大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第26輪 大阪鋼巴 1-1 磐田喜(朱比洛)

2007-09-24 10:58:21 | ガンバ大阪
前回の名古屋戦に続いて、歌万仲間らと共に車で繰り出してのアウェー参戦。お昼は磐田市内にある沖之寿司で美味しく頂きました。我々が行けるのは年に1回だけですが、当ブログを御覧になられたジュビサポの皆さんには是非とも御贔屓にしてあげて下さい。

さて、試合の方であるけども、多くの人が指摘していたように審判が目立っていた試合だったと言えるだろう。こちらから言えばロスタイムにヤットが倒されていた場面にPKを取ってくれなかった不満がある。試合後に帰りの車の中でやべっちFCを見ていたらその場面が取り上げられていたけども、タイミング的にはボールには入っていない、遅れ気味のタックルが明らかにヤットの足に掛っている。けど、この試合の村上主審は、こちらのゴール裏からは見づらかったのだが、ジュビロの後半の攻撃の時にジュビロの選手が倒されてもファウルを取らずに結構流していたように見えたので、流しやすい審判なのだろうか?マルキーニョス・パラナの退場もスローインの出す相手を探していたのを遅延行為と取られてのものだった。その直後にバレーが決めたのだから、審判の判定に笑い、泣いたというような展開。まあ、今回の審判はガンバ、ジュビロ双方にとって不幸だったと言えるかもしれない。

けど、後半ロスタイムが5分もあったのはひとえにジュビロ側の時間稼ぎ戦術のお陰であることは明らかだ。川口がゴールキックに時間を掛けるのはある意味ベテランらしい老獪さであるし(水を掛けたのは悪かったけども)、頭を打った田中誠が外に出るまでメディカルスタッフと共に時間を掛けて外に出るというのもそうだ(でも、ゴールラインから出された後なんかフツーに歩いていたんだけどねw)。パラナが退場になった後に、わざわざピッチを横切ってから下がっていったのも時間稼ぎ戦術の一つと言えばそうだ。けど、こういうことをやってしまうジュビロを見ていると、これが黄金期の再興を目指すチームのやることかと、正直失望したりもした。ガンバなら1点リードしている時の時間稼ぎをする時には前線のコーナー間際でボールをキープしたり、相手に取られない形でボールを廻したりするんだけどね。まあ、今回は5分のロスタイムの間に追いつけたのだし、ロスタイムに泣いたり笑ったりすることがあったからその点良し悪しはある。

ただ、個人的には、ラグビーでやっているみたいに、負傷者の治療や選手交代・退場による空白の時間は時計を完全に止めるやり方をサッカーでも導入した方がいいとは思う。そのやり方だと、45分が過ぎた後にプレーが泊まった時点で前後半が終了するわけで、露骨な時間稼ぎがなくせられるんじゃないだろうか?

ガンバの出来についてであるが、前節に比べたら幾分内容は改善されたとは思う。しかし、後半サイドを磐田が完全に捨てて中を固めている状態でクロスを放り込んでも跳ね返される始末。もう少しドリブルで仕掛けるなり、ミドルを打つなりの工夫が欲しいところではあった。播戸が下がってからバレーにマークが余計集中することになって本人はしんどかったと思うし、苦しい態勢からのシュートが続いたけども最後には結果を出してくれた。播戸が下がる形で彼一人が前線で張るような布陣って正直やりたくはなかったのだろうけども、逆に言えばそうせざるを得ないほど、播戸が悪かったというわけで、ただ代わりに入った寺田や倉田は良かったしその分後半ペースを握ることはできた。まあ、前がかりになった分逆にカウンターであわや失点という場面はあったのだが、それ分捨て身の攻撃が実を結んだわけだから、これを次に繋げて行きたい。

最後にヤマハスタジアムについて。アウェーのゴル裏は狭いけどもピッチとの距離は今までいったJのスタジアムの中で一番近い、という点が新鮮だった(実はホーム側こそ狭くなっている、とウィキには書いてあるが本当だろうか?アウェーゴル裏からホームのゴル裏まで通り抜けが出来て犬塚と成岡のサイン会があると聞いていたから確かめておけばよかった)。ホームのサポは、ゴール裏だけでなく、バクスタのゴル裏寄りの位置でもサポが応援している点は、正に「歌え万博」が目指している理想形ではあった。このスタジアムのキャパシティで1万5千入るのなら、来年も去年のようなエコパではなくヤマハでやれるんじゃないだろうか?というか、こちらからすればヤマハで十分だとも言える。