというものでしかない。質問を事前に受け付けていたというのは、その中から、最大公約数的なものを取捨選択して、無難な答えをするためのものでしかない。となると、今までのは、行ったことがないんでよう判らんが、当日その場での質疑応答はなしということなのだろうか?まあ、他チームのサポカンだのサポミなんかでは事情が少しでも判っていればこんなトンチンカンな質問しないだろう、という質問が出たり、マトモな質問であったとしても、フロント側の回答が思わぬ波紋を呼んだりというケースが過去にあったらしいからね。

大方、社長からスタジアム建設の進捗状況とか、把握しているチームの現状とかいったものへの報告というのがサポミの大方の構成となるのだろうが、ここで考えないと行けないのは、彼が話しをする相手があくまでもガンバサポーターであるということ。嘘をつくとまでは行かないんだけども、見方によっては良い解釈にも取れる、というような内容のことを放すのだろうと思う。それは丁度この間イングランド戦でのオシム氏のJ's goalなんかに良く似ているわけであるんだけども・・・俺ってどうして物事を斜めからしか見れないんだろw

そういう風に感じたのは、この間のガンバTVの社長のインタビューを聞いた時だった。今の若手が伸びてくれば2年後に黄金時代が来る、という彼の言葉は確かに頼もしく感じるんだし、実際に若手が育ってくれればその可能性はなくはない。けれどもその一方で主力の衰えは・・・というツッコミはやめておこう。

基本的にガンバTVというメディアでサポーター向けに発している言葉なのであるから。ただ、そういう点を差し引いても社長が公でしゃべっていることが強ち間違っているかといえばそうとも言い切れないだろう。基本的にプロスポーツは夢を売る商売であって、チーム作りやクラブの運営などの舞台裏での苦労とかいうものを応援する人にはなるべく感じさせないようにするのがいいんじゃないかと個人的には思ったりもするからですがね。

それより気になったのは、社長はクラブのスタッフを全員プロとして信頼するという風に発言されたこと。多分、これが今の社長のスタンスであるんだけども、いい意味でも悪い意味でもガンバに影響及ぼしているんじゃないかという気はする。例えば傍から見ていて編成と現場の乖離というのは明らかに見て取れるんだし、社長だって、これはおかしいぞ、という感覚は持っているんじゃないかということは前にも書いたけども、実際そこにメスを入れるのをためらっているようにも思える。

それは結局自分がプロサッカークラブの社長に赴任して2年ぐらいしか経っていないという現状で何がいいのか悪いのかという判断が付かないからじゃないかというのもあるし、あとは手を付けたくてもなかなか付けられない、精神的な障壁というのがあるんじゃないかと思うんだけども。それはJBLのレラカムイ北海道の水澤社長なんかもブログでは書いておられたわけです。

(引用開始)
まず、スポーツはなかなか表面化しない部分でしきたり?みたいなものがある。
やってみるまでわからなかった、独特な世界。
それは、きっとバスケットボール・・・に限らず、
なんだろうと思うんですけどね。

だから、今でも感じて違和感がありますが、
所詮、私のような外者、よそ者、にとっては、
心の参入障壁、実務上の参入障壁が非常に高いんです。
正直、1年目は、とにかくここに葛藤がありました。
時間も割かれました。

当然、内部の細かいところになんて目が行き届くこともなく、
正直、社員に任せっぱなしにするしかなかった、という感じです。
(引用終り)

恐らく、金森社長も似たようなことを経験されているんだろうとは思うし、いろんな葛藤が今まであったとは思う。それでも今の社長のスタンスにおいて、スタッフにとっていいところがあるとすれば、上からの口出しがなく、きちんと報告を上げていれば思いっきりやりたいことが出来るということかもしれない。だからまあ、なまじっか現場というのを知ってしまって事細かく口出してかき回されることがないだけマシなんですが。

だからこそ結果を出したいですよねえ、と誰かさんには言っておきますw

ということで、サポにとって明日に意味を見出すとすれば、久しぶりに皆で顔を合わせるということぐらいですな。