大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

橄欖球世界杯 日本 12-12 加拿大

2007-09-26 03:43:05 | Weblog
予選落ちが決まった中で、最後の最後にカナダと対戦して引き分け。ウェールズ相手に一時リードを奪ったこともある相手に価値ある引き分けとなった。

試合を振り返ってみると、ターニングポイントとなった場面は幾つかある。カナダに後半トライを許した場面でもウイングにキックパスを簡単に通させてしまって逆サイドをケアしていなかったところをやられてしまった。これを許していなければ最後勝てたかもしれない。しかし、ロスタイムでフィジー戦と殆ど同じようなシチュエーションで攻め込んで、最後トライ。時計の上では80分を過ぎていたけども、レフェリーがノーサイドの笛を吹かずに続けさせてくれたし、カナダのタッチキックもダイレクトタッチが多かったのにも助けられた。トライを決めた場面でも、カナダゴール前でFWで押し込もうとしたが取れず、最後外側へ廻してのトライで、これはコンバージョンは入るかな、と心配だった。仮に最後の大西のキックが入らなかったらゴール正面近くでトライが奪えなかったのが響いたな、と考えながらキックの行く末を見守っていたら、

大西がやってくれました。

試合のスタッツを見る限りカナダが56%のポゼッションを支配し、タックルの数を比べても110対80とジャパンの方が多い。このことから示すように防戦一方の内容であった。ただ、だからこそ試合上のスコアはポゼッションで上回っていても勝てなかったフィジー戦よりも意義があったのではないだろうか。

注目は、今後のJKの去就の行方だろう。大事なのはワールドカップで健闘しただけでなく、その後もこのパフォーマンスを続けていくことである。99年と03年のW杯の後における遠征での大敗でジャパンの強化プランが狂ってしまった失敗を繰り返してはならない。その意味では2年契約を結んでいるJKの続投によって今の強化路線を継続していくのが大事ではないだろうか。